中2 多磨全生園訪問

2025.12.24

Soshin Jogakko

中学2年生が、国立療養所多磨全生園でのフィールドワークに参加しました。

事前に乗り換えを確認しながら迎えた当日。電車の遅延の影響を受けながらも、全員が時間までに集合でき、安心して学習を始めることができました。

映像ホールで資料映像を視聴した後、資料館の展示を見学し、映画『あん』の背景にもあるハンセン病の歴史、療養所での生活、そして人権回復への道のりについて学びました。

特に印象深かったのは、全生園学芸員·石井さんによる解説です。
納骨堂にまつわるお話や、園内の場所それぞれに込められた思い、そこで生きてきた人々の声から、生徒たちはより深く、真剣に向き合う姿勢を見せていました。

昼食は園内の野球場をお借りし、秋空の下でピクニックのような雰囲気で過ごしました。
穏やかな時間の中で、生徒たちは「命とは何か」「生きるとは何か」を静かに見つめるひとときとなりました。

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