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中学部水泳部が特別表彰を受けました

中学部水泳部が神奈川県私立中学校体育連盟より特別表彰されました。

今回の表彰は私学大会3年連続優勝を評価されたものであり、在籍する部員全員の力の結集によるものと言えます。コーチとして部員一人一人を誇りに思うと同時に応援してくださった保護者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

今はコロナ対策で思うように練習ができずにいます。しかし立ち止まるのではなく、個々の目標に向かってできることを捜し、夏に向けての準備を進めています。今年の夏も捜真水泳部の生徒たちの輝く姿をどうぞお楽しみに!(水泳部コーチ 小澤)

高三生の有志がLINEで礼拝をしています

休校の期間が長くなり、学業とともにできなくなってしまったのが毎日の礼拝です。

教員も、これからどのように礼拝の時を持てばいいか、思案しているところでしたが、生徒たちはさすがです。すでに有志で毎朝10時に礼拝の時を持っていました。捜真生活6年目の高三らしいアクションです。

高三生は高等学部第73回生。有志たちがLINEで呼びかけ、参加者を募って始まりました。参加人数も増えていると聞いています。

【聖書】マタイによる福音書 18章20節

二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。

 

 

図書館だより 号外⑦

『あの子の秘密』村上雅郁 フレーベル館

中2の生徒が返却しに来た際に「先生この本面白かったよ。」と薦めてくれたものです。

登場人物は小学6年生の女の子が二人と黒猫。『イマジナリーフレンド』という不思議な存在が二人を近づけます。

小夜子が語る場面は黒い月、明來が語る場面は太陽のマークが書かれていたり、Part4のイラストには捜真の美術室と同じ椅子が描かれていたり、イラストで楽しむことも出来ます。表紙も素敵。

ヤングアダルト(中高生向け)の本は、お年寄りの私には難しいかなと敬遠しがちですが、生徒が薦めてくれた本はたいてい当たりです。

古典的な文学も読んで欲しいけれど(美しい文章は自分の心を磨きます)、主人公が今を生きる作品は、みなさんが言葉にできない言葉を代わりに語ってくれます。

どんな本も捨てるところはないってこと。本にはいろんな世界が待ってます。

ここまで紹介した本をブックトークにするとしたら、テーマは“希望”?

みなさんだったら、どんなテーマにしますか。

在校生保護者の皆さま

保護者の皆様

お子さまのご進級おめでとうございます。また、新入生のお子さまたちのご入学おめでとうございます。校庭の桜は今年も美しい花を咲かせています。教職員は、この花びらの下で遊ぶ子どもたちの姿を思い浮かべながら、例年と違った心境のなか新年度を迎えています。

さて、すでにメール配信「安心でしょばと」にてお伝えしましたが、本校では以下の通り決めさせていただきました。

· 4月7日(火)〜4月17日(金)を臨時休校とします。

本校は、様々な地域から公共交通機関を利用して登校している児童が在籍しております。現在の新型ウイルス感染拡散の状況と今後の拡散防止の重要性、そして児童とご家族の健康保持を何よりも優先した措置ですので、どうぞご理解くださいますようお願いいたします。この期間は登校できません。また、できるだけ外出を避けましょう。新年度の教科書等の教材は、以下のものと併せてご家庭へ宅急便でお送りします。

· 学校のお知らせ     ·学年便り

·「Soshin Family Map 2020」(全教職員の紹介)

· 休校中の学習内容 ·事務·保健関係書類

· 入学式·始業式は延期とします。

登校が可能になった最初の日に、時間と内容を短縮して行います。

· 1学期の行事予定を大幅に変更します。

詳しい内容は「安心でんしょばと」をご確認ください。

· 土曜日·日曜日は学校閉鎖とします。

必要なご連絡は平日午前9時〜午後2時にお願いします。

 

今後の状況により、変更となる場合もありますこと、ご了承ください。

ご家族の上に、神様のお守りが豊かにありますように。そして、事態の早期収束を心よりお祈り申し上げます。

捜真小学校・捜真女学校の新入生の皆様へ 学院長メッセージ

捜真小学校1年生·捜真女学校中学部1年生·高等学部1年生の皆さま

                         20204

            学校法人 捜真学院 学院長 中島昭子

新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。心から歓迎とお祝いを申し上げます。

皆さまのご入学を在校生·教職員一同楽しみにしておりました。満開の桜を見上げながら、準備も進めて参りました。

しかし、新型コロナウイルスの感染が広がり、入学式の延期と休校の措置をとらざるをえないと判断いたしました。特に、入学式は予定の日に行いたいと願っておりましたので、とても残念です。

これは皆さまご自身の命を守るためであるだけでなく、感染すると重症化する方々への感染拡大を防ぐためでもあります。今、私たち一人ひとりが感染防止のために自分ができることを考え、行動することが何よりも大切であるからです。

休校の間の学びについては、担当の先生が話し合い、準備をしているところです。教科書はご自宅にお送りするために宅急便の箱に詰めています。学びの課題が届きましたら、教科書などを参考に取り組んでください。

また、睡眠·食事·運動は元気で過ごすために必要です。学校に通うのと同じように考えて生活してください。ご家族の一員としてお手伝いもなさってください。

私たち捜真の教職員は、皆さまとお会いするのを楽しみにしています。入学式は少し先になりますが、皆さまは41日から捜真に入学なさった児童·生徒です。お友だちと学ぶ日が一日も早く来るよう、ごいっしょにお祈りいたしましょう。

そして、感染なさった方々の治療に力を尽くしてくださっている医師·看護師をはじめとする医療関係者のお働きが守られ、神様の祝福がありますよう、お祈りいたしましょう。

ご家族の皆様、予定を変更させていただくこと、ご理解を賜れば幸いです。私どもにとっても苦渋の決断です。何とか実施できないものだろうかと時間をかけて検討いたしましたが、4月上旬の登校は大変厳しい状況であると考えた次第です。ご家族にご負担をおかけすることになると存じますが、なにとぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

図書館だより 号外⑥

『スイート·ホーム』 原田マハ ポプラ社

原田さんの作品には、お気に入りのものがたくさんあります。

1位『翔ぶ少女』同じく『リーチ先生』3位『一分間だけ』同じく『奇跡の人』5位『生きるぼくら』。他にも図書館に十冊ほど著書があります。読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう私でも、読後感がしっかり残る作品です。

原田さんの作品には①美術系②色々、と大きく分けて二つのジャンルがあります。キュレーター(学芸員だが企画も担当)でもある原田さんならではの、画家や芸術家が主人公の作品も多いのですが、何気ない日常を切り取った作品も魅力的です。

『スイート·ホーム』も②のジャンル。静かな街並みに甘く漂うケーキの香り。本を読んで香りがするなんて、ダイエット中の人には罪な本です。わたしは、ふんわり黄金色のスポンジが目の前に現われてきました。

これもジャケ買いしちゃいそう、オレンジ色のスピン(しおり)が差し色になっていて、電車の中でも「可愛い💛」と目を引くかも。

さくらが満開になる前に読んで欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

在校生へのお知らせ⑪ 4月1日

捜真生の皆さん

皆さん、進級おめでとうございます。また、新中1、新高一の皆さんご入学おめでとうございます。グラウンドの百年桜は今年も生き生きと花を咲かせています。

何もかもがいつもとは違う形ですが、新しい学年がスタートします。今年度もどうぞよろしくお願いします。

さて、本日、教員会議で今後のことを検討し、ご家庭宛に文書をお送りしました。数日たっても届かない場合には、学校にご連絡ください。

主な内容は以下の通りです。

① 4月6日(月)~4月19日(日)を臨時休校とします。

新型コロナウィルスの感染拡大が続き、事態は深刻な状況に陥りつつあると考えます。在校生の健康を守るための措置ですので、どうぞご理解ください。この期間は登校できません。また、できるだけ外出を避け、自宅学習をしましょう。そのために必要な新学年の教科書や課題は4月6日以降、順次ご家庭に発送します。

② 入学式·始業式は中止とします。

登校が可能になった最初の日に、時間と内容を短縮して行います。

③ 1学期の行事予定を大幅に変更します。

詳しい内容は本日発送の文書でご確認ください。

④ 4月4日(土)は学校閉鎖とします。

必要なご連絡は3日(金)午後4時まで、あるいは6日(月)午前9時以降にお願いいたします。

在校生は2月26日からの長い休校、また新入生は初めての学校生活がスタートできず、不安や心配も多いと思います。もし困ったことがあったら、学校にご連絡下さい。

今は、できるだけ早く登校が再開できるように、私たち自身の自覚ある行動で感染の拡大を阻止しましょう。

在校生の皆さん、ご家族皆様のご健康をお祈りいたします。

【聖書】箴言23章18節から19節

確かに未来はある/あなたの希望が絶たれることはない。

わが子よ、聞き従って知恵を得よ。/あなたの心が道をまっすぐに進むようにせよ。

本日の教員会議で朗読された聖書の言葉です。

 

教科書を発送するための箱が到着しました。準備が整い次第、お届けします。

図書館だより 号外⑤

『駒音高く』 佐川光晴 実業之日本社

私は将棋や囲碁を打ったことはありませんが、勝負の世界の張りつめた、凛とした空気が感じられる一冊です。最初は読み切れるかなと思っていましたが、七話それぞれに主人公がおり、彼らをとりまく家族模様も描かれています。

まず表紙がいい。水色と山吹色で切り取られた画面の中で、盤を挟んで駒を持つ主人公たちのまなざしが、読後「こうして対局していたんだ」とその息遣いと爽やかさを届けます。

年齢にかかわらず、一つのことに向かい合う機会ってなかなかないですね。学校や家庭だけでなく、こうした場所に身を置くことが、実は一番当たり前で大事なことだったりするのかも。

図書館で貸出できる佐川光晴さんの著書は『大きくなる日』『おれのおばさん』『おれたちの青空』『おれたちの約束』『おれたちの故郷』があります。皆さんと同世代の主人公が悩みながらも成長していく物語。四月から新しい生活が始まります。

一冊読んで、元気を出していきましょう!!!

 

神奈川大学「宇宙エレベーターSPIDERチャレンジ」に参加して

以前、ホームページでお知らせしましたように、今年度も神奈川大学主催の宇宙エレベーターSPEDERチャレンジに高二の有志(ドラえもんクラブ)で参加しました。

2月22日に今年度の成果を発表する機会があったのですが、新型コロナウィルス感染症の広がりの懸念のため、中止となりました。そのためプレゼンのスライドなどを提出して発表の代わりとし、今年度も「デザイン賞」をいただけることとなりました。機体の性能向上は、まだ道半ばですが、4月から新しい高二に引き継ぎ、続けていきます。

 

宇宙エレベーター 報告書

図書館だより 号外④

『青い鳥』重松清 新潮社

図書館の文庫本の中でも、たくさんの貸出履歴がある本です。

主人公は吃音の中学校非常勤講師。八つの短編が載っています。

その中の一つ『ハンカチ』に「ほんとうにしゃべりたいことは、しゃべらなくてはいけない。答えがほんとうに欲しいときには、やっぱり、訊かなくてはいけない。」という、村内先生の言葉があります。

皆さんの周りにもこういった場面がありませんか。あなたの思いに心を寄せる人が必ずいる。そして、あなたも誰かの思いに心を寄せてみよう。

『カッコウの卵』も心にささる一編です。

「カッコウのひなは、成鳥になったら、やっぱり卵を別の鳥の巣に産みつけて、わが子を捨ててしまう。でも、もしかしたら、羽の色が違うきょうだいの中でひとりぼっちだった寂しさを、成鳥になっても忘れないカッコウもいるかもしれない。そんなカッコウは、やがてつがいになったら、巣をつくるかもしれない。見よう見まねのみすぼらしい巣でも、そこにたいせつなものを、そっと置くだろう。卵をあたためながら、たいせつなものがそばにいるよろこびを、きっと知るだろう。」あきらめたらいけない。いつか時がくれば、きっと思いが叶うと信じよう。

今、立ちどまってしまっている人がいるならば、一緒にこの本、読んでみましょう。

 

在校生へのお知らせ⑩ 3月27日

在校生の皆さん、保護者の皆様

休校期間もひと月という、想像しなかった長さになってしまいました。皆さん、いかがお過ごしですか。

昨日、今後のことについて検討する会議を行い、それぞれのご家庭あてに以下の文書を発送いたしました。

3月30日以降の予定について

概要は以下の通りです。

① 3/30(月)~4/2(木)の登校は今週と同じ

② 4/3(金)と4/4(土)は休校(生徒は登校できません)

③ 4/6(月)中高入学式、4/7(火)始業式は内容や時間を工夫して行う

④ 4/8(水)の健康診断は延期とし、クラスや学年ごとのLHRのみ行う

⑤ 4/9(木)~4/16(木)は時差登校として、40分短縮授業を行う

  スタディーホール、LHR、部活動は行わない

⑥ 4/17(金)は中·高ともに模擬試験を行う

③~⑥の詳しい時間や内容は4月1日付け発送の文書でお知らせします。

状況は時々刻々変化しますので、上記の内容を変更しなくてはならないことも考えられます。あくまでも現時点での予定とお考え下さい。

神奈川県でも外出自粛の要請が出されました。特に、若い皆さん方がどのように行動するかが、今後の感染拡大防止に影響するとも言われています。長い自宅待機は退屈でもあり、気持ちが晴れないことも多いかもしれませんが、2020年度の学校生活が共に始められるようにするためには、私たちが自覚ある行動をすることが求められています。

なお、現在、教職員も在宅勤務をしている可能性もありますので、ご了承ください。

引き続き、健康に留意してお過ごしください。

【聖書】詩編119編105節

あなたの御言葉は、わたしの道の光

わたしの歩みを照らす灯。

昨日の教員会議の冒頭に朗読された聖句です。

 

 

3/28(土)保護者オリエンテーションについて

捜真女学校中学部新入生 保護者の皆さま

新型コロナウイルス感染予防の観点から、328日(土)に予定されております保護者オリエンテーションは集合時間帯を分け、プログラムを短縮して以下の通り行います。

328日(土)

受験番号:51~131       9:30集合

受験番号:132~219  10:15集合 

受験番号:220~328  11:00集合

※大人数で長時間集まることを避けるための措置ですので、集合時間直前にいらしてください。

※各時間帯40名程度の方にご案内しています。

また、以下の受取期間も設けましたので、各ご家庭でご判断の上、どちらかにご来校くださいますようお願い申し上げます。

330日(月)~41日(水) 9:0015:00 

なお、このお知らせは本日、出願時にご登録のメールアドレス宛とご自宅宛に速達葉書でもご案内申し上げます。内容が重複しますことをご了承ください。ご不明な点がございましたらご遠慮なくお問い合わせください。

お問い合わせ先   電話:045-491-3686    時間:8:3016:00

卒業生 伊藤礼香さんの活躍

お知らせが遅くなってしまいましたが、第69回卒業生伊藤礼香さんから大学での活動報告をいただきました。

伊藤さんは捜真在学中、バレーボール部、文化祭実行委員会、沖縄研究会と幅広い活躍をしていた卒業生です。

どうぞご覧ください。

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2月6日に青山学院大学にて「AOYAMA VISION 145周年企画 Be the Difference アートプロジェクト」の除幕式が行われました。今回私は学生代表としてプロジェクトを進めてきました。

このプロジェクトに参加するメンバーは、青山学院大学総合文化政策学部に所属する学生です。本学部では主に文化政策(アートマネジメント)を学んでいます。

私がこの学びをしたいと思ったきっかけは、捜真女学校在学中に文化祭実行委員会に所属していたことでした。様々な制約がある中で、どのようにしたらステージに出る人たちが最大限のパフォーマンスをできるか、また、観客が居心地よく楽しむことができるか。この2つを考えに考え抜いた委員会の日々でした。

さらに、私の学年で発足した沖縄研究会での活動も大きく影響しています。アメリカ軍基地問題や、唯一の地上戦の歴史がある沖縄という、堅いテーマを、どのようにしたら色んな人に考えるきっかけを持ってもらえるか。これら2つを合わせて、難しく堅苦しく感じるテーマを、多くの人に伝えたい。そしてそれは文化によって可能になると考え、この学部を志しました。

今回のプロジェクトでは「世界を、あなたをまるっと受け止めて愛したい」をテーマの元、アーティスト·香取慎吾さんに約11メートルに及ぶ壁画を描いていただきました。青山学院大学も捜真女学校と同じく、キリスト教精神に基づいたミッションスクールです。私たちが神様から受け取っている無条件の愛を、自分にも他人にも注ぐことが、世界をもっと生きやすくする、と考えました。

この絵から多くの人がパワーをもらって、踏み出すきっかけ、考えるきっかけになってほしい。それが花開くのは、今すぐでも、10年後でも、死ぬ前でもいい。皆さんにそのような一粒の種を植えられれば、と考えています。私が捜真で培ってきた日々は、この瞬間のために種撒かれたのだと実感しています。皆さんにパワーを与えるはずが、何よりわたしが香取さんの絵によって多大なパワーをもらってしまいました。

この壁画はどなたでもご覧いただけます。ぜひ足を運んでいただき、パワーを受け取り、誰かをまるっと愛していただければ幸いです。

 

壁画除幕式の様子はこちら

高等学部卒業式が行われました

春の日差しが眩しいくらいの素晴らしいお天気となった3月19日、第72回高等学部卒業式が行われました。休校期間中の卒業式なので、在校生の参列はなく、卒業生と保護者2名までと制限された中での式になりましたが、卒業式を無事に行うことができましたことを感謝致します。

捜真の卒業式と言えば、「威風堂々」に合わせてゆっくりと歩く卒業生入場、流れるようなリズムで校長から卒業生一人ひとりに手渡される卒業証書授与、そして卒業生の合唱が大きな特徴ですが、今回は合唱はなし、校歌も代表生徒の独唱となりました。

例年は、何度も練習を重ね、卒業式当日は司式者の指示や教員のサポートなしで行われる卒業式ですが、今年は直前に一度の練習だけで本番に臨みました。「本番に強い」との呼び声が高い学年ですが、まさにその通りでした。

卒業生皆さんのこれからの新しい歩みが、神様のあふれる祝福の中にありますようにいつもお祈りしています。

ご卒業おめでとうございます。

3月17日、第59回卒業式が行われました。
例年とは違う卒業式となりましたが、保護者の皆様とともに、子どもたち一人ひとりの成長を喜び、感謝できたこと、何よりも小学校生活最後の1日を学校で過ごせたことを、とても嬉しく思います。
卒業生のこれからの歩みの中にも、きっと困難なことや、想像すらしなかったことも起こるでしょう。
そうした中でも、互いに愛し合い、支え合い、隣り人のために生きる、優しくたくましい人とし、歩んでいってくれると信じています。
どうかこれからもお元気で。そしてまたいつでも、捜真小学校に帰ってきてください。お待ちしています。
ご卒業、おめでとうございます。

高三の皆さんへ 明日の卒業式について

高三生の皆さん

1月20日の全体登校日以来、登校日のないまま明日の卒業式を迎えることになりました。捜真での6年間の最後の時を、お友達や後輩たちと共に過ごすことができなかったことは本当に残念でした。しかし同時に、明日、卒業式を無事に行うことができることは大きな恵みであり感謝すべきことであるとも思います。

そこで、明日の卒業式を前に改めてご協力をお願いします。

先日3月2日付で学校からご家庭にお送りしたお手紙を再度お読みください。この卒業式が感染拡大につながってしまってはいけませんので、体調がすぐれない方のご出席はご遠慮下さい。また、登校途中の駅や公共交通機関内で大勢が集まることも避けてください。これは皆さんの健康を守ることと同時に、社会の中に感染を広めないために大変重要なことですのでご協力ください。

明日、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

【聖書】使徒言行録20章32節

そして今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることができるのです。

在校生の皆さんへ 終業式にかえて

本日18日は終業式と中学部卒業式が予定されていましたが、行うことができませんでした。

終業式にかえて校長メッセージをお届けします。

なお、中1から高二のご家庭には、本日、レターパックプラスでお知らせを発送しております。数日たってもお手元に届かない場合には、学校にお電話でご連絡ください。なお、学校へのお電話は8:30から16:00の間にお願いいたします。

 

終業式に変えて

中学部·高等学部 校 長  中山 謙一

 

捜真生のみなさん。2019年度の終わりがこんな形になるとは思いませんでしたね。残念な気持ちの人が多いことでしょう。とりわけ残念に思うのは、この3月で捜真を去ることになる方々とお別れの挨拶が十分にできないことです。

高等学部を卒業していく146名の方々とのお別れ、捜真での教員生活にピリオドを打つ先生方とのお別れなど様々なお別れが予定されていたのに、十分に時間をとることができませんでした。去っていく方々の後ろ姿と、別れに際して残してくれた言葉は、残る者にとって意義の深いものです。私たちを励まし、勇気を与えてくれるからです。そんな大切な機会を失ってしまい本当に残念です。

でも、「別れは突然やって来る。いつお別れしてもいいように心の準備はしておかなくちゃ。」というのが東日本大震災を経験した方々の教訓です。あらためて毎日毎日を大切にしていきましょう。

学校に来なくなってからずいぶん時間がたってしまいましたが、心とからだのエネルギーをなくさないよう注意をしてください。みなさん、エネルギーをたっぷり蓄えてください。エネルギーは使うことでかえって増えていくものです。こんな時こそ自分の成長に役立つエネルギーの使い方を見つけてください。

いま世界は混乱と不安の中にありますが、聖書にあるように、「あなたが耐えられない試練を神はお与えにならない」のですから、また会う時まで元気でいてください。

 

【聖書】コリントの信徒への手紙一10章13節

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。