投稿者「soshin」のアーカイブ

陸前高田民泊研修に行ってきました

8月21日(水)から2泊3日、高校生8名が陸前高田での民泊に参加しました。

岩手県陸前高田市は、東日本大震災の津波で中心市街地をはじめ、街のほとんどが壊滅するという被害を受けたところです。この民泊プログラムは、交流人口増加を通して、陸前高田市の継続的な活性化を目指しています。陸前高田の人々と普段通りの生活を共にすることで、地域との関わり、自然からの恵みがある暮らし、人と人との関わりや絆を体感し、「心の振れ幅」が生まれることを何よりも大切に考えられた「被災地だからこそ提供できる学びがある」プログラムです。  現地到着後、復興最前線ツアーで、復興の様子や震災当時の様子を学びます。

下の写真は左が昨年同時期のもの、右が今年のものです。

ほぼ同じ方向を撮っているのですが、だいぶ雰囲気が変わっているのを見ていただけると思います。今年、震災後初めて田んぼが復活したそうです。植えられた品種は「たかたのゆめ」。陸前高田市のブランド米です。ひと月後には収穫されるのだとか。

復興最前線ツアーが終わると、いよいよ受け入れ家庭の皆様との対面です。

ここから各ご家庭で過ごす時間がスタートするのですが、いくつかのご家庭は普門寺を訪問し「願い桜」のお話を聞かせていただきました。

最終日は、左官大工伝承館に集合し、館長さんのお話を聞き震災学習をしました。

その後、全員でお昼をいただき、そのまま閉会式「ほんでまんず会」。受け入れ家庭様からも一言ずつ、参加した生徒も全員一言ずつ。小さい団体だからこそのプログラムかもしれません。

生徒の語る言葉から、言葉以上の大きな学びをさせていただいたことがよく分かります。ただ「楽しかった」「また行きたい」だけにせず、これからの人生にいかせるような学びに広げていって欲しいと願うと同時に、そのサポートをしていこうと思っています。

YWCA多磨全生園訪問

捜真YWCAでは毎年6月と11月に多磨全生園を訪れていますが、今年は特別に8月4日にも訪問しました。約30年前から交流させていただいている秋津教会の教会員で陶芸家の高山勝介さんが昨年8月3日に亡くなられ、国立ハンセン病資料館で追悼作陶展が開かれたからです。

私たちが初めて多磨全生園を訪問したのは「らい予防法」が廃止される前でしたから、特効薬で完全に治る病気であり隔離は必要ないことが十分に知られていませんでした。差別と偏見にさらされた厳しい状況の中でキリスト教の福音にふれた方々が、いかに聖書の言葉を求めたか、特に失明した方や手指の感覚を失った方が多いので、舌で点字の聖書を読んだりテープを再生したりを繰り返し、舌から血を流すほどだったというお話が、深く心に刻まれています。

高山ご夫妻と藤田さんは、当時から秋津教会の中心メンバーで、私たちの訪問をいつも歓迎してくださいました。はじめの頃はお庭の棚でキウイを育てていらして、今のように当たり前に売っている時代ではなかったので、そのおいしさに感激しました。夏には高山家のお庭で採れたキュウリの塩もみが楽しみでした。秋津教会の聖歌隊の練習に加わったとき、初めて納得のいく讃美歌の歌い方を教えていただいた気がしたものです。

時の流れとともに神さまのもとに帰られる方が増え、聖歌隊の男性メンバーは藤田さんだけとなってしまいましたが、今年もクリスマスに向けて熱心に練習していらっしゃいました。放送礼拝で病棟に流すそうです。(写真前列中央が高山夫人、後列右端が藤田さん)

今回、中2の生徒3名と高三の保護者2名とともに訪問し、礼拝後にスイカをいただいた後、映画「あん」の舞台として使われた食堂で釜飯を食べました。この食堂は撮影後に取り壊すはずが、ファンの希望で存続することになったそうです。ハンセン病の元患者を演じた樹木希林さんが劇中で着ていた衣装なども展示されています。もちろんぜんざい等あんこのメニューも豊富。どら焼きもおみやげに買えます。

自然教室で中2の生徒たちは御殿場の神山復生病院を訪れ、中島学院長からハンセン病について学んだばかりでしたので、より理解が深まったことと思います。資料館で高山さんの追悼作陶展をはじめとする展示をじっくり見て、充実した1日を締めくくりました。

(文責 杉山)

 

放送部 NHK杯全国中学校放送コンテスト全国大会で優良賞

今月行われたNHK杯全国中学校放送コンテスト全国大会において、アナウンス部門で中2Mさん、朗読部門で中3Aさん、ラジオ番組部門で「愛弁」がそれぞれ全国大会に出場しました。このうちMさんは決勝にまで進み、優良賞(全国ベスト10位)に入賞しました。ご協力いただいた生徒、保護者の皆様、先生方、ありがとうございました。(顧問 三宅)

8月10日(土)~8月18日(日)夏季休業です

残暑お見舞い申し上げます。

学校法人捜真学院(捜真小学校·捜真女学校)は8月10日(土)~8月18日(日)まで夏季休業期間となっております。

恐れ入りますが、ご用の方は8月19日(月)8:30以降にお電話いただけますようお願いいたします。

厳しい暑さが続きます。皆様どうぞご自愛くださいませ。

ソフトボール部 合宿終了しました

 4泊5日で行われた鶴見大学付属との合同合宿が無事終了しました。
昨年、一昨年と台風の影響でグラウンドで練習できない日がありましたが、今年は天候に恵まれ5日間広いグラウンドで存分に練習することができました。
 高校生は今日から始まる緑園カップや市民大会で、中学生はプロテスタントリーグや新人戦で、合宿の成果を出せるように戦い、さらなるステップアップを目指したいと思います。

合宿実施に際し、お世話になった方々、ソフト部保護者の皆さまありがとうございました。

放送部 夏休みも活動中!

8月4日月曜~6日水曜まで恒例の夏期合宿が軽井沢にて行われています。

合宿の目的は2つ。

1つは学年縦割りの練習でチームワークを高めること。2つ目は、軽井沢の町で突撃取材をしてマナーや度胸を身につけることです。恵まれた環境の中でメリハリをつけながら、14名の部員が頑張っています。

合宿中、嬉しいニュースが入りました。中2のMさんのアナウンス作品が、NHK杯全国中学校放送コンテストで決勝に勝ち残ることになりました。

ソフトボール部 夏季合宿中です

ソフトボール部、今年も鶴見大学付属との合同合宿がスタートしました!

これは準備の様子ですが、どこに部員がいるのか分からないですよね。そのくらい広~い、広~いグラウンドです。

那須塩原での4泊5日。身も心も大きく成長して来ます!

2019オーストラリア研修が行われています

7月30日から8月17日までオーストラリア短期研修が行われています。18名の高校1年生がメルボルンにある姉妹校ストラスコナ校生のご家庭にホームステイしながら、現地での学校生活を体験します。

到着後さっそくアッセンブリー(学年集会のようなもの)で歌や踊りを披露したり、街への買い物に出かけたりと充実した時間を過ごしているようです。

英語の習得にとどまらず、平和の架け橋としてストラスコナ生とのよい交わりができることを願います。

捜真祭にお出かけください

今年の捜真祭(文化祭)は921()923()に行われます。

「Fresh」というスローガンのもと、現在、文化祭実行委員を中心に

たくさんの準備をしています。

一人一人の個性が溢れ、笑顔のはじける捜真祭に、ぜひお越しください。

また、今年は文化祭実行委員会のFacebookを開設しました。ぜひご覧ください。

捜真祭Facebookはこちら

放送部 全国大会に出場しました

7月23日~25日までオリンピック青少年センターとNHKホールを会場に行われた「NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会」のテレビドキュメント部門に県代表として参加してきました。残念ながら初戦突破なりませんでしたが、ラジオ時代を含めてドキュメント部門に16年連続全国大会に出場させていただき貴重な経験をさせていただいています。

今年の作品、「まっすぐ真っ直ぐ」は約60年続く捜真独自の卒業式の意味を探るものでした。卒業生、同窓会役員の方はじめ、多くの方にご協力いただき、まさにオール捜真の力で出来上がった作品です。文化祭で上映しますのでぜひご覧下さい。

さらにNHK杯全国中学校放送コンテスト全国大会に朗読部門で中3のAさん、アナウンス部門で中2のMさん、ラジオ番組部門に「愛弁」が市代表として出場することが決まりました。

(顧問 三宅)

English Camp 参加生徒の感想

English Camp 2019 Summer in Soshinは全日程を無事に終えることができました。

以下、参加した生徒の感想をいくつかご紹介します。

  • 私は英語を話すのが苦手で最初は不安でしたが、時間が経っていくうちに楽しくなってきて、最後の日はとても盛り上がりました。英語が楽しいと思いました。Thank you!

 

  • とても緊張して話すことができるか心配だったけど、先生方が優しく話しかけてくださったので、楽しいEnglish Campになりました。

 

  • 3日間有難うございました。普段の英語の授業ではなかなかやらないことができて新鮮でした。今まであまり好きではなかった英語ですが、話が通じるととても楽しいということに気が付きました。It was a lot of fun. Thank you!

 

  • 今回、この英語キャンプに行くと決めた時、自分が先生と何もしゃべれないのではないかと、とても不安になりました。ですが、実際には先生が優しく接してくださり、とても楽しい3日間を過ごすことができました。これからはなるべく英語を話したいと思います。

 

  • 先生の説明はとても聞き取りやすく、分かりやすかったので楽しめました。また機会があれば参加したいです。

 

  • 英語は苦手だったけれど、楽しく過ごすことができました。英語をもっと勉強しようと思いました。

 

7/27(土)学校見学会のお知らせ

7月27日(土)10:00〜11:30、捜真小学校にて、学校見学会を開催いたします。夏休み期間中のため、児童は登校しておりませんが、ごゆっくり校内施設をご覧いただけます。ご予約は不要です。どなたでもご参加いただけます。

☆9:40頃から受付を開始いたします。本校正面バス通り側の門よりお入りいただき、チャペルにお集まりください(教員がご案内いたします)。
☆11:00まででしたら、いついらしていただいても構いません。お集まりいただいた方から数名のグループ毎に、教員がご案内いたします。
☆30分ほどご一緒にご見学いただいた後は、自由見学となります。図書室やビオトープなどごゆっくりご覧いただけます。
☆お子様向けの工作コーナーもご用意しておりますので、どうぞご家族の皆様とお気軽にお越しください。
☆当日お持ちいただくものは特にございません。また、どうぞ涼しい服装でいらしてください。本校教員も上着を着用いたしませんことをどうぞご了承ください。

教室やグラウンドで、お子様がのびのびと過ごしながら、すくすくと成長される姿を思い浮かべながら、本校の様子や先生たちの雰囲気をごらんください。みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

夏休みもがんばっています!

4年生以上の特別クラブが、夏休みの活動を行いました。
プライマリーバンドは山中湖へ合宿に行き、聖歌隊は校内にて練習、美術クラブは陶芸にチャレンジ! 仲間と共に努力したり、食事を共にする時間は楽しい思い出となることでしょう。2学期以降、発表の時が楽しみです。

高等学部ソフトボール部新チーム、県私学大会3位!

高三が引退し、高等学部ソフトボール部新チームにとって最初の大会となる県私学夏季大会と神奈川県民大会が7月中旬に相次いで開催され、両大会とも捜真は健闘を見せました。

県民大会では、2回戦で優勝候補筆頭の光明学園相模原高校と対戦、大きな戦力差がある中、捜真2年生投手が臆せず粘り強く好投し、0対5で敗れたものの、県下トップレベルのチームともしっかりと戦える自信を得ることが出来ました。

一方、県私学大会では、準々決勝で強豪湘南学院に2-1と最終回二死から逆転勝ちする粘りを見せてベスト4に進出、準決勝では急遽登板した1年生投手が、強打の向上高校を相手に好投、最終的には2-7で敗れたものの、堂々の3位入賞を果たしました。

新チーム始動後すぐの大会で、県内トップレベルのチームと公式戦で互角に戦うことができたことは、本当にいい経験となりました。と同時に、細かなミスが勝敗を大きく左右することも実感した両大会でもありました。この経験を糧にして、秋の県新人戦に向けチーム一丸となって頑張りたいと思います。今後とも応援よろしくお願い致します。 (顧問 内山)

English Camp 2019 Summer in SOSHIN! 

English Camp 2019 Summer が7/22より始まりました。これは捜真を会場にして行われるプログラムで、お招きしたネイティブの先生3人と34人の有志生徒が英語漬けの3日間を過ごすものです。

簡単なオリエンテーションの後、中3は2クラス、高一は1クラスの計3クラスに分かれて、それぞれの活動に取り組みました。

日本の人口を増やすために何をすべきか考えて発表したり、誰が日本の首相にふさわしいかを考えて実際に投票をしたり、英語版イス取りゲームをやったり、バラエティに富んだ活動をしました。

生徒たちは真剣に、そして楽しそうに与えられたタスクに取り組んでいました。明日のレッスンも楽しみです。

大学出張講義に参加しました

7月16日(火)の午後、毎年恒例の「大学出張講義」が行われました。

今回は「テレビ番組制作の舞台裏」というタイトルで、東京工科大学の佐々木和郎先生からお話を伺いました。佐々木先生はかつてNHKの番組制作局チーフディレクターとしても活躍された方で、その当時のご経験も交えてテレビや映画などの映像作品がどのように作られるかについてお話しいただきました。

生徒たちは興味深く佐々木先生の話を聞き、講演後は積極的に先生に質問をしに行く姿が多く見られました。

図書委員会 1学期の活動

学期末試験の最終日。長かった試験が終わりほっと一息。図書委員会ではクラフト講座を行いました。

今回は「北欧パターン」で作ろう がテーマです。シンプルなパターンを使って、カードケース作りに挑戦しました。絵柄を選び、色鉛筆で描き始めて1時間。細かい作業でしたが、思いのこもった可愛いケースが完成しました。

また、9月21日文化祭1日目に行う、図書委員会古本市の準備が始まりました。

生徒、在校生保護者、捜真小学校から集まった古本に、書き込みや破れた箇所がないかを調べ、1冊ずつ値段のふせんをつけていきます。中1から高3まで、クラブや自習の合間を見つけては図書館にやってきます。「この絵本私も持っている。」学年を越えての会話で単純な作業が楽しく進みました。

古本市の売り上げは、アジアの子どもたちに絵本を届ける活動をしている団体に贈ります。

今年は古本市会場で、日本語の絵本に現地語のシールを貼る体験も用意していますので、キッズコーナーや読み聞かせコーナーと合わせて、楽しんでいただければと思います。

 

共練会役員が「子ども食堂」に参加

7月16日(火)捜真の生徒会にあたる共練会執行部から8名の生徒が、川崎市の大師新生教会で行われている「子ども食堂」に参加しました。

地域の子ども達に教会を開放し、皆でご飯を食べて、楽しい時間を過ごそうという活動です。初めに主任牧師である益先生から「子ども食堂の始まりと今に至るまで」のお話を伺いました。最初はどれほどのニーズがあるかわからなかったそうですが、初回から60名を越える利用者があったそうです。(9回目となるこの日は捜真生を含めて98名でした。)近隣の小学校前で放課後チラシを配布した効果もあり、参加者は増えていったそうです。お話の後、おかずの用意とテーブルのセッティングの2つに分かれてお手伝いをしました。

当日のメニューはカレーライス。そこにマカロニサラダとプチトマト、デザートにスイカとブラックチェリー、手作りのホットケーキも添えられていました。食事の後は、子ども達とたくさん遊びました。小雨でしたが外で遊ぶ子どももいました。食事もそうですが、子どもが遊ぶ場所、大人と子どもが安心して交流できる場所が必要なのだと実感しました。

一緒に楽しい時間を過ごし、子ども達の笑顔も見られて充実した時間となりました。今年度の捜真祭では「子ども支援」をテーマに掲げ、共練会執行部·文化祭実行委員会が準備を始めており、今回はその活動の一環として参加させていただきました。受け入れて下さった大師新生教会の皆様、誠にありがとうございました。

明日から夏休み!

1学期の終業式を迎えました。真新しいランドセルを背負って4月に入学した1年生が、いまではすっかり捜真小学校の一員としてたくましい姿を見せてくれることを嬉しく思います。ご家族のみなさまのお支えに心より感謝申し上げます。どうぞ良い夏休みをお過ごしください。

「中高生と考えるSDGsフォーラム」で発表

7月14日(日)に湘南学園で行われた「中高生と考えるSDGsフォーラム」で、高3の生徒2名がチョコプロジェクトの活動報告を行いました。この生徒たちは、家庭科の授業で途上国の児童労働によって成り立っている安価なチョコレートや、SDGsについて学び、校内でフェアートレードチョコレートの販売活動などを行ってきた生徒です。

「中高生と考えるSDGsフォーラム」では、その活動報告と今後の活動方針を発表しました。同じ志を持つ中高生の発表を聞き、互いに刺激し合ったり、意見交換することで新たな気付きを得る、よい学びの機会となりました。

9月21日、24日の捜真祭では、フェアートレードの紅茶を利用した手作りタピオカドリンクを販売します。ドリンクの容器は自然に還る生分解性プラスチック製のものを使用、ストローは繰り返し利用できる金属製のストローで販売します。捜真祭では「Tomorrow is another day」の団体へも是非お寄りください。