図書館だより 号外 4月9日

2020.4.9

Soshin Jogakko

捜真生の皆さん

今日も春の日差しが気持ち良いですね。いかがお過ごしですか。

長い休校期間の上に、緊急事態宣言で書店も臨時休業。なかなか実際の本を手に取ってみることはできないかもしれません。図書館だよりを読んで気に入った本があったら、インターネットなどで注文してみるのもよいですね。

 

『オリンピック·パラリンピックを学ぶ』後藤光将 岩波ジュニア新書

2週間前の日本は、2020東京オリンピックの開催問題でもちきりでした。延期が決定となると、今はもっぱらコロナの話題が主なニュースになっています。社会は、刻々と動いていると実感します。

さて、そのオリンピック·パラリンピック。ニュースの中にも時々、選手に選ばれた人、まだ選考が終わっていない人のインタビューが流れてきます。その胸の内は私たちには想像できないほど複雑なんだろうと思います。

こんな時だから、少し本をひも解いてみようと思い、中高生が社会を知るには定番(流行に左右されない基本的なもの)の岩波ジュニア新書から一冊紹介します。

ここには、オリンピック·パラリンピックの歴史、貢献してきた方の紹介、「平和活動」としての意味、社会や経済とのかかわりなど基本的な内容が紹介されています。

2020東京オリンピック·パラリンピックが延期となった今、これまでの歴史や開催されてきた背景を知るには、ちょうどよい一冊かもしれません。

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