投稿者「soshin」のアーカイブ

【PTA活動】お別れ会

3月3日、穏やかな春の日に、PTAキリスト教教育研究会(以後キリ研)によります、三月例会·高三保護者の皆さまとの「お別れ会」が開催されました。

 

開会の前にキリ研委員長、副委員長にお話を伺いました。「キリ研では昨年末からこの日のために準備を進めてきました。保護者の皆さまは捜真での6年間で、横だけでなく縦の繋がりも、部活動やPTA活動を通じて育まれてきたかと思います。ですので、お世話になった高三保護者の皆さまの卒業は寂しくもあるのですが、感謝とお祝いの気持ちを伝えたい。また、これからも縦の繋がりを大切にしていけるよう、いろいろな学年の保護者の皆さまの交流の場にしてもらいたい。」とのことでした。

中島学院長、横山理事長からは「親の子どもへの愛」のお話がありました。中島学院長が「私たちは聖書の言葉に励まされて、大きな波を乗り越えていきます。いつか残していかなければならない子どもが、どうやって生きて行くのか。神様が私たちの愛する子どもを守ってくださると感じられれば、私たちは安堵できる。」とお話ししてくださったことは、特に心に深く感じました。横山理事長がご紹介くださいました『ナゲキバト』という本は近いうちに必ず読んでみようと思います。

みんなで斉唱した校歌や讃美歌は千葉ホールに響き、高三保護者の皆さまからは卒業に際してのお気持ちや捜真でのエピソードをたくさんお聞きしました。会の終了後、「今日は捜真女学校での生活を振り返り様々なことを思い出しました。このような会を開いてくださったことに感謝いたします。」、「中島学院長、中山校長から直接手渡しで記念品をいただいた瞬間は、思いがぐっと胸に込み上げてきました。」との感想をいただきました。皆さまから感じる共通のイメージは『あたたかい捜真』でした。

卒業生保護者は、「ベタニア会」という卒業生保護者の会に入会することで、キリ研の聖書研究会や、ベタニア会のクリスマス祝会に参加できるとのことです。卒業後も捜真を訪れて、先生方の愛あふれるお話をお聞きできるのはとても素敵なことだと思いました。

キリ研の行事はとても敷居の高いところというイメージがあり、PTAから案内をいただいてもなかなか参加する勇気が出なかったのですが、クラス委員をした今年度は数回行事に参加して、そのイメージはすっかり変わりました。先生方のトークに感動し、時にクスッと笑い、日々の生活の支えになるお話を伺えます。お祈りの言葉を聞いていると不思議なほど敬虔な気持ちになります。子どもたちは毎日、この礼拝を守り、優しく逞しく成長していくのですね。

(広報委員 中3)

〈コリントの信徒への手紙ニ 4章8節〜9節〉
わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てず、打ち倒されても滅ぼされない。

捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGs」

こんにちは!
捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGsチーム」です。

今回のテーマは3番と4番です。

世界中の人が「教育を受け、健康に暮らすことができる」
そんなあたり前の世界になるよう、一人ひとりが関心を持ってみましょう。

3 すべての人に健康と福祉を

通勤と通学何使う?

あなたは通学の時や出かける時、移動手段として何を利用していますか?

春休みに入り遊んだりする時、できるだけ徒歩や自転車を使うことを心がけてみましょう!

健康維持につながり排気ガスも減らせます。

例えば、近所での買い物に車を使わないだけで、約250gのCO2排出を減らすことができます。

250gのCO2はエアコンを1時間ほど使用したのと同じくらいになります。

 

4 質の高い教育をみんなに

約7億5000万人
   ↓
何の人数が分かりますか??

これは世界で文字の読み書きができない人の数です。

世界全体で考えると少なく感じるかもしれませんが、これは日本の人口の約6倍にあたるのです。

【原因】
戦争や貧困により教育環境が整っていないこと

【私たちにできること】
教育支援活動をする団体へ募金
本やインターネットで世界の教育の現状を知り、興味を持つ

【PTA活動】広報委員会 捜真画廊 第三回

捜真の校内にある絵画をご紹介する捜真画廊。今回が最終回です。

第三回

―ここまで捜真の校舎内にある美術品について興味深いお話をたくさんうかがえましたが、生徒や保護者の皆様にメッセージがありましたらお願いいたします。

横山理事長:小倉先生のお話でもう1つ、小倉先生は現在の本館校舎の外壁タイルの色についても助言されています。小倉先生は当時、「薄い藤色、目をつぶると白く見えるような色で。」と仰いまして、何回も塗り直しをしてやっと表現できた色です。また美術作品については、通りすがりではなく、ぜひじっくりご覧いただけたらと思います。保護者の皆様だけでなく生徒にも、改めてじっくり見てもらいたいと思っています。中央階段の1階から2階に上がる階段の所に、《ひとりを》という絵がありますが、前学院長の飯島節子先生が非常にお好きでした。その当時の生徒も、とても好きだったことを記憶しています。

 

小田切先生:公共の場所に飾っているものは、だんだん誰も観なくなる、あることが当たり前になっていくと思いますが、そうなるとその作品の存在が認められたということになります。捜真の生徒にとっても、校舎内の美術品が景色の一部になっているというのが一番良いことだと思いますね。

中島学院長:皆様もぜひ、作品の中で好きな1点を見つけてください。もちろん2点、3点あってもよろしいと思います。生徒は、たまに絵の場所を入れ替えると気づきますよ、「先生、この絵は前からここにありましたっけ?」と。そこで絵の説明などしながら生徒と会話をします。皆が芸術家になるわけではありませんが、こうした美術品と共に過ごすのは豊かな時間であり、そこに文化の香りが漂っているなあと思うのです。

―貴重なお話をありがとうございました。

インタビュー終了後、先生方にお話をうかがいながら校内のいくつかの作品を巡りました。その中で印象に残ったのは、昇降口の壁にある《成長》(森田綏子先生作)というレリーフです。

壁面いっぱいに、6羽の鳥と、麦の穂の束があしらわれています。中島学院長が「この6羽の鳥は、中1から高三までの6学年をあらわしているそうですよ。」と教えてくださいました。そう聞いて改めてよく見てみると2羽、3羽、1羽と分かれながらも鳥たちはみな、同じ方向に飛んでいます。その鳥たちの姿は、捜真で同じ時代を共に過ごす6学年それぞれの姿であり、鳥たちが向かう先にある、たわわに実る麦の穂の束は、きっと、将来の娘たちの姿なのかもしれないと想像し、胸が熱くなりました。一番後方から、見守るように飛んでいる1羽の鳥は頼もしくも見え、3月に捜真を卒業される高三の先輩方のようにも感じました。皆さんはどのように想像されるでしょうか。

今回のインタビューでは「捜真画廊」と題するにふさわしい、多岐にわたる貴重なお話を先生方からうかがうことができました。また取材を通して、作品のほとんどが「捜真生の豊かなこころの成長のために」と、卒業生やその作者の先生方から寄贈されているということにも、保護者として深い感謝の念が込み上げております。大変お忙しい中、このような貴重なお時間を賜りました横山理事長、中島学院長、小田切先生、本当にありがとうございました。今回うかがったお話はなるべくそのままを皆様にお伝えしたいと思いましたので、三回にわたる記事とさせていただきました。この記事をきっかけに、次回学校行事で来校された際にはぜひ立ち止まってじっくりと、作品をご覧いただけましたら幸いです。

(※保護者の皆様がご来校の際は、各行事で定められたエリアのみご通行下さいますよう、ご協力をお願い申し上げます。)

(広報委員 中1·中3)

 

【PTA活動】聖書研究会

雪交じりの寒い中、今年度最後の聖書研究会が開催されました。

始まる前に大きなパネルが運ばれました。
白黒の写真を卒業生のお父様がAIで解析して頂いたものを、カラーパネルにしたものです。
今の技術ってすごいですね。学校で見かけたら、ぜひよくご覧になってください。

はじめに讃美歌第二編26番「ちいさなかごに」を歌いました。とてもきれいなメロディーで子どもたちも大好きな讃美歌の一曲だそうです。
今回は、聖書マタイによる福音書15章18節·ヤコブの手紙3章5~10節でした。
カンヴァース先生がよく
「アーナタノソノクチ、グッドニュース(福音)ノタメ、ワルグチモッタイナイ」
とおっしゃっていたそうです。その言葉を聞いていた、当時、生徒だった日野先生(初代学院長)が伝えていきたいとお考えになり、今でも捜真生に受け継がれています。
中島学院長のお話の中で「一度口から出た言葉は戻らない」や「本人の前で言えないことは言ってはいけない(中山校長の言葉の引用)」が私の心にとても響きました。今までの自分を振り返るよい機会となり、言葉の大切さを改めて実感することができました。

聖書研究会と聞くと硬いイメージがあるかもしれませんが、学院長が学年ごとに子どもたちの学校での様子をお話しくださるとても心温まる会です。学院長とお近づきになるよい機会でもありますので、是非一度足を運んでみてください。
(広報委員 高三)

<マタイによる福音書15章18節>
しかし、口から出て来るものは、心から出て来るので、これこそ人を汚す。

<ヤコブの手紙3章5~10節>
同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制御されてきました。しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たちに、このようなことがあってはなりません。

 

春の学校見学会を実施いたします—3月27日(月)

3月27日(月)に学校見学会を開催いたします。

日常生活を過ごすホームルーム教室はもちろん、カフェテリア、自習室、チャペル、図書館などをご見学いただけます。
(通常の説明会とは異なり、主に施設·教育環境をご覧いただくことを目的とした会となります。予めご了承ください。)

所要時間は30分~1時間程度、もちろんご質問等も承ります。ご予約の上どうぞご参加ください。
ご予約はこちらより

〈春の学校見学会〉
日時:3月27日(月)10:00~12:00
10:00~10:30/10:30~11:00/11:00~11:30 のそれぞれ3部に分けてお申し込みを承ります。
下記お申し込み例をご参照の上お申し込みください。

例)10:00~10:30の部にお申し込みの場合=10:00~10:30の間にご来校·ご入場いただきます。所要時間は30分~1時間程度を想定しておりますが、いずれの回にお申し込みの場合にも終了時刻(12:00)までのご見学が可能です。

 

ご見学ルート(予定)
●ホームルーム教室
●カフェテリア
●自習室
●図書館
●チャペル
●体育館
●プール

(クリックで画像が拡大されます)

 


(クリックで画像が拡大されます)

【PTA活動】広報委員会 捜真画廊 第二回

捜真の校内にある絵画をご紹介する捜真画廊。今日はその第二回です。

第二回

―校内にこれほどの作品を置くようになったきっかけは?
横山理事長:初代学院長の日野綾子先生が、「芸術に関わるものは贅沢品なので、とても学校のお金では買うことはできないが、卒業生からの寄贈等で情操教育のために校内に集めたい。」ということをずっと仰っていたと聞いています。また捜真は戦前に英語科と技芸科があり、現在も中1から高三まですべての学年で音楽が必修となっているように、伝統的にキリスト教に深くかかわる音楽や美術に重きを置いています。捜真の音楽科教員でいらした鈴木寛一先生は日本を代表するテノール歌手ですが、のちに東京藝術大学名誉教授になられていますし、小倉先生、森田先生、小田切先生といった芸術家の方々がいる土壌が捜真にはずっとあるため、作品を学校の中に置き生徒に触れてもらいたいという思いも伝統的に引き継がれてきました。

中島学院長:私が鈴木寛一先生に音楽を習っていたという話を(捜真以外の)友人にして、驚かれたことがあります。「芸大だったの?」って。もちろん違います。小田切先生が院展に入選されたら院展を見に行きますしね。私たちにとっては当たり前の環境ですが、他の学校の先生にお話しすると驚かれます。現在も小田切先生には課外美術で教えていただいています。捜真では何年かに1回、文楽(人形浄瑠璃を受け継いだ日本の伝統的な人形劇で日本の三大古典芸の1つ)を校内で演じていただきますが、そのような学校も珍しいのではないかと思います。

―小倉遊亀先生と言えば、《百寿の書》が石碑となって東大寺に置かれていると伺いました。そのことについて教えてください。
横山理事長:この歌が詠まれた場所の近くに石碑を建てたいと思われた方が、小倉先生のこの書をご覧になられ、「ぜひこの字で石碑を建てたい」と採用されたそうです。小倉先生は関西のご出身ですので、以前生徒と一緒に修学旅行で薬師寺に訪れた際、売店に小倉先生の絵葉書が売っていて生徒が大感激していました。

小田切先生:小倉先生は常に「無欲の絵を描きなさい」と仰っていました。先生の絵は無意識の面白さがいっぱいあります。間がきちんとあります。絵は思いを入れて全部描けばいいのではなく、見ている人が参加できるような絵がいいと思います。日本画は余計なものは取り払って、空間に観ている側の想像力を加えて絵が完成するものです。そのような事を小倉先生から学びました。

次回、最終回につづきます。

(広報委員 中1·中3)

弦楽部 演奏動画【第29回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ】

弦楽部が12月に参加した、第29回全国高等学校選抜オーケストラフェスタの動画が公開されました。
今回、捜真の弦楽部は9月の文化祭でも演奏したモーツァルト作曲の「アイネ·クライネ·ナハトムジーク」から第1·2·4楽章を演奏しました。15名という他校に比べると少ない人数での演奏でしたが、音響の良いホールでの本番だったということもあり、9月の文化祭からもう1段階レベルアップした演奏になったのではないかと思います。

弦楽部は、現在3月に行う定期演奏会に向けて練習に励んでいます。またそのあと、中学部入学式の日には、正面玄関入ってすぐのメモリアルホールでの演奏で、新入生とご家族の方をお迎えしたいと思います。

演奏動画はこちらからご覧ください

【PTA活動】広報委員会 捜真画廊 第一回

捜真の校舎内には、絵画·彫刻作品があちらこちらに飾られています。来校した際、目的地にたどり着くまでに気づかれる方も多いことでしょう。実は、その絵画や彫刻作品のほとんどが捜真で実際に生徒に美術の指導をされていた先生方の作品であること、またその先生方は日本を代表する日本画家、院展に何度も入賞されるような画家であることをご存じでしょうか。捜真の生徒たちは、日常的に、このような素晴らしい芸術家の思いや息吹を感じられる芸術作品に囲まれ、学んでいるのです。

今回は、この捜真にある数々の美術品について生徒の皆様はもちろん、ぜひ保護者の皆様にも知っていただきたいという思いから、「捜真画廊」と題して横山茂理事長、中島昭子学院長、小田切恵子先生(日本画家·課外美術講師、旧美術教員)のお三方より、お話を伺う機会をいただきました。その様子を、3回に分けてお伝えします。

第一回 

―先生方のお好きな作品とその理由を教えてください。また捜真の歴史にゆかりのある作品がありましたら教えてください。

横山理事長:会議室に飾られている《風景》です。これは当時(戦前)の校舎がわかる貴重な絵であります。捜真の校舎があまりにも珍しく綺麗なため、それを描くためにわざわざ引っ越して来られた方もいらしたと聞いています。同窓会で以前に作られた絵葉書にも、もしかしたらその方が描かれたのではないかと言われる作品が入っています。横浜大空襲の際、当時の校舎や学校の中のものは全て焼かれてしまいましたので写真類は戦後に集められたものしか存在しません。中でも旧校舎の写真は少ないので、これは捜真の歴史を感じる事が出来る貴重な絵です。

―小田切先生はいかがでしょうか。
小田切先生:森田曠平先生(日本画家·旧美術教員)の3枚の絵《御嶽朝暉》、《千葉勇先生》、《ひと花ごころ》です。私は森田先生の紹介で捜真に来ましたので、先生の作品を見ると励まされ、頑張らなきゃなという気持ちになります。先生の娘さんの祐子さん、綏子さんの彫刻や絵画も好きです。学校内にここまで色々な作品が色々並んでいる学校は他に見たことがありません。生徒たちにとっては通りすがりにあるということです。でも、そういうものに囲まれているという事は、無意識のうちに心が豊かになります。

―わざわざ美術館に行かずとも、校内で実際に見られるということはすごいですね。
小田切先生:授業では校内美術巡りを考案しました。そこで森田先生の《御嶽朝暉》の山の絵をみた生徒から「この絵はなんだかぶつぶつしている、面白い。」という感想が出たことがありました。実はこの絵は岩山を表現するために、岩絵の具(鉱物を使った絵の具)で描かれていたので、生徒が実物を見て「絵は平らではない」ということと、絵の具に含まれる鉱物の輝きや凹凸に気づいたのです。画集や映像で見ると色しか分からないですが、本物を見るとこのような発見がある。本物を見て、触って、感じて、においを感じたりすることを美術の授業では大切にしてきました。

―中島学院長はいかがですか。
中島学院長:素敵な作品はたくさんありますが、わたしのお気に入りの作品は、小田切先生の《聖夜》です。事務所の横に飾っています。クリスマスはアジアで起きた出来事なので、ヨーロッパで描かれている素敵な油絵もたくさんあるけれど、これを日本画で描いたら素敵だろうなとずっと思っていましたので、小田桐先生にお願いし描いていただきました。よく見ると色々な生き物が描かれていますが一番小さな生き物は何だかわかりますか?(※こちらは実際に絵をご覧になり、探してみてくださいね!)生徒にも聞いてみたことがあります、一生懸命に探して見つけていましたよ。

―歴史的に学校と関係のある作品はありますか?
中島学院長:2つあります。1つは牧野伸英先生(日本画家·前捜真小美術教員)の《藤棚》です。捜真の校内にあるもので、いま130年以上の歴史があるものは実は藤棚だけなのです。この藤棚は学院発祥の地、山手から運びました。同じ牧野先生の作品《百年桜》もそうですが、どうしても学校の歴史を記憶に留めるために藤棚の絵は欲しいと思いました。もう1つは、小倉遊亀先生(日本画家·文化勲章受章者·旧教員)デザインの《捜真女学校の校旗》です。入学式や卒業式でチャペル壇上に飾られるのですが、戦前から同じデザインのものがありましたが、戦争で燃えてしまいましたので現在の校旗は、戦後小倉先生にお願いして再度作成したものです。歌舞伎座の緞帳などを作っている京都の川島織物製です。これは普段応接室内にありますが、本当はもっと皆さんに見て頂きたいものです。中高時代までは、教科の勉強だけでなく、音楽や美術に関心を持つことで心が豊かに成長すると思います。そのためにパイプオルガンもあるし美術作品もある、都会の中にありながら校内には自然豊かな庭に花が咲いているというこの環境にいられることは、情操教育のために良いのかなと思います。

次回、第二回につづきます。

(広報委員 中1·中3)

高校三年生からのメッセージ【高三チャペルウィーク】

捜真では今週、高校三年生が全校礼拝を担当する「高三チャペルウィーク」を迎えています。
卒業を間近に控えた高校三年生が、これまでの捜真生活を通じて感じたことや得たことなどを後輩に伝えてくれる大切な場です。

これまでの自分の変化。あるいは悩み苦しんだ経験。そしてそれを支えてくれた周りの愛について。聞く側の捜真生もいつも以上に真剣な眼差しで壇上を見つめています。

実際に語られている内容を“捜真女学校 キリスト教活動Facebook”(https://www.facebook.com/sjg.christian.education)にてご紹介しています。ぜひご覧ください。(ログインなしでご覧いただけます。)

卒業生をお迎えしてー朗読家 青谷優子さんー

2月13日、高二LHRに朗読家の青谷優子さんをお迎えしました。

捜真の卒業生でもある青谷優子さんは上智大学卒業後、NHKに入局され、NHK WORLDのメインアンカーを20年間務め、現在は早稲田大学·神戸学院大学で教鞭をとっておいでです。

今回は、今に至るまでの人生の軌跡、行動することの重要性そして、主著『英語で楽しむ日本文学』の中から『源氏物語』の「若紫」の一節を英語で朗読して頂きました。

高校二年生は3学期の古典の時間に「若紫」の場面を読みました。
また、同じく卒業生の角田光代さんの現代語訳にも触れました。

今回、奇しくも、角田光代さん、青谷優子さんという2人の卒業生のバトンを『源氏物語』を通じて、豊かな言葉のうねりの一時を過ごすことができました。

(10月に行われた角田光代さんのご講演の様子もこちらからご覧いただけます)

自学自習スペース紹介ー【自習室通信】

捜真の7号館2F、ブラウン·メモリアルセンターには捜真生専用の自習室が備えられています。

自習室にはチューターが常駐し、分からないところは質問することが可能です。
部活動終了後もブラウン·メモリアルセンターは開設しているため、考査前はもちろん、小テスト対策や普段の予習復習に捜真生が利用しています。

ここでは全校生徒に配信されている「自習室通信」を皆様にもご紹介いたします。
自習室主催の「大学紹介座談会」の様子もご覧いただけます。ぜひご覧ください。
《自習室通信はこちらから》

 

 

 

捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGs」

こんにちは!
私達は捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGs」チームです!

今回は12番と17番を取り上げました。
ファストファッションの問題点は何か。
そもそもSDGsとは何かを考えてみてください。

12 つくる責任つかう責任

知っていますか?
皆さんの衣服でお馴染みのファッション産業は製造にかかるエネルギー使用量やライフサイクルの短さなどから、環境負荷が非常に大きい産業と指摘されており、国際的な課題となっています。
現代は大量に衣服が生産され、多くの資源が必要となっています。

そこで、近年は環境負荷を考慮したサステナブル(持続可能)ファッションへの取り組みが拡大しています。

皆さんも一緒に考えてみましょう。

17 パートナーシップで目標を達成しよう

皆さんそもそもSDGsとはなんなのか知っていますか?

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で持続可能な開発目標という意味です。

SDGsは私たち人や、動物植など、地球上全ての生き物が自然環境を守り、豊かな生活でずっと住み続けられるような社会にすることを目標としています。

現在、森の動物たちは木の多量の伐採により食べ物や生活に困っています。
私たち人間の中にも児童労働を強制され学校に行けない子どもや、安全な水が飲めない人や、十分な食料を得られない人や、戦争の最中にいる人などがいます。

また、人がゴミを海に捨てることで海の生き物も生活に困っています。

他にもまだまだ解決しなければならないこともあります。

そこで17個の目標を一人一人が心がけることがより良い社会になる第一歩だと思います。
生活に困っている人を助け、差別や暴力をなくし、みんなが教育を受けられ、発言でき、私たち人間だけでなく、全ての生き物が幸せに暮らせる世界を目指しましょう。

オーストラリア学期研修が始まりました!

オーストラリアの現地校で2ヶ月間学校生活を送り、ホームステイも体験する、オーストラリア学期研修が3年ぶりに再開されました。
トゥーウンバにあるFairholme Collegeに派遣される3人は1月21日に、シドニーにあるSantaSabina Collegeに派遣される2人は1月30日に羽田空港を出発し、その後すぐに学校生活をスタートさせています。

学期研修中は毎週、その週にあったことを英語でまとめ、Weekly Reportとして学校や日本の家族に送ることになっています。全て英語で繰り広げられる学校の授業についていくのはまだ大変なようですが、現地校の先生や友人、そしてホストファミリーの優しさに助けられながら、オーストラリアでの生活を楽しんでいる様子です。

2ヶ月という短い時間ですが、そこで大きく成長することを楽しみにしています。

写真はFairholme組の出発時の写真と、Santa Sabina組が現地の日本語の授業に参加している様子です。

3月21日キリスト教学校合同フェアに参加します

3月21日(祝·火)に青山学院中等部で開催されるキリスト教学校合同フェアに参加いたします。

キリスト教学校が一堂に会する合同説明会となります。
今年度のキリスト教学校合同フェアは事前抽選制となっております。

詳細はこちらをご覧ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

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捜真女学校紹介動画:
<キリスト教学校としての捜真 -宗教主任インタビュー‐>

※終了画面の説明会情報等は2020年当時のものです。
※画像クリックで動画が流れます。音が出ますのでご注意ください。

<捜真女学校 放送部作品『風の調べ』>

※画像クリックで動画が流れます。音が出ますのでご注意ください

2/25学校説明会のお申込み受付を終了しました

2月25日(土)に開催する学校説明会(年中·年少のお子様をおもちのご家庭対象)は、多くのお申込みをいただき、受付を終了させていただきました。

次回は、6月8日(木)に開催を予定しています。皆様のお越しをお待ちしております。

尚、5月と6月には、校長または教頭による個別相談会を予定しております。4月中旬よりお申込み受付を始めますので、こちらも皆様のお申込みをお待ちしております。

【本物体験・本物学習】中2体育”武道”を取材していただきました

捜真女学校では中2体育の授業で武道”空手”を学びます。

空手道の講師にお越しいただき学ぶ本物体験です。気合の声を上げながら中学2年生が突きの動作を学びます。

そして今年の中2の空手は公益財団法人 日本武道館より取材をしていただきました。取材の様子は日本武道館発行 月刊「武道」(https://www.nipponbudokan.or.jp/shupan/budou)に特集として掲載予定です。機会があればぜひご覧ください。

 

 

 

【重要】中学部入試の面接を中止します

捜真女学校中学部入試の面接は、コロナ感染状況に鑑み中止することにいたしました。

これから出願をなさる方で1月28日(土)の事前面接をお考えだった方も面接の出願は必要ありません。すでに出願なさった皆様には、直接メールでもお知らせいたしますのでご確認ください。

このような時期になってのお知らせとなり、ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、2月3日(金)午前の「対話学力試験」は対面での実施を予定しております。

オーストラリア学期研修が再開されます!

今年度は、3年ぶりに学期研修が再開されることになりました。高校1年生3名と高校2年生2名が、オーストラリアのシドニーにあるSanta Sabina CollegeとトゥーウンバにあるFairholme Collegeに派遣され、1月末〜3月末の約2ヶ月間、現地校での学校生活とホームステイを経験します。

捜真の海外研修が大切にしていることは、事前事後のフォローアップです。

今回の研修生たちも10月末から週に3回程度集まり、事前学習を行ってきました。ここでは日常会話の練習をしたり、オーストラリアについての基礎知識を学んだりします。また、現地校で発表するための、捜真や日本の文化を紹介する英語のプレゼンテーションも作成しました。完成したプレゼンテーションは、保護者の方やクラスメイトの前でも発表し、出発直前まで練習を重ねています。

また、12月の試験休み期間には過去の研修生の先輩にも学校に来てもらい、色々な話を聞くことが出来ました。しばらく研修が行われていなかったので、先輩といっても6·7年前に研修に参加した先輩でしたが、先輩たちも当時のことを沢山語ってくれました。年月が過ぎても様々な話をしてくれる先輩の姿を見て、この研修がいかにその先輩にとって大きな意味のあるものであるかが、研修生にも伝わったのではないかと思います。

出発は1月下旬です。
研修中は、研修生は毎週レポートを送ってくることになっています。また研修の様子が分かりましたら、お知らせしたいと思います。