【PTA活動】聖書研究会
2022.6.29
Soshin Jogakko
「聖書研究会」
私は、正直なところ、この言葉の響きですでに参加するのに委縮していました。そもそも、キリスト教とは何ぞやというレベルの私に、理解できるのかと感じていたからです。しかし、実際参加してみると、その印象は180度変わりました。終わったときには「これはもっとみんなにも参加してもらいたい」と素直に思える貴重な時間をいただきました。
久々に響き渡る讃美歌は、最初は恐る恐る歌いだした感じもありましたが、長い年月を生きてきたオルガンに先導され、母親ならではの優しいハーモニーに代わった気がしました。
中島学院長のお話に引き込まれ、取材ノートに涙が落ち、メモが進まなくなってしまったこともありました。参加されていた皆様もそうだったと思います。
例えば、とかく母親が子どもに言ってしまいがちな「がんばれ」は、言われた方は辛いということ。受験生の娘を持つ立場になり、これは本当に悩ましい問題でした。「がんばってるね」という言葉に変えることを早速意識していこうと痛感しました。
【喜びの歌と共に朝を】
この今年の聖句が学校には掲げてあります。学校に行ったときは我が子の活躍などを写真におさめるだけでなく、是非これを見て立ち止まってみてください。コロナという有事をがんばってきた子どもたちはもちろん、保護者の方々にとっても心の助けとなる聖句ではないでしょうか。
家にある聖書をふと見ると、真新しかった聖書につけたカバーは、今はボロボロになり付箋やラインマーカーがたくさんありました。テストにでるからとそっけなく答えた娘ですが、神と共に、先生方、友だちと共に、捜真生の一員として巣立っていってほしいと感じました。
(広報委員 高三)