投稿者「soshin」のアーカイブ

在校生へのお知らせ⑤

捜真生の皆さん

休校期間に入って1週間になろうとしていますが、その後、お変わりありませんか。今日から登校禁止になるということで、先週の土曜日には多くの生徒が荷物を取りに登校していました。

6年間の捜真生活の最後の時を過ごしている高三の生徒も名残惜しそうに下校していきました。

これからしばらく、学校に来ることができない日が続きますが、生活のリズムを崩さず、健康に留意して過ごしてください。一日も早く、学校に来られる日がくることを共に祈りましょう。

感染拡大を防ぐのには、この1~2週間が山場だと言われています。日常生活の中で不自由なことも多いですが、早く通常の生活に戻れるようにするために、今の過ごし方を工夫しましょう。

皆さんのような若い方たちは仮に感染したとしても重症化しにくいのですが、一方で活動的でもあるので、感染リスクの高い高齢の方、基礎疾患のある方に知らないうちに感染を広めてしまう危険性があるとも言われます。自分が感染するかどうかということだけでなく、社会での感染を拡大させないための工夫をお願いします。

本日、中1から高二のご家庭には今後の予定と成績の扱いについて、高三のご家庭には卒業証書授与式のお知らせを郵送いたしましたので、ご確認ください。

もし、数日たっても届かない場合には、学校にお電話でご連絡下さい。

また、今後、学校からのお知らせはHP、郵便、電話で必要に応じて各ご家庭にお届けします。

また、高一·高二の皆さんにはclassiでも連絡事項や課題についてお伝えしていますので、そちらもご覧ください。

「主よ、平和をわたしたちにお授けください。わたしたちのすべての業を成し遂げてくださるのはあなたです。」2019年度学院聖句 イザヤ書26章12節

高2英語 グループプレゼンテーション 

高校2年生がパワーポイントを使った英語でのグループプレゼンテーションを行いました。

テーマは各グループが選んだ「SNSの精神的影響」「ファストファッションの闇」「AIに取って代わられるわられる仕事」「困難の中にある子ども達のためにできること」「女子校の利点」「理想の英語教育」などです。

自ら選んだトピックについて調べ、英語でまとめ、スライドショーを作成、グループで発表。さらにプレゼン後の質疑応答にも即興の英語で答え、やり取りをしました。調査する力、英語力、発信力、協働する力など、様々な力が問われる活動でしたが、それぞれが力を発揮し、互いに助け合い素晴らしい発表をすることができました。

3学期の高一英語

高1の英語では、3学期、様々な形の発表に取り組みました。

①沖縄紹介&教科書の本文をまとめる

5月に控えた沖縄修学旅行に向け、修学旅行で訪れる場所や文化の紹介ポスターを作成しました。また、教科書の本文を分かりやすくまとめるという活動にも取り組みました。

 

 

②グラフを使ったプレゼンテーション

クラスの生徒たちにインタビューをし、その集計結果をグラフにまとめプレゼンテーションをして発表しました。クラスの生徒たちのスマホの利用状況、理想の髪型など興味深い調査結果が様々な形で発表されました。

③戦争の写真を紹介するスピーチ

今学期、コミュニケーション英語の授業では第二次世界大戦やヴェトナム戦争の写真を扱った文章を読んでいます。そこで、生徒たちも自分たちで戦争中に撮られた写真を見つけ、その写真について調べたものをスピーチとして発表しました。

20世紀に多くの戦争が起こり、多くの悲劇が生まれたことを改めて感じる機会となりました。

新型コロナウイルス対策

保護者のみなさま

本校では、新型コロナウイルス対策につきまして、下記のように対応いたします。

·2020年2月28日(金)から臨時休校とし、そのまま春休みに入ります。

·卒業証書授与式は、卒業生とそのご家族、教職員で、プログラムを短縮して行います。

·各学年の学年会(保護者会)、PTA役·委員会、キリスト教講座を中止とします。

·臨時休校期間中での学習内容や連絡事項は、郵送またはメール配信にてお伝えいたします。

·3月9日(月)以降、クラス担任よりお子さんの健康状態を含めたご様子を伺うために電話を差し上げますので、ご心配なことがありましたらお伝えください。

·成績表「みのり」や「修了証」などは、3月18日(水)に郵送いたします。

 

※新年度に向けての予定は、追ってご連絡いたします。

※休校期間中の事務対応は平日の10時~15時です。

 

休校期間中も感染拡大を防ぐために以下の点にご留意ください。

·通常のインフルエンザ対策同様、手洗い、うがい、咳エチケットを励行する。

·免疫力を保つために規則正しい生活を心がける。

·マスクの着用。

·毎日、朝晩の検温。 体温を記録する用紙をお配りします。記録用にご使用ください。

·発熱や咳こむなどの症状がある生徒は、医療機関にて受診、もしくは最寄りの保健所などに設置される「帰国者·接触者相談センター」へ問い合わせる。

※「帰国者·接触者相談センター」への問い合わせを検討する症状

·37.5 度以上の発熱が4 日以上続く ·強いだるさ(倦怠感)

·息苦しさ(呼吸困難) これらの症状が上記の期間に満たない場合には、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様、かかりつけ医等にご相談ください。

※ 休校期間中に上記の症状がみられた場合は、学校へお知らせください。

事情ご賢察くださいますようお願い申し上げるとともに、皆様のご健康が守られ、事態が早期に収束することをお祈りいたします。

在校生へのお知らせ④

2月28日の政府の要請を受け、今後の予定について次のように決定いたしましたので、お知らせいたします。

①期末試験、追試験はすべて中止とします。

 成績や評価についての詳細は3月2日発送のお手紙で説明しますので、ご確認ください。

 

②3月11日(水)卒業礼拝、3月18日(水)終業式·中3卒業式は中止とします。

 

③高三の登校日は3月19日(木)のみとし、時間を短縮して卒業式を行います。

  在校生は登校できません。

 

④3月2日(月)から3月22日(日)までを生徒登校禁止期間とします。

  荷物を取りに来ることも含めて、この期間の登校はできません。

 

詳しいことについては、3月2日にお手紙を発送しますので、そちらでご確認ください。

在校生、ご家庭の皆様のご健康が守られますよう、お祈りしております。

 

2月29日(土)学校説明会 中止のお知らせ

新型コロナウイルスによる現状況に鑑み、2月29日(土)に開催を予定していた学校説明会を中止することにいたしました。

参加のお申込みをいただいた皆さまには誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

尚、2月28日(金)までにお申込みをいただいたご家庭には、説明会当日にお配りする予定であった書類(学校案内·募集要項·過去問 等)を郵送させていただきます。

在校生へのお知らせ② 試験時間割表を訂正しました

昨夜、お伝えした試験時間割表の3月5日高二の時間割に誤りがありましたので、正しいものをお伝えします。ご迷惑をおかけしました。

3月4日(水)から行われる期末試験は時差登校のために開始時間を変更して行います。また、実技試験、追試験などを行うため時間割にも変更がありますので、添付の時間割を必ず確認してください。なお、中1と中2の数学はテストが1種類になりました。

また、全学年、教室整備の必要がありますので、試験初日は9:50に教室に集合してください。

なお、各試験の詳細については2/27付で各ご家庭に文書を郵送しますので、お手元に届かないようでしたら学校までご連絡ください。また、高三のご家庭にも2/26付で文書を郵送いたしましたので、ご確認ください。

 

試験時間割 訂正版 200227

高1 音楽 パイプオルガン見学

高1の音楽の授業では、チャペルのパイプオルガンの見学をします。

一般的にホールに設置してあるパイプオルガンは、鍵盤の周辺に集まって間近で見るのがオルガン見学会ですが、捜真のパイプオルガンは、製作者の許可を得て、オルガンの裏側に入って見学できます。

パイプオルガンは、設置するホールの大きさやそこで歌う人の数などを計算して造られる「オーダーメイド」。全てが手作りで、鍵盤からパイプにつながるところも手作業で調整してあること、フランスには大切にされてきたおかげで500年前に造られたパイプオルガンが、今もなお現役であることなどの説明を受けると、それまで興奮気味だった生徒の顔が引き締まっていきます。

パイプオルガンの裏側は、人が一人ようやく通れるくらいの幅です。生徒が裏側に行くと、音が鳴る時の様子が分かるようにと、音楽の先生がオルガンを弾き始めました。企業秘密なので、絶対にSNSにアップしないことを条件に写真や動画の撮影も許されています。音が鳴る時と鳴らない時の違いを動画に収める生徒も多くいました。

こうして、オルガンへの特別な思いが育っていきます。「捜真生」になる瞬間です。

高二 選択 教養数学

教養数学は、2019年度に新設された高二の選択科目です。身近に使われている数学を体験し楽しむことを目的としています。

1学期にはまず数学が使われているパズルやゲームを紹介し合い、実際にプレーしてみました。自分で立体ゲームを手作りした生徒もいました。また、数Ⅱの「方程式と軌跡」、「不等式と領域」を学習し、方程式や不等式で絵を描くパズルを作成して互いに解き合いました。さらに、計算ドリルでマス目をうめて絵を描くパズルも作成し、秋の入試説明会で小学生に体験してもらいました。

2学期には、経済分野でもよく使われる指数·対数の概念を学び、簡単な微積分を学習しました。積分を用いて図形の面積を求めるパズルも作成しました。並行して自由研究も進めていたので、各々その中間発表もしました。

3学期は「新春カルタ大会」で始まりました。ただし、使用したのは各自が『トポロメモリー』(トポロジーという、図形をパーツ数と穴の数だけで区別する数学を用いたカードゲーム)を模して作成したオリジナルのカルタです。2月には自由研究の発表と展示を行いました。天気やジャンケンなどの身近な話題から、ドラマの中に隠された数学、幾何学模様など、バラエティー豊かな発表となりました。      (担当 杉山)

中学部高等学部 休校のお知らせ

新型コロナウィルス感染症の感染拡大に鑑み、捜真女学校中学部高等学部は2月26日から3月4日まで(高二は3月3日まで)休校といたします。

現在、本校の在校生、ご家族、教職員に感染症の発症はありませんが、通学区域が広域であることなどを考慮して休校といたしました。

なお、この期間、学校へのご連絡は午前8:30から午後4:00の間にお願いいたします。

今後の学校からのお知らせはこちらに掲載いたしますので、在校生、保護者の皆様方はご確認をお願いいたします。

皆様方のご健康をお祈りするとともに、一日も早い収束を祈ります。

レインボーグッズ作製 中3LHR

2月10日·17日のLHRにて、中学3年生は写真のようなカラフルなストラップを作製しました。このイベントのはじまりは11月に行われた全校修養会で日本キリスト教団牧師中村吉基先生から伺ったLGBTQに関するご講演です。講演の後しばらくして、ある生徒から「私たちにもLGBTQの人たちを支援する活動はできるかな?」という声が上がりました。学年の代表が集まる「二役会」のメンバーが「私たちにできること」としてレインボーグッズの作製を提案、缶バッヂ等の様々な案をふまえてストラップの作製となりました。計画、材料購入から作り方の説明まで全てを二役会の生徒が担当し、実際に作るときには苦労している生徒もいましたが二役の助けもあって写真のようなストラップが無事完成。

レインボーグッズを付けていることでLGBTQの方々のally(=味方)であるという意思表明をすることになるのです。

「LGBTQの人達を支援したい」という中学3年生の思いが広まることを願います。(中3 学年教員)

 

中1 スペリングコンテスト

2月17日(月)LHRの時間に、中学部1年生のイングリッシュ·コンテストとして、捜真女学校英語科伝統行事であるスペリングコンテストが行われました。

1月の単語テストで選ばれた40名の生徒たちは、学年の生徒と先生たちが見守る中、ユキホールの壇上に並んで、英会話のウォン先生が発音する単語のスペリングを間違えないように気を付けながらマイクを使って答えていきました。

学年の生徒たちは舞台上に並んだクラスメートや友達に声援と拍手をおくりながらコンテストは進み、出場者たちは大健闘して9ラウンドまで進みました。敗者復活戦も5ラウンド行われて、最終的に10名の生徒が入賞を果たしました。

JOC&YWCA 一泊修養会

2月14日(金)~15日(土)にかけて「JOC&YWCAの合同修養会」が「新しく生まれ変わる」という主題の下、上郷森の家で行われました。有志参加者42人(高校生30人、中学生12人)は、自分と真剣に向き合って、自身の課題を言葉にし、それを仲間達と分かち合うことで、互いの在りのままの姿を受容し合うことができました。今までの自分、自分をしばっていたものから解放されて、生徒が自由になっていく様子を間近に見られるのは感動の一言です。

プログラムは以下の通りです。

1日目

オリエンテーション·親睦会(高一担当:伝言ゲーム)

開会礼拝 「自分を否定する事は神の創造の力を否定すること」

講演Ⅰ ①自分のライフ·ライン(自分の人生を一本の線で描く)

②愛着診断テスト(自分の愛着の型を知る)

学年別ディスカッション

2日目

祈祷会(高三担当)

講演Ⅱ 「世界は私と無関係ではない~ムクウェゲ氏のコンゴでの取り組み~」

学年越ディスカッション

まとめの時間(高三担当)

閉会礼拝 「人が新生するとき~人間の努力ではなく神の創造の力が働く~」

「中高生×未来のためのSDGsMARKET」開催

2月11日、捜真女学校の「捜真SDGs実行会」と湘南学園さんの「チョコプロ」とが合同で「中高生×未来のためのSDGsMARKET」を開催いたしました。

当日は、たくさんの方が来場してくださり、ブースやステージ、フェアトレード商品の買い物など様々に楽しんでくださいました。

生徒はこのイベント開催で多くのことを学んだことと思います。今後はこのイベントで得たものを、何らかの形で発信していきたいと思っています。

イベント開催にあたり、クラウドファンディングにご協力くださった皆様方、準備のお手伝いをしてくださった父親の会の皆様、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

中1 美術 レリーフ作製

ニューテラコッタという「はにわ粘土」で、お気に入りの聖書箇所をレリーフにしました。飼葉桶ではなく「お布団で眠る母マリアとイエス様」(ルカによる福音書2章7節)、「神様の手から蒔かれるマナ」(出エジプト記16章4節)など、生徒達の自由な発想に驚かされます。

高二 聖書 「パウロの言葉からLGBTQについて考える」

パウロは教会に宛てた手紙の中で同性愛を否定していますが、現代の私達は彼の言葉をそのまま理解して良いのでしょうか。これはアメリカ社会を二分するテーマでもあります。

もしトランスジェンダーの生徒が捜真への入学を希望したら、あなたならどうするか。学校経営者になったつもりで対応を検討しなさい、というのがこの授業の課題です。

 

 

 

戸籍性が男性、自認性が女性の入学について、さまざまな角度から考え、賛成というグループも、反対というグループもありました。結論として出された意見をいくつかご紹介します。

·キリスト教教育の捜真だからこそ、マイノリティを理解、受容できると思う。

·抵抗なく意見が一致できていればよいが、在校生に一人でも反対者がいるのであれば慎重であるべき。なぜなら、「女子校」という看板の下に入学してきた生徒が在学しているのだから。

·その子が選んだ道を支えていくのが、私達の道。

·時代は受容するのが当たり前。身近にいればこそ理解が深まる。

·設備などのハード面を分けること自体、相手を同性と認めていないことになるのではないか。

 

高二 聖書 中世キリスト教史クイズ大会

高二の聖書では中世キリスト教史を学んでいますが、今年度はグループ学習で学びを進めています。

まず、4人グループを作ります。次に各自が以下の①から④の中からテーマから一つ選んで調べ学習をします。調べた内容を他の三人のメンバーに分かりやすく10分以内で説明をします。テーマにはそれぞれにキーワードが3つあります。その3つには必ず触れなければなりません。

この授業の狙いは難しい内容をいかに分かり易く伝えるか、です。そして、グループのメンバー全員が同量の知識を得ることです。そのためには協力が必要です。最後にグループ対抗「中世キリスト教史クイズ大会」を行います。

クイズ大会はこの後、行われます。どんな問題ができあがるのでしょう。

 

①「修道院運動」:クリュニー·シトー·フランシスコ

②「封建制度」:双務的契約·不輸不入権·荘園

③「カロリング·ルネサンス」:アーヘン·アルクィン·ラテン語

④「スコラ学」:実在論·唯名論·普遍論争