4月10日 かわいい1年生を迎えました。お天気も最高でした。
校長先生から一人ひとり帽子を被せてもらう1年生の表情はとても誇らしげ。
今日からみんな捜真小学校の仲間入りです。
捜真の高等学部卒業生である河田(旧姓 黒川)愛香さんの記事が、日本火山学会HPに掲載されました。どうぞご覧ください。
3月25日(土)、新体操の神奈川県私学大会が捜真女学校体育館にて、3年ぶりに開催されました。入賞者は以下の通りです。
団体ボール 2位
団体フープ 1位
個人リボン 3位 中2
個人フープ 4位 中2
個人ボール 5位 中1 6位 中1
当日は補助役員として高二、高三の新体操部OG、司会進行として放送部の皆さんがお手伝いをしてくれました。
たくさんの方々のお支えをいただき、無事に大会を行えましたこと、感謝でいっぱいです。
新年度の大会シーズンに向けて、また明日からの練習も頑張っていきたいと思います。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!
(顧問 菅野·普川)
春の訪れを感じます。よろしければご覧ください。https://youtu.be/hVja0AT_l6U
5月7日(日)、新横浜プリンスホテルで行われる「神奈川私立小学校フォーラム」に、本校も参加いたします。お会いできることを楽しみにしています。予約制となっております。詳しくはこちらのホームページをご覧ください。https://www.kanagawashiritsushou.com/
卒業生より贈られた100本の桜の木。その数本のうちの1本が、100年を超える長い年月を経て今もこの季節になると綺麗に咲いて迎えてくれます。
17年以上も前から中3総合学習では「仕事」をテーマとしています。
仕事や働く意味について学び、「職業レポート」を作成します。
自分が興味のある仕事を1つ選び、文献やインターネットを使って調べ学習を行い、夏休みにはその職業に就いている方に自分でアポイントを取ってインタビューに出かけます。
一人一人が自分の興味を持った職業を調べ、その集大成として3学期には英語および日本語で発表を行う、総合Vプロジェクトの大きな取り組みの一つです。
「アロマセラピスト」「言語聴覚士」「ファムケアアンバサダー」等々選んだテーマは千差万別です。
今回は、高大連携を結んだ昭和女子大学より人間文化学部歴史文化学科の松田忍先生に一人一人の発表に対して講評を頂くという機会を設けました。
中3総合で取り組んだ「職業」が進路に繋がっていくケースも多く見受けられます。早い段階で適切なアドバイスを受けよりよい進路につながっていくことを願っています。
【高大連携】 「データサイエンスへの招待」
ー東洋英和女学院大学 長谷川先生とゼミのみなさんをお迎えして
東洋英和女学院大学国際社会学部准教授 長谷川かおり先生をお迎えして総合の時間に、高校一年生を対象に、データサイエンスについて学びました。
受講するにあたって、はじめに長谷川先生より「用語集レジメ」が配付され、その後、グループワークで「データサイエンスクイズ」を展開、それぞれのグループごとにゼミの大学生がつき丁寧にフォローアップして下さいました。
授業を受けた高校一年生は新課程第一期生の学年であり、共通テストに試験科目として
新たに「情報」が加わる学年です。
新しい学びに対して、臆することなく果敢にチャレンジしていってもらいたいものです。
東洋英和女学院大学 長谷川先生、ゼミの皆様、本当にありがとうございました。
高二Vプロジェクト「ポスターセッション」ー【高大連携】
高校二年生のVプロジェクト最大のイベントが「社会問題ポスターセッション」。
完成したポスターを前に自身の調査結果や考えを発表し、同級生や下級生、高大連携大学の教授などから質問を受ける双方向のセッションです。社会や世界に対して自分が興味を持って取り組めることは何かを問い続け、実際に行動に移していく、捜真Vプロジェクトの集大成です。
昨年に引き続き、東京女子大学からお二人の先生をお迎えして高二「総合」で各自が一間取り組んできたテーマの「ポスターセッション」を行いました。
「なぜ日本人はマスクをつけるのか?」「貧困がもたらすもの」
「リボ払いとクレジットカード」等々、とりあげたテーマは多岐にわたります。
自分の興味関心に基づいたセッションだからこそ、力の入った発表ぞろい。発表終了後には同級生や大人から質問を受け、更に意見が深まってゆきます。
東京女子大学からは国際社会学科国際関係専攻の根本和幸先生、人文学科歴史文化専攻の柳原伸洋先生をお迎えして全体の講評をして頂きました。
高大連携の具体的な実践例としても、これからも引き続きよりよい形を目指していきたいと考えています。
3月26日(日)、川崎市コンベンションホールで行われる「私立小学校フェスタin武蔵小杉2023」に、本校も参加いたします。完全予約制となっております。詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
https://shingaku-soudan.my.canva.site/2023ss
インドからの留学生を3週間受け入れました!
依然としてコロナ禍が続く世の中ですが、捜真では様々な形での国際交流を続けています。
先日お知らせした学期研修に5名の生徒が参加している他、現在は3名の高校1年生が年間留学生としてアメリカ·カナダ·ハンガリーで生活をしています。
派遣する生徒がいれば、受け入れる生徒もいるのが捜真。現在はパナマからの年間留学生を受け入れています。そしてこの度、たったの3週間ではありましたが、インドからの留学生も受け入れました。
捜真で留学生を受け入れる際には、1つのHRクラスに属しつつ、書道やお琴の授業などで日本文化に触れてもらったり、自分が興味のある部活に参加したりもします。今回の留学生は高一Dに所属し、放課後には美術部の活動に参加しました。
日本語の学習経験がほとんどない彼女でしたが、初めて来た日から彼女の周りには人だかりが出来、捜真生も英語と身振り手振りで頑張ってコミュニケーションを取り、色々なことを質問攻め。そして数学や英語の授業では、お互いに教え合う場面も見られました。そして時間が経つにつれてお互いに好きなものも分かってきて、休み時間にはアニメや漫画の話で大いに盛り上がっていました。
そしてあっという間に来てしまった最終登校日。
最後のHRでは、留学生の挨拶のあと、クラスの生徒全員からのメッセージと写真が集めた動画をプレゼントしました。留学生本人も、受け入れたクラスの生徒たちもこの数週間のことを思い出して、しんみりムードになりましたが、最後はみんなで揃って笑顔で写真を撮り、お別れをしました。
今はメールはSNSなどでも簡単に世界の人と繋がることが出来る時代です。これからもそういった便利なツールでこの留学生との交流も繋がっていってくれればと思いますし、「インド」という言葉を耳にしたら、この留学生を思い出して、心を寄せてくれればとも思います。
そしてまたどこかで、再会を果たせることを願っています。
1月末にスタートしたオーストラリア学期研修も終盤に差し掛かってきました。
シドニーのSanta Sabina Collegeの2名、トゥーウンバのFairholme Collegeの3名全員、充実した学校生活、そしてホストファミリーとの生活を送っているようです。
研修生は毎週、Weekly Reportとして、その週に学校や家であったこと、またオーストラリアで生活をしている中で考えたことなどを英語でまとめ、捜真に送ることになっています。Weekly Reportを読んでいると、彼女たちのオーストラリアでの生活の様子が分かるのはもちろん、彼女たちが研修を通して英語の力を着実につけていることも分かります。
それぞれの学校では、現地の生徒たちと同じ授業を受け、学校行事にも参加しています。
もちろん授業は英語で行われるので、全てを理解するのは難しいようですが、他の生徒たちと同じ課題に取り組んでいる生徒もいます。それぞれの学校では日本語の授業も行われているので、そちらのサポートに入ることもあります。
また、オーストラリアの学校行事も様々で、水泳大会·キャンプ·校外学習·進路ガイダンスなどが行われ、そちらの行事でも友達と楽しく過ごしつつ、様々な経験をしています。キャンプではサーフィンにチャレンジしたり、オリンピックが行われた会場で泳いだり、校外学習では街の歴史的建造物を訪れたりと、オーストラリアでしか出来ない経験が沢山出来ているようです。
今回はシドニーで学校生活を送る、高一の生徒のレポートを紹介します。
彼女は宗教の授業で哲学の実存主義に関する動画を作り、美術の授業では作品を作るだけでなく、美術作品を分析するレポートの書き方を学んだとのことです。また、校外学習で訪れたユダヤ人に関する博物館では、第二次世界大戦のナチスドイツ下の強制収容所で生き延びた方からの話を聞き、色々学びを深めたようです。
全文英語のレポートになりますが、是非ご覧ください。
オーストラリア学期研修Weekly Reportはこちらからご覧ください
研修は3月末まで続きます。
残り数週間、様々な経験を重ね、大きく成長して戻ってくるのを楽しみにしています。
3月3日、穏やかな春の日に、PTAキリスト教教育研究会(以後キリ研)によります、三月例会·高三保護者の皆さまとの「お別れ会」が開催されました。
開会の前にキリ研委員長、副委員長にお話を伺いました。「キリ研では昨年末からこの日のために準備を進めてきました。保護者の皆さまは捜真での6年間で、横だけでなく縦の繋がりも、部活動やPTA活動を通じて育まれてきたかと思います。ですので、お世話になった高三保護者の皆さまの卒業は寂しくもあるのですが、感謝とお祝いの気持ちを伝えたい。また、これからも縦の繋がりを大切にしていけるよう、いろいろな学年の保護者の皆さまの交流の場にしてもらいたい。」とのことでした。
中島学院長、横山理事長からは「親の子どもへの愛」のお話がありました。中島学院長が「私たちは聖書の言葉に励まされて、大きな波を乗り越えていきます。いつか残していかなければならない子どもが、どうやって生きて行くのか。神様が私たちの愛する子どもを守ってくださると感じられれば、私たちは安堵できる。」とお話ししてくださったことは、特に心に深く感じました。横山理事長がご紹介くださいました『ナゲキバト』という本は近いうちに必ず読んでみようと思います。
みんなで斉唱した校歌や讃美歌は千葉ホールに響き、高三保護者の皆さまからは卒業に際してのお気持ちや捜真でのエピソードをたくさんお聞きしました。会の終了後、「今日は捜真女学校での生活を振り返り様々なことを思い出しました。このような会を開いてくださったことに感謝いたします。」、「中島学院長、中山校長から直接手渡しで記念品をいただいた瞬間は、思いがぐっと胸に込み上げてきました。」との感想をいただきました。皆さまから感じる共通のイメージは『あたたかい捜真』でした。
卒業生保護者は、「ベタニア会」という卒業生保護者の会に入会することで、キリ研の聖書研究会や、ベタニア会のクリスマス祝会に参加できるとのことです。卒業後も捜真を訪れて、先生方の愛あふれるお話をお聞きできるのはとても素敵なことだと思いました。
キリ研の行事はとても敷居の高いところというイメージがあり、PTAから案内をいただいてもなかなか参加する勇気が出なかったのですが、クラス委員をした今年度は数回行事に参加して、そのイメージはすっかり変わりました。先生方のトークに感動し、時にクスッと笑い、日々の生活の支えになるお話を伺えます。お祈りの言葉を聞いていると不思議なほど敬虔な気持ちになります。子どもたちは毎日、この礼拝を守り、優しく逞しく成長していくのですね。
(広報委員 中3)
〈コリントの信徒への手紙ニ 4章8節〜9節〉
わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てず、打ち倒されても滅ぼされない。
こんにちは!
捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGsチーム」です。
今回のテーマは3番と4番です。
世界中の人が「教育を受け、健康に暮らすことができる」
そんなあたり前の世界になるよう、一人ひとりが関心を持ってみましょう。
3 すべての人に健康と福祉を
通勤と通学何使う?
あなたは通学の時や出かける時、移動手段として何を利用していますか?
春休みに入り遊んだりする時、できるだけ徒歩や自転車を使うことを心がけてみましょう!
健康維持につながり排気ガスも減らせます。
例えば、近所での買い物に車を使わないだけで、約250gのCO2排出を減らすことができます。
250gのCO2はエアコンを1時間ほど使用したのと同じくらいになります。
4 質の高い教育をみんなに
約7億5000万人
↓
何の人数が分かりますか??
これは世界で文字の読み書きができない人の数です。
世界全体で考えると少なく感じるかもしれませんが、これは日本の人口の約6倍にあたるのです。
【原因】
戦争や貧困により教育環境が整っていないこと
【私たちにできること】
教育支援活動をする団体へ募金
本やインターネットで世界の教育の現状を知り、興味を持つ
捜真の校内にある絵画をご紹介する捜真画廊。今回が最終回です。
第三回
―ここまで捜真の校舎内にある美術品について興味深いお話をたくさんうかがえましたが、生徒や保護者の皆様にメッセージがありましたらお願いいたします。
横山理事長:小倉先生のお話でもう1つ、小倉先生は現在の本館校舎の外壁タイルの色についても助言されています。小倉先生は当時、「薄い藤色、目をつぶると白く見えるような色で。」と仰いまして、何回も塗り直しをしてやっと表現できた色です。また美術作品については、通りすがりではなく、ぜひじっくりご覧いただけたらと思います。保護者の皆様だけでなく生徒にも、改めてじっくり見てもらいたいと思っています。中央階段の1階から2階に上がる階段の所に、《ひとりを》という絵がありますが、前学院長の飯島節子先生が非常にお好きでした。その当時の生徒も、とても好きだったことを記憶しています。
小田切先生:公共の場所に飾っているものは、だんだん誰も観なくなる、あることが当たり前になっていくと思いますが、そうなるとその作品の存在が認められたということになります。捜真の生徒にとっても、校舎内の美術品が景色の一部になっているというのが一番良いことだと思いますね。
中島学院長:皆様もぜひ、作品の中で好きな1点を見つけてください。もちろん2点、3点あってもよろしいと思います。生徒は、たまに絵の場所を入れ替えると気づきますよ、「先生、この絵は前からここにありましたっけ?」と。そこで絵の説明などしながら生徒と会話をします。皆が芸術家になるわけではありませんが、こうした美術品と共に過ごすのは豊かな時間であり、そこに文化の香りが漂っているなあと思うのです。
―貴重なお話をありがとうございました。
インタビュー終了後、先生方にお話をうかがいながら校内のいくつかの作品を巡りました。その中で印象に残ったのは、昇降口の壁にある《成長》(森田綏子先生作)というレリーフです。
壁面いっぱいに、6羽の鳥と、麦の穂の束があしらわれています。中島学院長が「この6羽の鳥は、中1から高三までの6学年をあらわしているそうですよ。」と教えてくださいました。そう聞いて改めてよく見てみると2羽、3羽、1羽と分かれながらも鳥たちはみな、同じ方向に飛んでいます。その鳥たちの姿は、捜真で同じ時代を共に過ごす6学年それぞれの姿であり、鳥たちが向かう先にある、たわわに実る麦の穂の束は、きっと、将来の娘たちの姿なのかもしれないと想像し、胸が熱くなりました。一番後方から、見守るように飛んでいる1羽の鳥は頼もしくも見え、3月に捜真を卒業される高三の先輩方のようにも感じました。皆さんはどのように想像されるでしょうか。
今回のインタビューでは「捜真画廊」と題するにふさわしい、多岐にわたる貴重なお話を先生方からうかがうことができました。また取材を通して、作品のほとんどが「捜真生の豊かなこころの成長のために」と、卒業生やその作者の先生方から寄贈されているということにも、保護者として深い感謝の念が込み上げております。大変お忙しい中、このような貴重なお時間を賜りました横山理事長、中島学院長、小田切先生、本当にありがとうございました。今回うかがったお話はなるべくそのままを皆様にお伝えしたいと思いましたので、三回にわたる記事とさせていただきました。この記事をきっかけに、次回学校行事で来校された際にはぜひ立ち止まってじっくりと、作品をご覧いただけましたら幸いです。
(※保護者の皆様がご来校の際は、各行事で定められたエリアのみご通行下さいますよう、ご協力をお願い申し上げます。)
(広報委員 中1·中3)
雪交じりの寒い中、今年度最後の聖書研究会が開催されました。
始まる前に大きなパネルが運ばれました。
白黒の写真を卒業生のお父様がAIで解析して頂いたものを、カラーパネルにしたものです。
今の技術ってすごいですね。学校で見かけたら、ぜひよくご覧になってください。
はじめに讃美歌第二編26番「ちいさなかごに」を歌いました。とてもきれいなメロディーで子どもたちも大好きな讃美歌の一曲だそうです。
今回は、聖書マタイによる福音書15章18節·ヤコブの手紙3章5~10節でした。
カンヴァース先生がよく
「アーナタノソノクチ、グッドニュース(福音)ノタメ、ワルグチモッタイナイ」
とおっしゃっていたそうです。その言葉を聞いていた、当時、生徒だった日野先生(初代学院長)が伝えていきたいとお考えになり、今でも捜真生に受け継がれています。
中島学院長のお話の中で「一度口から出た言葉は戻らない」や「本人の前で言えないことは言ってはいけない(中山校長の言葉の引用)」が私の心にとても響きました。今までの自分を振り返るよい機会となり、言葉の大切さを改めて実感することができました。
聖書研究会と聞くと硬いイメージがあるかもしれませんが、学院長が学年ごとに子どもたちの学校での様子をお話しくださるとても心温まる会です。学院長とお近づきになるよい機会でもありますので、是非一度足を運んでみてください。
(広報委員 高三)
<マタイによる福音書15章18節>
しかし、口から出て来るものは、心から出て来るので、これこそ人を汚す。
<ヤコブの手紙3章5~10節>
同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制御されてきました。しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たちに、このようなことがあってはなりません。