【PTA活動】捜真祭に参加

2022.10.7

Soshin Jogakko

◆三年ぶりの捜真祭◆
台風が近づき天候が危ぶまれていましたが両日とも日中は雨に降られることなく、23日にいたっては大雨予報も外れ、三年ぶりとなる捜真祭が開催されました!
withコロナでの捜真祭。先生方、共練会、文化祭実行委員の方々、PTA役員·委員の皆様が、色々な制限がある中、入念に準備をしてくださり無事開催されたことに感謝いたします。スローガンである「連魂」の言葉どおり皆が魂を重ねて一つにした捜真祭でした。
各学年の催し、部活動の発表も、それぞれ個性豊かな出展で学校全体が盛り上がっていました。

◆PTAバザー◆
バザー委員会が手作り品と皆様からの献品の販売、キリスト教教育研究委員会が飲み物販売、広報委員会が捜真グッズと校章入りお饅頭とどら焼きの販売を行いました。

バザーでは毎年人気の捜真人形、マカロンケースのソーイングセットやお弁当包みのほか、インテリアフラワーとして人気のハーバリウムが今年限定で出され注目を集めていました。ご家庭から提供された献品は、どれもお買い得価格なのでお目当ての品を購入しようと、両日ともにオープン前から列ができていました。

キリ研の皆様は、コロナ前は食べ物のお店で賑わっていたピロティで、今年はペットボトルドリンクの販売を担当。学校の自動販売機では売られていない炭酸系ドリンクもあり、お茶やお水は格安!「いかがですか〜」の呼び込みがピロティに響いて委員のみなさんの笑顔と共に癒しの空間となっていました。父親たちも部活への差入れやお土産?にたくさん購入されていましたよ。

広報委員会は、校章入りお饅頭とどら焼き、捜真グッズの販売を担当しました。お饅頭とどら焼きは、二日間とも開始早々に完売という盛況ぶりでした。来場者数が予想できず、例年より仕入数を減らしていたこともあり、並んでくださったのに購入できなかった方々には申し訳なく思っております。来年度は、より多くの方が購入してくださるよう、たくさん準備してお待ちしたいと思います!
やはり校章入り商品は人気ですね。受験生の中には「入学できますように!」との願いを込めて購入される方もいらっしゃいました。

◆父親の会◆
捜真祭と言えば父親の会の「愛の焼き鳥」。
今年は校内での食事禁止のため、残念ながら美味しい伝統の味を食することはできませんでしたが、直径180cmの「爆大リース作り」を展開され大盛況でした。
父親の会の皆様がリースの買い出しから土台作りまでしてくださり、飾り付けを生徒や受験生をはじめとする来校者の皆様が思い思いの場所に。
「1人ずつの魂入れで!」のキャッチフレーズで、4階隅の会場が大人気スポットに!
ここでもスローガンの「連魂」が実現されていました!!
完成した爆大リースはチャペルの入り口に飾られています。機会があれば、ぜひ見てみてください。
また、リアルに再現された思い入れのある焼き鳥屋台が展示されていて、生徒たちが「焼き鳥買えますか?」と訪ねて来るほどの出来栄えでした。
「愛の焼き鳥」が早く復活できるといいですね!

◆同窓会バザー◆
同窓会バザーも、例年PTAバザーと並んで人気です。
例年伝統の手作り品をはじめ、今年は、昨今人気の麻のエコバッグに上品な校章が刺繍されたジュートバックと呼ばれるエコバッグがあり、あっと言う間に完売する程の人気でした。横山理事長も購入されていて、それを見た保護者の方々がどこで売っているのかと話題になる一幕も!来年も人気商品になりそうです。そのような出来事も、同窓会バザーの歴史に華を添えることになりそうです。
長年愛されてきた同窓会の皆様が作られる作品のバザー。捜真のバザーの始まりはよく分かっていないそうですが、「創立30年校名改称25年の祝賀式が開催され、その際にバザーが行われた」と、1916(大正5)年発行の共練会文芸部発行の「しろがね」に記されているそうです。この「しろがね」も展示されていました。英和女学校から捜真女学校へ改称したのは1892(明治25)年4月1日で、共練会発足は1914(大正3)年です。こんなにも長く続いているなんて、素晴らしい伝統ですね。
卒業しても戻りたくなる場所『捜真』を体現されている皆様のお部屋は、品格あふれる笑顔、温かい眼差しやお言葉で生徒や私たち保護者も受け入れてくださり、いつまでもお話ししていたくなる心地よい空間でした。

◆捜真祭を終えて◆
今年の各模擬店の売上金はウクライナ支援のために使われるとのこと。高ニやYWCAによる沖縄返還50年目の平和学習の展示などもあり、三年ぶりの捜真祭は「今」を表現し、新しい形で行われていました。

学校生活を二年間もコロナに振り回されてきた生徒たち。それでも皆が気持ちを一つにし、前を向いて乗り越えてきたことと思います。そういう意味でも、今年捜真祭が開催されたことは準備期間も含め、生徒たちの希望となったことでしょう。無事開催ができ、本当に良かったと思いました。
来年も、その年に合った形で開催されることでしょう。今から待ち遠しくてなりません。

(広報委員 高二)

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