【PTA活動】聖書研究会 ~お別れ会~ 

2024.3.11

Soshin Primary School

2024年2月29日、捜真女学校チャペルにて、PTAキリスト教教育研究会委員会(以降キリ研委員会)主催、高三保護者の卒業をお祝いする~お別れ会~が開催されました。中島学院長、中山校長、鳥居高等学部教頭、島名中学部教頭、高三保護者、在校生保護者、そしてコーロリディアの皆さま、合わせて約80名が一堂に会し、高三保護者の皆様へ祝福と感謝の時を持ちました。

<礼拝と讃美歌 ~旅立ちへの祝福~>

お別れ会は中島学院長の礼拝と共に始まりました。「讃美歌48番」の歌声と、コーロリディア古旗様によるパイプオルガンの奏楽で、厳粛な雰囲気が広がります。聖書箇所として選ばれたのは、「エフェソの信徒への手紙2章10節」。与えられたみ言葉が、チャペルに集う私たちに希望を与えました。

「~親の願い~それは娘たちが自らの人生を歩むこと。ひとつひとつの決断に選択があり、神様のお導きがある。神様の傑作である娘たちが自分の選択に自信を持ち、自らの道を切り開いていくことの大切さを理解し、その想いを常に感じていてほしい。」
中島学院長の温かなメッセージは参加者の心に深い感動を呼び起こしました。

<コーロリディアの皆さまによる賛美 ~心の中に永遠に残る歌声~>

この日のために選ばれ、歌われたのは「このうるわしき大地に」「主はあなたを恵みて守り」「感謝します」の3曲です。代表の檜佐様からはお祝いの心温まる言葉と共に、高三保護者の想い「娘たちが新たな道を歩むことの寂しさ、成長と未来に対する喜び」を感じながら歌ってくださったとのお話がありました。チャペルに響き渡った美しい歌声は、心の中に永遠に残る思い出となりました。

<高三保護者による卒業のお言葉 ~親の願いと感謝~>

お話の中で印象に残ったエピソードを紹介します。
―在学中には様々な試練や挑戦があったが、ことさら大学受験という大きな波に直面したとき、先生方は常に子どもたちを支えてくださった。その結果、娘は困難な状況に立ち向かうための強さを身につけ、自信をもって進んでいくことができ、素晴らしい友人たちにも恵まれた。友人との関わりは、喜びや悲しみを分かち合うための大きな支えとなり、互いに励まし合い、成長の道を選択することができた。自分で選んだ道について真剣に向き合い、困難を乗り越えるたくましい力を身につけられた。-

母として娘の成長を見守り、支えてきた思い出を語られるその姿に、涙ぐむ参加者の姿もみられました。高三保護者3名からのお言葉は、深い愛情と感謝の気持ちに満ちており、聴いている私たちの心を打ちました。

全ての者たちの想いは新たな旅立ちを祝福し、見守ること。
感動と感謝の気持ちに包まれながら、
私たちは新たな旅立ちを見守る準備が整いました。

<記念品贈呈·写真撮影 ~威風堂々と~>

記念品贈呈の際、卒業式での入場テーマ曲「威風堂々」が流れました。その凜としたピアノの響きは、静寂と厳かな雰囲気をもたらします。壇上では高三保護者がお一人ずつ学院長、校長と並ばれ、記念品を手に笑顔での記念撮影が行われました。笑顔溢れるこの瞬間が特別な日の思い出として残りました。


*今年贈呈された記念品の1つ、校章が入ったピンク色のステンレスボトルです。捜真に在学していたことに誇りを感じながら、共に過ごした時を思い起こせる素晴らしい記念品となることでしょう。

<中山校長によるお祈り ~温かな励まし~>

高三保護者への祝福と、次のステップへの励ましのお言葉が語られました。参加者は静かに、感謝の気持ちを込めて祈りに耳を傾け、温かな言葉に希望を抱きました。

<「べタニア会」のご案内 ~そして永遠に…~>
「べタニア会」は捜真女学校卒業生の保護者が一層の絆を築き、共に歩んで行く場として活動しています。卒業生保護者の皆様と捜真とのつながりは、永遠に支えとなることでしょう。ぜひご入会をお待ちしています。

<最後に ~感動と希望さらなる感謝~>

本日のお別れ会は、感動と希望そして感謝に満ちた素晴らしい会でした。主催されたキリ研委員会の皆さんは「お母さんの卒業式」が無事に開催でき、感無量だったそうです。
来年度開催の折、高三保護者の皆様におかれましてはご卒業前の思い出として、在校生保護者の皆様におかれましては感動の一場面を見届け、送る側として、ぜひご参加ください。共に卒業前の温かなひと時を過ごしましょう。

(広報委員 中1·高一)

<参加された高三保護者·在校生保護者からのご感想>

·長女の時から12年間、娘たちには「今年はママの方が捜真生だね」と言われてきた一年間でした。役員をやらせて頂いた事もあり、最後の一年間は思いっきり捜真生活を満喫させていただきました。そして娘たちが温かさあふれる先生方にご指導頂いた事にとても感謝しています。卒業は寂しいですが、卒業生がよく訪ねられるように私も捜真女学校とのご縁を大切に繋がっていられたらと思います。(キリ研委員長)

·中島学院長のお話しは不変の心温かいものでした。「自分で選ぶ」「自分の人生を生きる」のメッセージには、子どもへの接し方に加えて、保護者もご自身の人生を歩みなさいとのエールが込められ、感激しました。毎回、ユーモアを交えてのお話しのテーマは「黙して見守りましょう」。捜真女学校は娘だけでなく、保護者も応援してくださる学校でした。 パイプオルガンが響く中でのお別れ会は良き思い出となりました。全てに感謝します。
(高三保護者)

·私たち保護者のためにこのような会を開いてくださった事に、感謝の気持ちでいっぱいです。パイプオルガンの演奏と、コーロリディアの皆さんの美しい歌声、更には保護者代表としてご挨拶してくださった御三方の思い出話しで胸がいっぱいになりました。最後に壇上で中島先生、中山先生と3人で記念写真を撮っていただいた事もとても感動いたしました。娘の人生の大切な時期を捜真で過ごす事ができ、本当に良かったと改めて思いました。(高三保護者)

美しいパイプオルガンの音色と讃美歌の歌声が、高三保護者の皆様を心温かく送る最高の演出でした。中でも、保護者代表の方が「子どもを信じて見守ることの難しさと大切さ」について、中島学院長の言葉を用いてお話しくださったのは、深く心に刺さりました。素晴らしい時間を皆様と共有でき、とても有意義でした。(中1保護者)

 

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