投稿者「soshin」のアーカイブ

水泳部中2 初めての大会出場

5月30日、横浜国際プールで開催されたヨコハマスイムトライアルに出場しました。
午前が中学の部。昨年はほとんどの大会が中止となったため、中2にとっては初めての大会出場となりました。何もかもが初めての経験で、とまどいと緊張の中でのレースでしたが見事に練習の成果を発揮することができました。
午後は高校の部。各自が目標タイムを定めて臨みました。結果、2種目で大会新記録を樹立、という今シーズン幸先の良いスタートをきりました。
大会後のミーティングで部長が、「今年の夏は捜真水泳部にとって、熱い夏にしよう!」と力強く語っていたのが印象的でした。今年も捜真水泳部の活躍をご期待ください!

みんなで取り組もうSDGs 捜真SDGs実行会

こんにちは。
捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGs」チームです。
今回は12番「つくる責任つかう責任」と、番外編として「そもそもSDGsって何?」をテーマにとりあげました。

① つくる責任つかう責任

日本の食品ロスは年間で600万トン以上あると言われています。国連食糧農業機関(FAO)によると、世界では年間で13億トンも食品が捨てられているそうです。

私たちに出来るとこは
·食品を買いすぎず使い切るようにする(余ってしまったら工夫する)
·賞味期限と消費期限を理解して買い物をする
などです。

賞味期限→食品劣化の遅い食品に記載されます。期限が過ぎても食べられないということではありません。
消費期限→食品劣化が早い食品に記載され、おおよそ5日以内に消費されるものです。

②そもそもSDGsって??

今やテレビや新聞やSNSなど様々なところで注目され、取り上げられているSDGsですが、そもそもSDGsとは何なのか…。

•SDGsとは…
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の頭文字をとったもの。
国連が掲げている2030年までに達成しなければならない17の目標のこと。

その17の目標の中で身近なもの&具体的な取り組みについて紹介します。

『12 つくる責任 つかう責任』
ex)リサイクルに取り組む

『13 気候変動に具体的な取り組みを』
ex)節電を心がける

『14 海の豊かさを守ろう』
ex)エコバッグを持参する

『15 陸の豊かさを守ろう』
ex)My箸を持参する

みなさんの小さな行動が2030年の未来を変えます!

“shishokukai”サイトをご覧ください

“shishokukai”は、6年一貫教育のメリットを活かし、生徒一人ひとりの可能性を追求し続ける私立中学が集い、「私学の魅力」をお伝えする会です。

東京都への緊急事態宣言、神奈川県へのまん延防止等特別措置が続いているため、会場での開催は中止となりましたが、shishokukaiの専用サイトでは学校紹介の動画をご覧いただけます。

また、オンラインでの説明会は15日(火)午後に行いますので、こちらへのご参加もお待ちしております。

捜真オンライン説明会の申し込みはこちらから

shishokukaiサイトはこちらから

“Beyond the Classroom” 高1英語 国際交流プロジェクトその1

姉妹校PLCからお手紙が届きました!

捜真女学校はオーストラリアの複数の私立女子校と互いに研修の受け入れをするなど長年の交流を続けています。
コロナ禍でもできることをと、その中の1校Presbyterian Ladies’ College(PLC)との交流プロジェクトが始まりました。
まずは、PLCの生徒から手紙が届いたのでそれを読んで返事を書きます。PLCには日本語クラスがあり、送られた手紙の日本語も素晴らしい出来栄えです。
原稿用紙にきちんと書くことも課せられた課題だったのでしょう。今は何でもインターネットを通して済んでしまう時代ですが、こちらもあえて縦書きの便せんに返事を書いて送ろうと思います。

「ありのままの自分とは?」6月3日礼拝メッセージ

ありのままの自分とは?                   中2担任 杉山知子

【聖書】ヨハネによる福音書20章17節~23節

イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」
マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。
その日、週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。
イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」
そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

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昨日から保護者の方々と懇談する保護者面談が始まりました。
毎年とても楽しみにしています。
私のトシだと、正直、中学生の皆さんより保護者の皆さまの方が年齢が近くて話も合うことが多いですからね。

保護者の方々に対して何よりもまず感じるのは感謝です。
赤ちゃんだった皆さんを死なせないように世話してくださって、小学生になったら宿題を手伝ったりしてくださって、捜真を受験させてくださったからこそ、こうして中学生になった皆さんに会うことができたのですから。

今週の初めまでうちに娘と孫が来ていたので、赤ちゃんを死なせないように世話するのがいかに大変か、改めて実感しました。
娘は出産後3日間は輸血やら点滴やらにつながれていておっぱいをあげることができず、退院後も再入院したりと不調が続きました。それで、うちに来たばかりのときはおっぱいの出が悪くて、赤ちゃんはうまく飲めずにギャーギャー泣いてばかりいました。幸い良い母乳相談室に行くことができて飲めるようになってきましたが、今度は鼻くそがつまって苦しくて飲めないから耳鼻科で軟膏をもらわなくちゃとか、うんちが出なくて不機嫌だから浣腸しなくちゃとか、まあ、次々とトラブルが起こるのです。ありがたいことに赤ちゃんは我慢せずにいちいちギャーギャー泣いてくれるので、1つ1つなんとか解決することができ、体重も順調に増えて1ヵ月検診を迎えることができました。なにしろ赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲めなければ死にますからね。皆さんが赤ちゃんのときも、小さなトラブルから大きな病気までいろいろあったに違いありません。皆さんはギャーギャー泣くしかなかったと思いますが、お母さんやお父さんが睡眠時間を削って1つ1つ解決してくださったからこそ、皆さんは今、生きているのです。

ところで、先日ある人と話をしていたら、話の流れの中でその人が「ありのままの自分って···何なんでしょうね···」みたいなことをつぶやきました。
「ありのままの自分」、「ありのままのあなた」というフレーズはよく聞きますよね。「ありのままの自分を受け入れよう」とか、「神さまはありのままのあなたを愛している」とか。
でも、何となく、「ありのままの自分」という固定した「自分」があるようなニュアンスで使われてはいないでしょうか。
そうすると、「今の私はありのままの自分ではないのではないか」、「もっとありのままの自分でいなくてはならないのではないか」などと心配になったりするわけです。

でも、実は、固定した「自分」なんてものはありません。
そもそも細胞が刻一刻と入れ替わっているのですから、生物としても同じ自分なんてありえません。
赤ちゃんは成長が早いので、毎日30グラムくらいずつ体重が増えて、1ヵ月で約 1. 3 倍、3ヶ月で2倍にもなります。
さすがに皆さんはそこまで増えないかもしれませんが、中1中2くらいだとしばらく見ないうちにすごく背が伸びていることがありますよね。

体はもちろん、気持ちも日々変わります。
きのうはこんなこと気にならなかったのに、今日は何だかイライラするとか、逆に、以前だったら辛くなっていたかもしれないけど、最近はスルーできるようになったとか。
そう考えると、今この瞬間の自分だって「ありのままの自分」ですよね。
イライラしている自分も、スルーできている自分も、あるいは人の目を気にしてキャラを作っている瞬間の自分でさえ、それが事実なのですから文字通り「ありのままの自分」と言えます。やる気満々の自分も調子に乗っている自分も、このままではマズイと落ち込んでいる自分も、今はやる気が出ないからしょうがないと開き直っている自分も、その他どの瞬間の自分も。

赤ちゃんは、ギャーギャー泣いてもふぎゃふぎゃ甘えても、ひたむきにおっぱいを飲んでもゲップをしても、何をしてもありのままで受け入れてもらえます。生きているだけでいいのです。
成長した皆さんも、私のような大人も、神さまから見たら同じではないでしょうか。
私たちは基本まじめなので、あれもしたい、これもしなくちゃと、意欲的に生きています。がんばり過ぎて疲れてしまったり、うまくいかないとき自分を責めたり周りを恨んだりしてしまいます。でも、神さまは、「これができたら愛してあげるよ」、「がんばったら認めてあげるよ」なんておっしゃいません。赤ちゃんがひたむきにおっぱいを飲んでゲップして、ぐったりして寝ていたら、無理やり起こすことはしませんよね。神さまだって、 がんばっている私たちをいとおしげに見守り、「疲れたら休ませてあげよう」とおっしゃるのです。

神さまがそのような存在だということは、イエスさまと弟子たちを見るとわかります。
弟子たちは熱心で、ひたむきにイエスさまに従っていたはずでしたが、イエスさまが逮捕されて十字架につけられたときにはみんな逃げてしまいました。一番弟子のペトロなどは、どんなことがあってもついて行きますと意気込んでいたのに、イエスさまのことなんて知らないと3回も否定してしまいました。でも、イエスさまは、ひたむきなペトロも逃げるペトロも、 意気込んでいるペトロも 裏切るペトロも、ありのままのペトロを丸ごと受け入れてくださったのです。

今日の聖書個所では、まず、イエスさまは弟子たちを「兄弟たち」と呼んでいます。逃げてしまった彼らを責めることなく、「わたしの神はあなたがたの神」ときっぱり告げてくださっています。
ところが、マグダラのマリアが「わたしは主を見ました」と弟子たちにイエスさまからの伝言を届けたのに、弟子たちは鍵をかけて家に閉じこもっていました。すると、イエスさまは恐れでいっぱいの弟子たちの真ん中に立って、「平和があるように」と言われました。イエスさまの手の釘跡とわき腹の槍傷を見て、弟子たちはやっと主だとわかって喜びました。イエスさまがいらっしゃらなくなってどうしてよいかわからず、心細かったであろう弟子たちは、十字架で死なれたイエスさまが確かに復活なさったとわかってホッとしたのでしょう。

イエスさまは重ねて「平和があるように」と言われました。
そして、弟子たちに息を吹きかけて、閉じこもっていた弟子たちを外の世界に送り出しました。
イエスさまはもう弟子たちと一緒に地上で生活することはなくなるけれど、聖霊がずっと弟子たちの心の中にいるようにしてくださいました。ペトロのことも聖霊によって見守り続けてくださったので、ペトロは他の弟子たちとともに教会の土台を作ることができたのです。先月のペンテコステは、聖霊を受けた弟子たちが教会の土台を作った記念として、教会の誕生日とも言われています。

私たちも、自分の心に鍵をかけて閉じこもってしまうことがあります。赤ちゃんのようにギャーギャー泣いてしまうわけにもいかず、どうせだれも助けてくれないとあきらめてしまったりします。
そんなとき、何かがきっかけとなって心が平和になると、もう一度動き出せることがありますよね。周りの状況は何も変わっていなかったとしても、受け止め方が変わったり見え方が変わったり。
それを助けてくださるのが聖霊なのです。

今日の聖書の言葉で一番心に響いたのが23節です。「だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される」···罪を赦すなんて神さましかできないはずだと思いませんか?それなのに、聖霊によって私たちが赦せばその罪は赦される、つまり神さまが赦すのと同じだというのです。ひどいことをされてすごく怒っているとき、相手を赦すなんて絶対無理と思う時がありませんか?それなのに、なぜか赦すことができる人がいます。私は最近捜真生の中で二人もそういう人を見ました。以前にも見たことがあります。聖霊の働きとしか思えません。
一方、「だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る」とは、これまた怖い言葉ですね。自分が赦さなくても、神さまから見れば誰でも高価で貴い存在なのだから、どうせあの人も赦されちゃうのよね、なんて思ったりしませんか?ところが、「あなたが赦さなければ罪が残る」というのです。
イエスさまは「平和があるように」と言われたけれど、平和を実際に作ることは私たち人間に託されたのです。
ただし、口先だけで言われたのではなく、私たちの真ん中に立ってくださっています。平和のない場面ではともに苦しんでくださっているのです。
よく「神さまがいるならなぜ戦争や貧困がなくならないのか」という人がいますが、殺し合いをしているのも富を独り占めしているのも人間です。
でも、互いに赦し合い分かち合うことができるのも人間なのです。
そのことを23節の言葉は教えてくれていると感じました。

最後に、マグダラのマリアに注目したいと思います。
彼女はおそらく、社会の最底辺に属する女性だったと思います。そもそも女性の地位が低く、「女と子どもを別にして5000人」などと言われる社会ですが、イエスさまの生涯を描いた映画の中で他の女性たちからも白い目で見られるシーンが出てきたりします。
そういう彼女だからこそ、ありのままの彼女を丸ごと受け入れてくださるイエスさまを全力で愛しました。
高価な香油をイエスさまに注ぎ、涙で足を洗い、髪の毛でぬぐったのもマグダラのマリアだと言われています。
人からどう思われようと、弟子たちからもったいないと文句を言われようと、イエスさまを全力で愛する彼女がありのままの彼女だったのです。
イエスさまが亡くなられたときは全力で悲しみ、復活のイエスさまに出会ったときは全力で喜びました。「わたしにすがりつくのはよしなさい」とイエスさまにたしなめられたほどです。
マグダラのマリアには恐れがありません。復活のイエスさまをまっすぐ受け入れて行動し、恐れている弟子たちに伝えました。聞いてもらえなくても行動しました。きっと、聖書に書かれていない他の場面でもたくさんの人にイエスさまの復活を伝え、力づけたのだろうと想像します。
彼女は財産も権力も何も持っていませんでした。ただ、神さまに愛されたありのままの自分でいただけでした。あとは聖霊が助けてくださいました。
私もマグダラのマリアのようでありたいと願います。

教員採用情報【英語科】

現在、以下の内容で教員を募集しております。

〈英語科〉

①内容 高校一年生 コミュニケーション英語、英語表現 計16時間

②職種 非常勤教諭

③採用人数 1名(あるいは2名)

④期間 2021年9月1日~2022年3月31日 ただし延長もあり

⑤応募資格 中学校高等学校の教員免許をお持ちの方

⑥応募締め切り 2021年5月30日

⑦提出書類 履歴書

〠221-8720 横浜市神奈川区中丸8 捜真女学校

学校長 中山謙一宛

家庭研究2ー味噌作りを行いました

選択科目 家庭研究2では小泉麹屋(麹 販売·麹通販|キットもあり|小泉麹屋-麹  https://www.koujiya.com/)さんのご協力のもと、味噌づくりを行いました。味噌づくりにはチェコからの留学生も参加。日本の重要な食文化でもある味噌について学びました。

日本文化とは言え、参加した捜真生も知らないことだらけ。普段口にしている味噌がこのように作られるのか、と驚きでした。

今回作った味噌は約半年の発酵を経て食べられるようになります。一般的に販売されている味噌よりも麹歩合の高い高品質な味噌。完成が楽しみです。

  

6/10(木)学校説明会のお申込み受付を終了させていただきます

6月10日(木)に予定している学校説明会には、午前の部、午後の部ともに多くのお申込みをいただき、ありがとうございました。

誠に申し訳ございませんが、現況を考慮し、お申込みの受付を終了させていただきます。

7/17(土)には学校見学会、9/9(木)には学校説明会の開催を予定しております。是非そちらにもお申し込みくださいますようお待ちしております。

図書館からの本の紹介 5月23日

今日は各国の文化が読み取れる4冊を紹介します。
国際系を進路に考えている高校生は、新書の評論を読む前にこういったエッセイでその国の空気を感じておくとよいでしょう。

『ドイツの学校にはなぜ「部活」がないのか』
~非体育会系スポーツが生み出す文化、コミュニティ、そして豊かな時間~
                              高松平藏 晃洋書房
朝日新聞(2021.2.6朝刊)の書評に『教育における「自己決定」の重視。』『余暇時間が確保されたうえで、楽しみながらデモクラシーを学び、移民など社会的弱者を包括する社会運動としての意味をもつスポーツクラブ』とありました。もちろん、日本の部活から学べることはたくさんありますが、国の思想、哲学、価値観によって、子どもたちの人生が左右されることを改めて考えさせられました。
印象に残ったのは「社交機会が意図的にデザインされている」。特に「社会全体をデザイン
する=意図的に物事を計画し実行する」力は、今のコロナ禍の日本には喉から手が出るほど欲
しい力だと感じました。
どの国に生まれたとしても、幸福な人生を送れるように、社会は責任をもって子どもたちを
育てていかなければなりません。

『ワイルドサイドをほっつき歩け』~ハマータウンのおっさんたち~
                          ブレイディみかこ 筑摩書房
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者である、ブレイディみかこさんの昨年出版された一冊です。ブレイディさんの著書のテーマには「多様性」があります。ご自身がイギリスで生活される中で感じた違和感を、一つ一つ丁寧に掘り下げてアウトプットしてくれています。この本では、イギリスの時代を(日本のバブル世代や団塊世代のように)ざっくり5つにラベリングして、身近にいるおっさんたちをそのラベリングに照らし合わせて分析しています。
けれどもそこはブレイディさん、人間味あふれるおっさんたちの愛すべき生態も、ばっちり
紹介しています。だから、イギリスは魅力的で、また行ってみたくなるのです。

『《世界》がここを忘れても』 ~アフガン女性·ファルザーナの物語~
                               清水愛砂 寿郎社
アフガニスタン人のファルザーナは、隣国パキスタンの難民キャンプで生まれました。
ターリバーン政権が倒れ、母国に戻った一家の生活はどういったものだったのでしょうか。
白黒の淡々とした挿絵と家族の会話から、緊張した日々の暮らしが読み取れます。皆さんと同世代の少女の思いを受け止めてください。「人権や格差」を学ぼうという人は、この本から初めるといいですね。中学生にもおススメです。

『旅が好きだ!』~21人が見つけた新たな世界への扉~ 14歳の世渡り術シリーズ
      角田光代·益田ミリ·清水浩史·はあちゅう·森百合子他 河出書房新社

世界をくまなく歩いている21人が、旅の魅力について語っています。この本一冊で世界旅行ができちゃう感じ。
中でも印象に残ったのは、北欧ジャーナリストの森百合子さんが「北欧デザインに興味を持つきっかけとなった」と紹介していた、フィンランドの建築家アルヴァ·アールト。春休みに世田谷美術館「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展を訪れたばかりだったので、彼の作品がすぐに思い出されて「私も!そう思った!」と感激しきり。
スウェーデン人がよく口にする「ラーゴム」=「ほどほど」「ちょうどよい」が、日本の「足るを知る」に通じるというくだりは、北欧が肌になじむ理由なのかとすごく納得しました。

 

オンライン神奈川全私立中学相談会に参加しています

オンライン上で開催されている神奈川全私立中学相談会2021にて「校長が語る捜真の教育」と「6年間の始まりの日-入学式-」にて動画参加しています。ぜひご覧ください。

  • 「校長が語る捜真の教育-ことば教育-/-本物体験·本物学習-」

https://www.youtube.com/watch?v=Sa751674vGg

  • 「6年間の始まりの日-入学式-」

https://www.youtube.com/watch?v=a2LU2pafzF4&feature=emb_logo

 

図書館から本の紹介 5月20日

『神さまの貨物』ジャン=クロード·グランベール   ポプラ社

新聞の片隅に紹介されていて、“本屋大賞”受賞も気になりました。
帯に書かれていた「涙なしには読めない、人生の課題図書」が少しうさん臭く思えましたが、表紙の絵の雰囲気がなんとなく柔らかく、小ぶりでページが少ないところで、手を伸ばしました。
どこか童話のようで、雪の平野や森の奥の小屋などが目に浮かぶような描写でした。でも、登場する人たちに迫られた決断は、辛く厳しいものでした。何を決め手にして、人は右と左を選ぶのでしょうか。それは、捜真でも最も大切とされているもの。書評にはフランクルの『夜と霧』もあわせて読んでみてはどうでしょうか。とありました。涙どころか胸に刺さるような情景が印象に残りました。
『神さまの』には一体何が積まれていたのでしょうか??

Life as a Journey  高三 コミュニケーション英語

Summer grass:

Ruins of the dreams

Of warriors past.

(夏草や 兵どもが 夢の跡)

高校3年生のコミュニケーション英語IIIの授業では江戸時代の俳人、松尾芭蕉に関する文章を読み、英語に翻訳された芭蕉の俳句にも触れました。そして英語の俳句や歌には「韻を踏んだり、同じ言葉を繰り返す」ことでリズムを良くしたり、それによって聞きやすくしたりする工夫がなされているということを学びました。大学の英語学でも扱われる学びです。

そこで、グループごとに自分たちが好きな英語の歌を1つ選び、その歌詞を分析し発表するという活動をしました。ここぞとばかり自分の「推し」の歌を紹介する生徒もいました。

これまで何となく聞いていた歌の歌詞を分析してから聞いてみることで、新たな発見がいろいろありました。

6月8日(火)”shishokukai”(女子校合同説明会)に捜真も参加します

“shishokukai”は、6年一貫教育のメリットを活かし、生徒一人ひとりの可能性を追求し続ける私立中学が集い、「私学の魅力」をお伝えする会です。
21年目を迎える今年は、東京·神奈川の私立女子中学34校が一堂に会し、皆様をお迎えします。

当日は個別ブースでのご相談、捜真の学校生活をお伝えできる展示をご用意します。多くの方に捜真の魅力をお伝えしたいと思っておりますので、ぜひお出かけください。

捜真の魅力を“shishoku”して味わってみてください!

私触会についてのご案内はこちらから

4月29日 オンライン神奈川全私立中学相談会 スタート!

例年4月29日に行われている「神奈川私立中学相談会」。今年はオンライン開催となりました。捜真も参加しています。4月29日から動画をご覧いただけるようになりますので、お楽しみになさってください。

神奈川全私立中学相談会のHPはこちらから

6.19 捜真クルーズ お申し込み受付を開始しました

6.19(土)の捜真クルーズのお申し込み受付を開始致しました。

10時スタートのツアーから、14時スタートのツアーまで、各回8組様限定となります。

在校生や卒業生が少人数で校内をご案内致します。ぜひ生徒の生の声をお聞きください。

 

また、急遽ですが今週末5/22に開催予定の捜真クルーズの受付枠が増加しました。

あわせてご検討ください。

お申込みはこちらより:イベント | 捜真女学校中学部(神奈川県) (mirai-compass.net)

7月10日 「私立中学・高校フェスタ2021」に参加します

7月10日に行われる「私立中学·高校フェスタ2021」の武蔵小杉会場に参加します。

ブースでの個別相談で捜真の学校生活についてなんでもご質問ください。丁寧にご説明いたします。

なお、このフェスタは完全予約入れ替え制となっています。ご予約は6月上旬から始まる予定ですが、詳しくは下記ホームページでご確認ください。

私立中高フェスタ公式HPはこちらから

 

本校のカンボジア研修が特集されました (みくに出版様「進学レーダー」)

中学受験誌「進学レーダー」に「宗教校はこんなにすごい!」特集としてご掲載いただきました。

本校のカンボジア研修の特集です。“宗教校だからこその 国際理解教育“として中山校長へのインタビューをしてくださいました。

「漫画 実録·女子校生活!」や「卒業生アンケート やっぱり大好き女子校」もまさにこの通り!と感じられる興味深い特集でした。

ぜひ皆様もお手にとってご覧ください。

http://www.mikuni-webshop.com/html/page3.html

(みくに出版様 web Shop)

       

 

図書館から本の紹介 5月15日

『ルワンダでタイ料理屋をひらく』唐渡千紗 左右社

コロナ感染拡大に伴って、国内にも海外にも旅にでることが叶わなくなっています。でも逆に、旅にでようと思っていなかったあんな国こんな国に、本の中で出会えるって結構楽しいです。
アフリカ、ルワンダ。ルワンダといえば「大虐殺」。詳しいことは知らないのに、そのフレーズが自然と口から出てきてしまいます。
日本人のシングルマザーが、タイ料理屋をルワンダで開業します。コロナ禍で起こる、現地のスタッフとのドタバタ騒動が次から次へと紹介されています。日本との文化や価値観の違いに目が回るような日々。ちょっぴり笑えちゃいます。
でも「おわりに」に書かれた「選択肢があること。それを自分で選び取れること。それは、世界の一部の人にだけ許されていることなのだと、ルワンダが教えてくれた。持って生まれた特権を、あなたはどう使うのか?誰のために使うのか?いつもルワンダが私に問うていた問いを、これからは自分で自分に問い続けるだろう。」筆者の唐渡さんが、ご自分の体験から感じた素直なこの言葉を、私たちも忘れてはいけないですね。
グローバルとは、いったい何なのだろう。眺めていないで、一歩前に進んでみよう。

捜真SDGs実行会 みんなで取り組もうSDGs!

こんにちは!

捜真SDGs実行会「みんなで取り組もうSDGs」チームです!
今回は、14番「海の豊かさを守ろう」、16番「平和と公正をみんなに」を取り上げます。

①海の豊かさを守ろう

MSCマークを知っていますか?海のエコラベルと呼ばれています。
環境や社会に配慮した養殖場で生産された水産物を表すマークです。また、水産物を加工しても、乱獲されたものと混じっていないことも示しています。
現在は、約100ヵ国で使用されており、30000品目以上の商品が登録·販売されています。

MSCマークが始まるきっかけは、1992年、カナダ東海岸での乱獲です。政府が漁を禁止し、現地では多くの漁師さんの仕事がなくなってしましました。
その時、持続可能な漁を続けるためにはどうしたらいいか、消費者がそのような水産物を選ぶにはどんな仕組みが必要か、議論が行われました。
そこで誕生したのがMSCマークです。

今、海の生き物たちの多くが、気候変動や乱獲によって絶滅の危機にさらされています。水産物を買うとき、MSCマークが付いたものを選びましょう。そして、感謝していただきましょう。海の豊かさを守る第一歩につながります。

 

②平和と公正をみんなに

世界中の人達が一緒に世界平和の実現に取り組むためには、差別されることなく、暴力を受けることなく、災害や紛争に苦しむことなく、安心で安全な生活を送り、同じ立場で公正に話し合うことが大切です。

平和で公正な世界のために、私たちができることは、一人一人の価値観を否定することなく、多様性を受け入れ合うことです。

未来から「ありがとう」を言われる世界をつくりましょう。
愛があふれる星になりますように!

中学3年生 レシテーション(暗唱)コンテストが開催されました。

中学2年生、そして審査員の方々が見守る中、二回の予選を突破した中学3年生10名によるレシテーションコンテストが行われました。

1人5分程度の本校に関わる方々のストーリーを暗唱。審査員の方々が発音だけでなく総合的な表現力を基準に審査してくださいました。優勝者は学校代表として高円宮杯に出場します。

コンテスト後には留学生による自己&自国紹介も行われました。

英語のシャワーを浴びる価値ある時間となりました。審査員を務めていただいた皆様、有難うございました。