投稿者「soshin」のアーカイブ

横須賀箏アンサンブルによる記念音楽会が行われました

毎年恒例の創立記念音楽会。今年は、本校音楽科の先生たちのお箏の先生である小泉かよ子先生とそのお弟子さんで構成される横須賀箏アンサンブル、そしてフルート奏者の吉川真登さんによるコンサートでした。
小泉先生率いる横須賀箏アンサンブルは,地元横須賀を中心に市外、県外、海外で活動されています。メンバーの一人である安藤準さんは、ニューヨーク在住で、活動の拠点はニューヨークですが、このコンサートのために10年ぶりに帰国し、捜真にいらしてくださいました。
捜真生にとって、お箏は比較的なじみのある楽器です。それは音楽の授業で、中1は全員、高三は選択授業でお箏を弾いているからです。
安藤さんは、英語と日本語でアメリカでの活動について語ってくださり、アメリカで他の楽器と合わせて演奏するために工夫した、ユニークな演奏方法でオリジナル曲を披露してくださいました。箏の側面を打楽器のように叩きながら箏を奏でたり、弓で弾いたり。
プログラムにはありませんでしたが、安藤さんと吉川さんの即興演奏もありました。
コンサートの最後には、中1の生徒による花束の贈呈が行われました。

応援ありがとうございました

10月9日、すばらしい秋空の下、スポーツに親しむ会が行われました。
今年の目標は「全員主役!未来へはばたけ60周年」です。一人ひとりがベストを尽くし、チームそれぞれが協力しあい、楽しい1日を過ごすことができました。徒競走や綱引きはもちろんのこと、1·2年生は「歌を歌い主をほめよ」で元気に賛美をし、3·4年生は「エイサー」を力強く踊り、5年生はストラヴィンスキーの「火の鳥」を、そして6年生は小学校の集大成としての「捜真人」を、神様から与えられた体を存分に使い表現しました。
「こんなにあたたかい雰囲気の運動会は初めてです」、ご覧になられた方からそうお言葉をかけていただけたことを大変嬉しく感じております。審判や準備など会を支えた4〜6年生の係の児童、精一杯声をふりしぼった応援団、全力で走ったリレーの選手、そして1年生から6年生まで、今日1日がんばった一人ひとりに、大きな拍手を送ります。
朝早くからご準備いただき、応援頂いた保護者の皆様、お支え下さった同窓会の皆様、父親の会の皆様、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

10月4日 学校説明会にお出かけください

10月4日(水)午前10時から「平日の捜真生活を見よう」をテーマに学校説明会を行います。

中学部礼拝にご参加いただいた後、教育理念について学院長がお話いたします。また、この説明会では毎年恒例になっている、在校生保護者によるお話があります。今回は高校三年生の在校生のお母様による「My Soshin Story」です。

説明会の後にはご希望の方に校内の施設と授業を見学していただきますが、この学校ツアーのガイドは在校生、卒業生保護者ボランティア37名の方々が担当してくださいます。保護者の方からの捜真生活についてのお話は、毎回、受験生の保護者の皆様に大好評です。

既にご予約下さっている皆様、当日は9:50くらいまでに捜真にお越しください。

また明日、10月3日(火)午後4時までご予約を承ります。お電話かメールでご予約下さい。

多くの皆様方のお越しをお待ちしております。

 

角田光代さんをお迎えしました!

10月2日(月)、捜真学院創立131年、捜真小学校創立(再開)60年の記念礼拝をお捧げしました。また、同窓会の主催で、直木賞作家の角田光代さん(本校卒業生)と当時の担任であった藤原ひさ子先生(旧教師)をお招きして、60周年記念講演会が開かれました。

小学校1年生の時、「作文ノート」に書いた文章に藤原先生が大きな花丸をつけて、毎日コメントを書いてくれたことが作家を志すきっかけとなったという角田さん。藤原先生も、「本当にたくさんたくさん文章を書く子でした」と当時の様子を振り返りながら、小学校での思い出や、子どもたちへのメッセージをたくさん語ってくださいました。

子どもたちと一緒にお弁当を召し上がり、懐かしいチャペルや校舎をゆっくりご覧になった角田さん。笑顔があふれる1日となりました。

 

第38回捜真祭「Switch!」にご来場ありがとうございました

先週末の捜真祭は天候が危ぶまれたものの、おおむね予定通りにプログラムを進めることができました。2日間あわせて4600名を超えるお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。いきいきとした捜真生の姿、PTAや父親の会、同窓会が一体となって作り上げている捜真祭をご覧いただけたことと思います。

今日の片付け日を終え、生徒たちは中間試験に向けての準備期間に入ります。校内には再び静けさが戻ってくることでしょう。

来週10月4日には第2回学校説明会が予定されています。今度は捜真生の日常生活をご覧いただける機会ですので、ぜひお出かけ下さい。

捜真祭の公開時間をお知らせします

今日は捜真祭の準備日でした。明日、あさっての開催に向けて各団体とも最終下校時間まで準備を進めました。

一般のお客様にご覧いただける時間は

22日が9:30~16:15

23日は9:00~15:45となっております。

文化祭実行委員会特設ホームページでは公演団体の発表時間などもご覧いただけます。

ぜひご家族おそろいで、お友だちとご一緒におでかけください。

お待ち申し上げております。

捜真祭でお待ちしております

第38回捜真祭が9月22日、23日に開催されます。

楽しんでいただけるたくさんの企画を生徒たちが用意して、皆様をお待ちしております。

また、入試広報委員会では今年も本館2階、中2A教室で「こちら捜真広報室」を開催いたします。

131年の歴史を垣間見るパネル展示、「捜真生」の今をお伝えする在校生アンケート結果の展示のほかに、最後の捜真祭を迎える高三のボランティアステューデントが皆様の質問にお答えする時間もあります。

ぜひお立ち寄りください。

また、23日(秋分の日)には次のようなスペシャルイベントをご用意しております。

11:00~12:00 トークライブ

在校生保護者と教員によるトークライブ。毎年、好評です。

12:00~13:00、15:00~15:45 VSOGの時間

在校中、ボランティアステューデント(VS)として活動した卒業生(OG)によるトークイベントです。

13:00~14:00 留学生の時間

この夏、1年間の留学生活を終え、捜真に戻ってきた高校三年生2人と、在校中に年間留学を経験した卒業生が彼女たちの留学生活を語ってくれます。

ぜひ捜真祭にお出かけください。心よりお待ち申し上げております。

高等学部生徒募集のご案内

2018年度より、高等学部生徒募集を行います。高等学部入学試験人数および説明会は、以下の通りです。詳細またはご不明な点に関しましては、どうぞお気軽にお問い合わせください。当ホームページでもお知らせいたします。

【2018年度捜真女学校高等学部 入学試験】

1.募集人数  
○ 推薦入学試験 : 女子 若干名 
○ 一般入学試験(書類選考): 女子 10名

2.選抜方法 
○ 推薦入学試験 : 筆記試験はありません。面接を行います。
○ 一般入学試験 : 書類選考で行います。筆記試験·面接等はありません。

3.本校での説明会 
 事前予約の必要はございません。礼拝、学校紹介、施設見学、個別相談を行います。
○ 9月30日(土)午後1:30~3:00
○ 10月21日(土)午後1:30~3:00
○ 11月18日(土)午前10:00~11:30
○ 12月2日(土)午後1:30~3:00

4.合同説明会への参加
○ 10月13日(金)高校進学フェスタ2017(センター北 プレミアヨコハマ)
○ 10月22日(日)中萬学院主催説明会(横浜新都市ホール)

5.個別見学
 随時受け付けております。電話、メールでお申し込みください。
 電話 : 045-491-3686  
 e-mail : toiawase@nkmr8.sakura.ne.jp(こちらのフォームよりお申込みいただけます)

中学部入試日程をお知らせします

捜真女学校中学部2018年度入試日程をお知らせいたします。

2018年度入試より、E試験を行います。
総合的な理解力·思考力·判断力を問う、口頭試問による学力試験となります。
詳細は9月以降に当ホームページおよび学校説明会でお知らせいたします。

S試験 2018年2月1日(木)午前 2科4科選択
A試験 2018年2月1日(木)午後 2科(国語·算数)
B試験 2018年2月2日(金)午前 2科4科選択
C試験 2018年2月2日(金)午後 2科(国語·算数)
D試験 2018年2月5日(月)午後 2科(国語·算数)
E試験 2018年2月7日(水)午前

帰国生入試
2017年12月16日(土) 2科(国語·算数)
2018年 2月 1日(木) 2科(国語·算数)

S·A·B·C·D·帰国生試験は、面接試験があります。
1月27日の事前面接か当日面接かを選択できます(12月の帰国生入試は当日のみ)。
願書受付期間や試験時間など、詳しくは「入試日程·募集要項」をごらんください。
昨年度の入試結果、および S試験に関するご質問は「入試情報」をごらんください。

明日は学校説明会です

明日9月7日(木)に、学校説明会を開催いたします。時間は、以下の通りです。

9:55〜10:35  授業参観(小学校校舎)
10:45〜11:15 全校礼拝礼拝(チャペル)
11:15〜12:15 説明会(チャペル)
(途中での入退場も可能です)

説明会では、本校の歴史と教育理念、教育内容と特色、通学経路と安全への取り組みをについてお話しさせていただきます。
また、今年度入学試験につきまして、出願方法や試験内容に関してお伝え致します。
上履き等お持ちいただく必要はございません。また、ご予約の必要はございません。直接、捜真小学校にいらしてください(玄関に受付がございます)。ご入学をご希望されるご家庭だけでなく、年少·年中のお子様がいらっしゃるご家庭のみなさまも、本校の教育にご興味·ご関心をお持ちいただいているみなさまも、どうぞお気軽にいらしてください。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

2学期スタートです

小学校に、子どもたちの元気な声が響き渡りました。2学期のスタートです。夏休みの間に一回り大きくなった子どもたちの姿はたくましく、頼もしく感じます。スポーツに親しむ会や学習発表会など、大きな行事のある2学期です。クラス、学年、そして全校児童、教職員が共に力を合わせて日々の学びを進めていきたいと思います。ご支援、ご協力どうぞよろしくお願い致します。

<校長室より>

2017年度 学院聖句 
「光の子として歩みなさい。」(エフェソの信徒への手紙5:8)
2017年度 教育目標 
「自主的に考え、行動する子ども」
9月の聖句
「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」(創世記2章7節)

 雨の多い残暑であった夏休みでしたが、いかがお過ごしだったでしょうか。
 学校には一回り大きく成長した子どもたちが元気に戻ってきました。学校のビオトープで育つ動植物も夏を乗り切りました。教材園では1年生の稲が立派に育ち収穫が楽しみです。3年生のヒマワリや4年生のヘチマも綺麗な黄色い花を咲かせています。
 10月2日(月)に創立記念礼拝を予定しております。その後、直木賞作家である角田光代さん(卒業生)をお迎えして、千葉ホールにてお話を伺います。どうぞ、御来会ください。また、27日(金)には、創立60周年記念式典(9:00-)をチャペルに於いて開催いたします。その後、学習発表会(音楽発表と作品展示)がございますので、ご予定に入れてくださいますようご案内申し上げます。
 2学期は子どもたちの活躍が期待される行事がたくさん控えていますので、心身ともに健康で過ごせるよう、保護者の方々のご理解·ご協力をよろしくお願いいたします。

捜真小学校校長 新藤啓二

ボランティアステューデント、本格始動です!

2学期始業式の昨日、ボランティアステューデント(VS)のミーティングが行われました。

今年度参加する49名の生徒が全体で集まるのは初めてです。11月11日の第3回学校説明会はこのVS49名が、ご案内や誘導、学校ツアーのガイドなど随所で活躍します。捜真が大好きで、多くの方々に捜真の魅力を伝えたいと張り切っています。ぜひ、11月11日の説明会にお越しください。

明日から2学期!

長かった夏休みもいよいよ最終日。明日から2学期が始まります。
夏休みの間、6年生は有志で3日間の学習会を行い、8月29日には、プライマリーバンドの夏季練習がありました。
また8月30日には、教員は平和への学びを深めるため、「明治大学平和教育登戸研究所資料館」に研修に行きました。ここは太平洋戦争時、陸軍の秘密施設として「風船爆弾」などの兵器の研究·開発や偽札造り、諜報や調略などの「秘密戦」のための兵器開発が行われていた場所です。戦後関係者は皆口を閉ざし、永らくその存在は歴史の中に隠されていましたが、地元の高校生や市民、大学の活動により、戦争の事実を後世に語り継ぐ場所として保存され、平和を伝える資料館となっています(以前「横浜大空襲を覚えて」で天野先生もお話ししてくださいました)。
世界では、今もなお戦禍の中にいる人々もいます。私たちのまわりでも不安なニュースが聞こえてきています。どうか、この世界に、そして子どもたちの未来に、本当の平和がありますように、お祈りします。

 

2学期スタートの準備が整いました

2学期の始業を間近に控え、様々な準備が整ってきました。

校舎前のバス道路に茂っていたけやきと桜の木が伐採され、すっきりと校舎が見えるようになりました。春ごとに私たちを楽しませてくれていた桜を切ってしまうことはとても残念でしたが、これ以上そのままにしておくのは危険な樹齢になっていたそうで、仕方がありませんでした。

一方、校舎内ではカウンセリングルームと面談室の整備、チャペルやユキホールの天井の修理、生徒の机とイスの交換などが行われました。現在の校舎になる前から長い間使われていた机とイスですが、老朽化してきたこともあり、この夏休みまでにホームルーム教室はすべて新しい机とイスに入れ替えました。少し明るくなったように感じられる教室では、夏期講習が連日行われています。

この恵まれた環境の中で、2学期の学校生活が始められますことを感謝します。

ミニ説明会~夏休みの捜真を見よう~が行われました

8月26日(土)ミニ説明会が行われました。猛暑の中、たくさんの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

はじめに、参加者の皆様と共に礼拝を守り、安藤部長の学校紹介に続いて、高三の生徒によるMy Soshin Story。生徒が話し終わるとお客様から自然と拍手が沸き、アンケートには多くのお褒めの言葉を頂戴いたしました。このお話は近日中に、HPのMy Soshin Storyでお読みいただけるよう準備中ですので、ぜひご覧ください。

~夏休みの捜真を見よう~をテーマに開催しましたが、多くの運動部が大会に出場していて、いつもよりひっそりとした校内でした。それでも、9月22日、23日の捜真祭に向けて準備を進める文化祭実行委員の活動や、父親の会の「愛の焼き鳥」の準備の様子などをご覧いただくことができました。学校ツアーでは和やかな雰囲気の中で捜真を堪能していただけたのではないかと思います。

次回の学校説明会は10月4日(水)です。ぜひお出かけください。

ソフトボール部 夏期合宿のご報告

8月6日(日)~10日(木)、那須塩原にて、鶴見大学附属中高と合同でソフトボール部の合宿を行いました。 この合宿は、中高共に新チーム作りに欠かせない合宿です。特に中学チームは、7月に中3が中学チームを引退したばかり。合宿前の練習で、中高分かれて練習することはあったものの、「中2と中1の新チーム始動」とも言える合宿です。

合宿3日目の8日(火)は、台風5号の影響で雨風が強く練習は中止せざるを得ませんでした。そこで、午後は、鶴見大学附属の先生プロデュースのクイズ大会!「世界で一番広い湖は?」「DHAを日本語で言うと?」や英文伝言ゲーム等学びの要素もあるクイズ大会でした。

4日目は、台風一過の青空に恵まれました。中学チームは中3の手を借りて、合宿に来ていた東京の私立中学と練習試合を行いました。高一高二は鶴見大学附属と練習試合。中高ともによい実践練習になりました。

最終日は、内野·外野に分かれてノックを受けました。内野は、ランナーを付けてのノックも行いました。

大きなケガも事故もなく、今年の合宿も無事に終わりました。

滞在期間が重なってしまったホテルご宿泊の皆様、大変お騒がせいたしました。合宿は、技術向上を目指すばかりでなく、社会のルールやマナーを学ぶ場でもあると考え、指導してきていますが、行き届かない点も多くあったことと思います。ご迷惑をおかけいたしました。

「学校のHPを見たよ!頑張って!」「応援してるよ!」と声をかけてくださったお客様との出会いもありました。温かく見守ってくださり、感謝申し上げます。

合宿を支えてくださった宿泊先のホテルのスタッフの皆様、鶴見大学附属中高のソフト部の顧問の先生方、部員の皆さん、保護者の皆様、そして捜真ソフト部の保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

8月26日 ミニ説明会を行います

8月26日(土)午前9:10から中学部入試「ミニ説明会」を行います。
礼拝にご参加いただいたあと、学校紹介と
高校3年生の生徒による 「My Soshin Story」をお聞きいただきます。
また、2018年度の募集要項をお配りすることになっております。

説明会は10時に終了いたしますが、
その後、約30分間の学校ツアーがあります。
学校の施設とともに、夏休み中でも活動している
部活動や委員会活動の様子をご覧いただく予定です。

この説明会は事前の予約をお願いしております。
明日8/25(金)午後4時までに
お電話(045-491-3686)か
メール(toiawase@nkmr8.sakura.ne.jp)でお申し込みください。

皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

笑顔の似合う母

聖書:「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」
マタイによる福音書7章12節

 私の母は、笑顔がよく似合う人です。根は真面目だと思いますが、普段はとても子供っぽい人です。この前、母がパンを食べていたので、私が「ちょっとちょうだい」というと米粒くらいにちぎったパンをニヤニヤしながら渡してきました。私が「小学生じゃないんだから」と呆れながら言うと、「だってちょっとって言ったじゃん」と満面の笑みで言ってきました。
そんな母に、昔よく言われていたことでずっと覚えていて、今でも常に心に置いてあることがあります。「頑張っている人のことをバカにしてはいけない」「死ね、クズ、殺すはどんな時でも言ってはいけない」「ケンカをした時、どんなにボコボコにされても、先に自分が手を出したなら、それは自分が悪い」「人のせいにしてはいけない」「嘘をついてはいけない」「自分で決めたことは最後までやり遂げること」「挨拶は元気よくすること」「人にされて嬉しかったことは同じように人にもしてあげること、逆にされて嫌な事は絶対にしないこと」「ありがとうとごめんなさいをちゃんと言える人になること」「常に相手の気持ちになって考えること」「嫌いになっちゃったお友達を好きになれとは言わないけど、いじわるとか無視は絶対にしてはいけない」いつもは、おちゃらけた感じの母ですが、すごく最もなことを言ってるなと思いました。
 私は最近、将来のことについて考えるようになりました。それと同時に、今までの自分はどうだったのかとも考えるようになりました。今までの私はなんとなく生きてきました。もともと誰かが用意してくれた道をずっと歩いてきたような気がします。その道をどう歩くかは自分次第ですが、自分から道を切り拓いたと思うような出来事はなかったと思います。私は2歳から水泳を習っています。2歳ですから、もちろん自分の意思で始めたわけではありません。父も母も兄2人も水泳経験者です。気付いたら当たり前に毎日泳ぐ生活をしていました。小学生の頃習っていた体操教室も兄2人が通っているのを見てなんとなく楽しそうだなと思い通い始めました。兄2人が中学受験したら私もなんとなく受験してみようと思いました。当時の私は私立で知ってる学校が、兄の通っている学校と母の勤めている捜真しかなかったので、S試験があった捜真に決めました。
 なんとなくの人生ってあまり聞こえが良くありませんが、私はそのなんとなくの人生の中でたくさんのことを得ることができました。自分の意思で始めた水泳ではないけれど、水泳をやっていたことで出会えた人はたくさんいます。10年以上ほぼ毎日通っているスイミングの友達や、スイミングも学校も違うけど大会で知り合ってできた友達は、幼なじみであり、お互いを高め合うライバルであり、なんでも言い合える大切な仲間です。もし水泳をやっていなければ出会うことがなかった人です。人だけではありません。良い記録を出せた時の達成感、頑張り続けることの大切さ、自分の弱さや甘さも水泳をやっていなければ分からなかったと思います。また、なんとなくで入った捜真でしたが、捜真に入ったことで私は変われました。感情を表に出さず無表情と言われていた私ですが、今ではよく笑うようになったねと言われます。話す時はモゴモゴしていて何を言っているか分からないし、自分の思っていることを口に出すこともあまりしませんでしたが、今も相変わらずモゴモゴはしていますが、自分の思っていることは伝えるようになりました。それは、捜真で出会った友達のおかげだと思っています。くだらないことでいつも笑わせてくれる友達、うるさいくらい元気な友達、困った時にいつでも助けてくれる友達、素の自分でいられて多くを語らなくても分かり合える友達、そんなみんなのおかげで私は変わることができました。なんとなくで生きてきてこれだけたくさんの大切な人に出会い、たくさんの大切なことを得られた私は幸せだなって思います。
 最近、今までの私の道を用意してくれていたのは母だったのではないかなと思います。母が先にその道を歩いて、歩きやすくなった道を私がついて行ってるような気がします。もちろん違うところもたくさんありますが、同じように水泳に夢中になり、捜真で学びました。
 顔は似ているけど性格が真反対な母と私はぶつかり合うことが多いです。兄弟の中で一番母とケンカが多いのは、年齢的に私の思春期と母の更年期が重なったこともあると思います。母はよく、今はお互いホルモンバランスが良くないから、けんかするのはしょうがないと言ってきます。ケンカした後、私は母に二度と会いたくないと思います。しかし家にいても、学校に行っても、部活に行っても、部活の合宿中でさえ常に母がいます。ケンカの内容は大体私が悪いです。勉強をしない私に、勉強しなさいと言ってきてケンカになります。今までは、勉強しなくてテストの点数が悪くても、こんな点数どうやったら取れるのと笑ってくれましたが、高三になった私にそうは言ってくれません。私が休日4時間くらい昼寝すると、寝過ぎと言われ、だって眠いからと言い返しケンカになります。母は、自分の方が悪いと思うとすぐに謝ってきますが、私はなかなか謝りません。私は兄弟の中で水泳の成績をこれと言って残せていませんが、母が私を兄たちと比べることはありません。また、母は忙しい中、お昼のお弁当もそうですが、私が部活からスイミングに行くまでの車で食べる夜ご飯のお弁当も作ってくれます。本当は感謝をしているけど、口に出して言えず、母に対して良くない態度ばかり取ってしまいます。だから母の日くらいはありがとうと伝えたいです。
 今の私は、もともと整備された道でならしっかり歩けるようになりました。しかしこれからは、自分で新しい道を切り拓いていかなければいけません。自信はないけど不安もありません。自分で決めた道ならきっと納得して歩くことができると思います。
 これからは、今まで私が道を歩きやすいように前を歩いてくれた母に感謝して、自分で決めた道を歩いて行きたいなと思います。その歩みがたとえ遅くても、胸を張って歩けるようにしたいです。そして、どんな形になるかは分からないけど、母に恩返しをしたいです。

放送部 夏の活動をご報告します

中3の部員がアナウンス部門で、中2の部員が朗読部門で、
横浜市代表としてNHK杯全国中学高校放送コンテスト全国大会に出場しました。
残念ながら公開審査の決勝には進めませんでしたが、健闘しました。

 また、8月6日~8日まで、恒例の軽井沢合宿が行われました。
さわやかな環境の中で読みの基礎やお店や町行く人への突撃取材によるミニ番組制作を行い、
基礎の学び直しとチームワークづくりを行いました。