投稿者「soshin」のアーカイブ

弦楽部 第29回全国高等学校選抜オーケストラフェスタに参加しました

弦楽部は、12月25日〜28日に東京·外苑前にある日本青年館ホールで開催された第29回全国高等学校選抜オーケストラフェスタ(通称オケフェス)に参加しました。これは、全国から80校近くの弦楽部·オーケストラ部が集まり、お互いの演奏を聴くイベントで、今年は3年ぶりに対面開催となりました。

捜真弦楽部は2日目の26日に参加し、9月の文化祭でも演奏したモーツァルト作曲の「アイネ·クライネ·ナハトムジーク」から第1·第2·第4楽章を演奏しました。他校に比べると小規模な編成の捜真の弦楽部ですが、普段の練習で培ってきた少人数ならではのまとまりを活かし、大きなホールで綺麗なハーモニーを奏でることが出来ました。

オケフェスのもう1つの目玉イベントは、選抜オーケストラ·選抜弦楽合奏による演奏です。これは、書類審査·録音審査を通過した全国の高校生が、この日のためだけのオーケストラ、弦楽オーケストラを作り、約3時間のリハーサルで曲を完成させ、お客さんの前で披露するというものです。今回も捜真弦楽部からオーケストラに高2が1名、弦楽合奏に高2が1名、高1が1名参加しました。

知り合いがほとんどいない中での演奏は緊張もあったようですが、全国から集まった高い技術を持った高校生との演奏やプロの指揮者の方からの指導はとても刺激的な経験となりました。また、本番の演奏を鑑賞した下級生も学ぶことが多かったようです。

捜真弦楽部がオケフェスに参加するのは今回が6回目になりますが、この選抜にも毎回誰かしらが参加しています。今後も日々の練習の積み重ねの結果、1人でも多くの部員にこの選抜にチャレンジしてもらえたらと思っています。

捜真弦楽部の演奏は2月ごろにYouTubeにアップされる予定ですので、機会があれば皆さまにもご紹介したいと思います。

政策アイディアコンテスト かのや100チャレ優秀賞受賞!

鹿児島県鹿屋市は、全国の中高生を対象に、鹿屋市が実際に抱える問題に対して課題解決策を提案する政策アイディアコンテストである「かのや100チャレ」を行っています。

その第9回”かのや100チャレ”で捜真生チームが優秀賞を受賞しました!
受賞は高校二年生濵谷花怜さんと高校一年生山口楓さんのチーム、その名も“Uneven Girls”。

単なるアイディアコンテストではなく、中高生からの提案をもとに鹿屋市が政策として取り入れることを視野に入れているので、「当事者目線·使命感」や「発展性」など具体的な政策としての評価がなされています。

審査員は鹿屋市副市長やふるさとPR課課長、日本政策金融公庫鹿屋支店支店長などが務め、複数のテーマが設定されます。

Uneven Girlsは「地元に帰りたくなる!!地元じゃなくても住みたくなる!!まちづくり 
~日本一住みたいまち「鹿屋」の未来をデザイン~」のテーマに対し、若者の起業支援政策を提案。かのや起業Dreamと題し、実際に起業された方へのインタビューをもとに、起業するために必要なことを満たすプログラムを考えました。


なんとUneven Girlsは全85チームで行われた予選でのテーマ別1位で本選へ。

本選においても「予選と本選ではプレゼン資料を大きく変更しているがその意図は何か」というような審査員からの鋭い質問にも「予選では提案内容につながりが見えにくかったと思うが、本選ではその点を改善し一つ一つの事柄のつながりをはっきりさせ、提案内容を明確にした」と審査員を納得させる回答をしました。

副賞として、12月24日~26日に現地鹿屋で提案内容を検証し、その成果を鹿屋市長·関係者に直接プレゼンする研修旅行が与えられました。(成果発表会in鹿屋 の様子は右記のリンクからご覧ください。https://youtu.be/NfQP7m1e8QI)

およそ半年に渡る長丁場のプロジェクトでしたが、高いモチベーションを保ち続け、最後まで粘り強く走り切りました!

Uneven Girlsのお二人、おめでとうございます!!

捜真幼稚園 見学会に行ってきました

ーー本物体験·本物学習ーー

保育進路希望者を中心とした有志捜真生が幼稚園見学に行ってきました。

「自分から働きかけるよりも子ども達からの動きを優先しましょう」とのアドバイスをいただいて、子供たちの中に自然に入ってゆくことができました。園児たちとの写真は撮影していませんが、初めは戸惑いながらも子供たちと十分に触れ合うことができました。

コロナ禍ではありますが、外部の方から直接お話を聞き、お子さん達と言葉を交わすことのできた大変貴重で実り多い時間となりました。

この見学会は東洋英和女学院大学 山下久美先生がご企画くださいました。秋に行われた進路別ガイダンスにお越しいただき、さらに実践的な取り組みとしてご協力いただいたものです。今回の見学会が捜真生の将来の道しるべとなるよう願っています。

ご協力いただいた捜真幼稚園の皆さま、そして東洋英和女学院大学 山下久美先生、誠にありがとうございました。

 

全国準優勝!ENAGEED オンラインプレゼンテーション大会

ーー捜真Vプロジェクト -何のために学ぶのか 自分には何ができるのか- ーー

全国から4,500名以上が参加したENAGEED SUMMITにて捜真女学校代表「SG☆Girls」のプレゼンテーションが全国第2位に選ばれました。

ENAGEED SUMMITは身近な気付きや問題意識から発案した課題解決のアイデア·アクションを発表するオンラインプレゼンテーション大会です。

捜真生によるプレゼンは「新!授業短期集中型プロジェクト」。

自分たちの気づきから、アンケート、最新の教育法をふまえ、
 

更には理事長の協力を得てユニークな再現映像も入れながら

新しい教育法プロジェクトを提案しました。

それらの工夫とチーム力、実行力、周囲を巻き込みながら楽しんでミッションに取り組む姿が評価され見事準優勝を勝ち取りました。

ENAGEED SUMMITへの参加は本校の総合探求「Vプロジェクト -何のために学ぶのか 自分には何ができるのか- 」の一環でもあります。選考前の10月には、2020年にも社長賞を受賞した本校のVプロジェクトの様子が取材されました。取材記事はこちらからご覧いただけます。

SG☆Girlsの皆さん、改めておめでとうございます!!

iPadで学んでます!

今年度より「Metamoji Classroom(メタモジ クラスルーム)」を導入し、ICTを活用した学習を進めています。4年生では、グループで図書室の面積をどうやって求めるか考えたり、神奈川県の伝統工芸品を調べてプレゼンしたりしています。2年生では国語「お手紙」のがまくんとかえるくんの気持ちをみんなで考えたり、3年生ではことわざ辞典を作ったり、5、6年生では算数の問題で色々な解き方を出し合ったりと、これまで以上にお互いの意見や考えをクラスで共有することができ、子どもたちが学びを深めることができるようになりました。理科や英語でも活用が進んでいます。

スクラッチやロボットを用いたプログラミング学習も進んでいます(写真はプログラミングクラブ)。

高大連携ー昭和女子大学と協定を締結しました

12月12日、昭和女子大学と本校は正式に高大連携協定を締結しました。

6学部14学科を有し、多様な学びが可能な上、近年は海外の大学の学位も同時に取得できるダブル·ディグリー·プログラムを始め数々の留学体制が整っている昭和女子大学と今まで以上に、緊密な関係を築いていきます。

●昭和女子大学HPはこちらよりご覧いただけます

●高大連携教育をはじめ、本校の進路指導·進路の学びをこちらよりご覧いただけます。

Merry Christmas!

12月21日のクリスマス礼拝をもちまして、2学期の教育活動を無事に終えることができました。今年は2年ぶりに全校児童が集い、チャペルに子どもたちの賛美の歌声が響き渡りました。1年生がページェント(降誕劇)をお捧げし、礼拝後には聖歌隊とプライマリーバンドによるミニコンサートでクリスマスをお祝いしました。

皆様のお祈りとお支えに心から感謝いたします。どうぞよいクリスマス、良いお年をお迎えください。

【PTA活動】PTAクリスマス礼拝・祝会

サッカーのワールドカップで日本代表が強豪スペインに見事な逆転勝ちを収めた12月2日。行き交う人々はどことなく軽やかな足取りのように見え、街のイルミネーションも後押しし、日本中が華やかさを増していたこの日に、捜真ではPTAクリスマス礼拝·祝会が開催されました。
一般的にクリスマスと言えば家族や恋人など大切な人と過ごす日をイメージします。新約聖書ではメシアの預言に従ってイエスがベツレヘムで誕生した「イエスの降誕」をお祝いする物語です。イエス·キリストが人々の罪を償うためにお生まれになったことを祝い、私たちに与えられた命は尊いと感謝する日です。

捜真生もクリスマスシーズンには礼拝でお話を聞き、皆で讃美歌を歌い、一年の恵みを感謝する心が養われています。
捜真のキリスト教教育は豊かな「ことば」体験によって育まれているのです。
毎日行われる礼拝は、まさにそれを体験できる貴重な時間。先生や先輩、後輩、友達から聞く日常体験記に心を揺さぶられたり、共感したり、あるいは違和感を覚えても、そのすべてに意味があり自分自身を見つめ直す時間となっている事でしょう。
その集大成となるのが、一年最後に行われるクリスマス礼拝ではないでしょうか。

保護者も生徒たちと同じ体験ができる今回のPTAクリスマス礼拝では、横山理事長、中島学院長、中山校長、藤本先生から心温まるお話を聞かせていただきました。またコーロリディアの方々の美しい讃美を聴き、一緒にキャロリングをしてクリスマスをお祝いしました。

横山理事長の捜真における三つの宝のお話。中島学院長は子育ての先輩としてご自身の失敗談を含む母親としての心構えについて。中山校長のコロナ禍を振り返る一年の総括。藤本先生のキリスト教に基づく人間の心理のお話。
どれも捜真生一人ひとりの笑顔や声を思い浮かべながらお話ししてくださっていることが伝わり、一同が会したチャペルは厳かな雰囲気に包まれ感動的な時間を過ごすことができました。
そして愛する我が子を捜真に通わせて良かったと再確認できた時間でした。

会の後にはミニバザーが開催され、ジェルキャンドルをはじめ、布リースやミニポーチ、アクリルたわしにバックチャームや鍋つかみ、スマホスタンドなど、バザー委員の皆様が一つずつ手作りされた作品を、参加者の皆様は手に取ってじっくり選ばれ、楽しそうにお買い物をされていました。保護者に混ざって中島学院長も並ばれていたのが印象的でした。
(バザーの作品については、2022.11.12掲載の「PTA活動 バザー委員会」をご覧ください)

せっかくご縁があって結ばれた捜真女学校です。保護者の皆様にはお子様が在学中にぜひ一度はこのPTAクリスマス礼拝に参列して、心洗われるひと時を過ごしていただきたいと強く思いました。
先生方のお話の内容はあまりにも尊くありがたく、限りある文章でお伝えするのには無理があるため割愛させていただきました。ご興味のある方は、来年ぜひご参列ください。

今年も残りわずかとなりました。
皆様に神様の豊かな恵みがありますように。

『いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。』

ルカによる福音書2章14節
〜クリスマス礼拝式次第より〜

(広報委員 高二)

まもなくクリスマス ―高校一年生飾り付けー

捜真では、クリスマスが近づくと校舎のあちこちにクリスマスの飾り付けがされます。その大きな特徴の1つが、各学年のフロアは各学年の生徒たちが飾り付けをするということ。毎年11月になると、各学年の二役会や奉仕委員のメンバーが中心となって準備を進めていきます。

今年の高校1年生は10月中旬から二役会を中心に準備を進めてきました。
そして、「談話コーナーにツリーを作りたい!」というある1人の生徒の提案から、談話コーナーと廊下を中心に飾り付けることに。2クラスずつに分かれ、お花紙を使ったクリスマスツリーとそのツリーのためのモールを使ったオーナメント、そして割り箸を使った星を作り廊下に飾ることになりました。
ちなみに割り箸は、かつての先輩たちが文化祭の模擬店で食品を売る際に購入して余っていたものです。コロナ禍で文化祭での模擬店がしばらく行われず眠っていたものを、今回有効活用することにしました。

11月の2回のLHRを使って、学年全員が協力して作業をし、無事飾り付けが完成しました。
「談話コーナーにツリーを」と最初に提案したときは、まさかこんなに立体的なツリーになるとは思ってもいませんでしたが、様々なアイディアと工夫のおかげでこのようなツリーになりました。また、割り箸で作った星も、見本はあくまでも参考に、1人1人が思い思いに色塗りをしたりリボンをつけたりした結果、個性豊かな作品が完成しました。

学期末で慌ただしい時期となりますが、学校のあちこちにある飾りを見て、クリスマスに向けての心の準備をしていければと思っています。

 

GTEC「奨励賞」をいただきました

捜真では毎年6月に高校1.2年生全員がGTECを受検します。
この度2年生が前年度より大幅にスコアを伸ばし、「奨励賞」を受賞しました。日頃の英語教育がこのような形で実を結んだことは、生徒にとってはもちろんですが、教員にとっても大変光栄なことであると感じています。これからも間違いを恐れず、英語を書いたり話すことで、世界へ羽ばたく一人ひとりになってほしいと心から願っています。

1月捜真クルーズのお申込み受付を開始いたしました

2023年1月14日(土)の捜真クルーズの申し込み受付を開始いたしました。

捜真クルーズでは在校生や卒業生が少人数で校内をご案内致します。捜真生の語る学校を受験生·保護者様ともじっくりと聞くことが可能です。
10時スタートのツアーから14時スタートのツアーまで各回人数限定となります。
ぜひご参加ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
お申し込みはこちらより

放送部が関東大会に出場します!

11月20日(日)、第37回神奈川県高等学校総合文化祭放送情報部門大会が行われました。

アナウンス部門に出場した高二Mさんは第4位で、来年1月に行われる関東大会に出場することとなりました。

また、高二Kさんがアナウンス部門で優秀賞、高校番組班はビデオメッセージ部門で奨励賞をいただきました。

日頃から活動を支えてくださる皆さま、応援いただきありがとうございました!

本校のパイプオルガンを紹介する放送部作品『風の調べ』をこちらからご覧いただけます。

入試説明・体験会(第五回学校説明会)の申込受付を開始いたしますー6年生限定の説明会です

1.7.(土)開催 《捜真女学校 第五回学校説明会》 の申込受付を12月7日(水)17:00より開始致します。

第五回説明会は「入試体験してみよう!」をテーマに、実際の試験会場で入試を体験できます。入試直前説明会として国語·算数の入試ポイント解説も行われます。(社会·理科のポイント解説は動画にてお届けの形となります。)入試直前の不安を安心に変える説明会です。

学校紹介「さらに知る 捜真女学校」を通じて本校に初めていらっしゃる方にも、2回目以降の方にもお楽しみいただける内容をご用意しております。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日時:2023年1月7日(土) ①9:00~11:00/②10:30~12:30
※9:00~の部と10:30~の部は同内容となります。どちらかにお申込みください。
※第五回説明会は6年生のご参加のみとさせていただきます。ご了承ください。

◆◆お申し込みはこちらより◆◆

【ことば力教育】【本物学習】高校二年生 英語ディベート

ーーことばにフォーカスした教育ーー
ーー本物体験·本物学習ーー

高2コミュニケーション英語の授業で、ディベートが行われました

テーマは、教科書で学んだ、国境なき医師団で活躍した医師貫戸朋子さんの、瀕死の男の子の酸素マスクを止めるという決断は正しかったのか。

ディベート本番までに、自分たちの側の主張ポイントや、対戦側が言ってくるであろうことを話し合い、英語で意見をまとめていきました。

教科書に書かれている一つの文をとっても、受け止め方は様々。「言わなくても通じる」「みんなそう思う」ではなく、一つ一つ、「なぜ?」を問いながら、理由や具体例を詳細に言葉で表現していく。そんな作業の大変さを味わいながら、言葉で伝え合う事の大切さを学んだ活動となりました。

下部に、生徒の感想の一部を掲載しておりますのでどうぞご覧ください。

 

【ディベートを終えて…】

·そうやって考えるのか!という新しい発見があった。
·自分達の意見を他の人に伝える楽しさをより一層、感じた。
·ちゃんと筋道立てて反論を考えるのが楽しかった。
·文章を書く力や人に伝えるための技術を身につけられたと思った。
·たくさん頭を使いながら、皆と意見を出し合えたことが楽しかった。
·正解も不正解もあり得る課題だったので、どちらか決めて意見を準備して反論するのは難しかった。インターネットで調べてもいろんな意見があった。
·チームのメンバーが、読むのが下手な私の練習にみんなで手伝ってくれたのがすごく嬉しかった。
·個人的な話ですが、このワークで今まで話す機会の少なかった人と仲良くなることもでき嬉しかったです。
·死について考えたけど、やっぱりどっちでも正しいと思うし、それぞれに正義があると思う。
·最初はグループのみんな英語ができる子で迷惑かけないか心配だったけど、グループワークをしていくうちに、助け合いながら文章考えたりして読み方も教えてもらい本番の為に沢山練習して、本番では大きな声でゆっくり話せた!
·色々な視点から物事を考えることを学んだ。
·普段は教科書を読んでそれを理解していただけだったけど、反論することで内容を深く理解することができた。
·自分たちの意見を言い合うことで、価値観とかその人の考え方がよく分かり面白かったです。
·同じ日本語でも英語に訳す時に何人かでやると違う英文になるので、わかりやすい人の文章を選び、もっと分かりやすくできるかそこでまた話し合ったりするのも楽しく、面白かったです。
·英語で会議できる私たちかっこいいと思った!もっと英語ができるようになりたい!!

【PTA活動】捜真父親の会 ロウソク再生

学校HPやパンフレット等で生徒一人ひとりが光を手にするキャンドルライトサービスの様子をご覧になったことはありますか?
この大切な行事に使用されているキャンドルが作り出されている場所に今回お邪魔いたしました。

秋晴れの土曜日、化学室に集まったのは『父親の会』のお父様たち。
このお父様たちがキャンドルを作っていらっしゃるのです。
代々の『父親の会』で少しずつ工夫を重ね、分かりやすく、作りやすくまとめられたマニュアルによって作業は進められます。
生徒たちの自然教室で利用されたロウソクを溶かし、不純物を取り除き、手作りの型で固め、校章を入れて完成させる。
その数、全校生徒·先生用で一つの行事につき約1000個、全て手作業です。

『父親の会』は「一貫校での中学卒業時に特別な思い出を添えてあげたい」という学校からの声かけで、『中3卒業を祝う会』を開催するために、約20年前に発足しました。
現在メンバーは100名程、皆様お仕事に無理の無い範囲で出来る日に短時間でも、という形で活動されており、その活動内容は多岐に渡ります。
御殿場自然教室清掃、文化祭の焼き鳥屋台、ロウソク再生、父親の会 勉強会、中3卒業を祝う会…などなど。

ここ数年はコロナ禍のため学校行事も縮小され、『父親の会』の活動もできず、行事予定の急変にも臨機応変に対応して来ましたが、行事のブランクにより伝統の技の継承機会が不足したまま進んでいる状況です。その不足の部分を父親の会OB『サマリア会』の皆様から様々なサポート頂きながら乗り越えて来ました。
時には真剣に、時には和気あいあいと作業をしていらっしゃいました。
今年度は活動が少しずつ再開され、これから徐々に盛り上がっていく予定です。

コロナ禍入学で父親の会に入りそびれてしまったお父様方、ご興味のある方は是非一度活動を見学されてみてはいかがでしょうか?いつでも新規加入大歓迎です!
『父親の会』はお嬢様の学校生活の思い出作りに関わり、ご家庭での会話がまた一段と広がればと想いを馳せています!

最後に、父親の会代表からお嬢様たちへのメッセージです…
「お父さんたちはすんごい頑張っています!皆様がお休みの時に、コソコソ、ヒソヒソと影になり日向になり、まさに『縁の下の力持ち』です!」
(広報委員 高一·中3)

感謝祭礼拝が行われました

11月の第四木曜日はアメリカのニューイングランド開拓に由来する感謝祭(Thanksgiving Day)です。

捜真では毎年感謝祭礼拝を守り、全校から集めた献品を「寿地区センター」および「社会福祉法人 恵和」にお送りしています。

また、この礼拝は、毎年中学2年生がVプロジェクトの一環で実施する寿町炊き出しボランティアについての報告の時でもあります。(寿町炊き出しボランティアの様子はこちらより)

今年も中学2年生が炊き出しで感じたこと、自分の気づきなどについて語りました。
全校から集めた献品は炊き出しの食事などに用いられます。

献品へのご協力に感謝申し上げます。

放送部作品『風の調べ』ー本校のパイプオルガンを紹介しています

捜真女学校放送部が第69回NHK杯全国放送コンテスト全国大会にて、テレビドキュメント部門は制作奨励賞をいただきました。

今年度は、捜真のチャペルに置かれているパイプオルガンをテーマに、捜真のパイプオルガンの歴史や、捜真ならではの仕組みに焦点を当てて作品を作り上げました。

この作品を通して、捜真のパイプオルガンが奏でる”風の調べ”をご堪能ください!


《 動画はこちらより 

博物館見学と東京班別研修

ーー本物体験·本物学習ーー

高校1年生が博物館見学と東京班別研修に出かけました。

午前中は、上野にある東京国立博物館に見学に行きました。はじめに博物館のスタッフから、博物館の楽しみ方を具体的に教えていただき、その後自由に見学の時間をとりました。
現在開催されている、一般では入場券を購入することも困難な国宝展にも学年全員で入ることができました。埴輪や八橋蒔絵螺鈿硯箱など、あらかじめ国語の授業で触れていた作品を実際見ることが出来たのは貴重な経験になりました。普段はあまり開放されていない表慶館で開催されている「150年後の国宝展」を楽しんだ人もいたようです。

その後グループに分かれ、午後は班別研修を行いました。事前にグループごとに行程を決め、浅草·東京スカイツリー·新大久保といった東京名所を楽しみました。混雑や電車の遅延で計画通りとはいかなかったグループもありましたが、その中でも臨機応変に対応し、無事に全グループが研修を終えることが出来ました。

【PTA活動】キリ研聖書研究会 ~子育てと聖書~

のどかで秋麗なこの日、第3回目の聖書研究会が開催されました。

はじめに讃美歌5番「ガリラヤの風かおる丘で」を歌いました。この讃美歌は、3年ぶりに実施された自然教室で中学3年生が歌った讃美歌ということです。現在の中学3年生は、中学入学後初めての自然教室で歌った嬉しさからか、バスの中で小さな声で歌い、ハーモニーを奏でる程というエピソードを教えていただき、心が温かくなる思いでした。

今回の聖書箇所はマタイによる福音書から「イエス様が教えられた祈り」でした。この主の祈りは小学生から高校生までお祈りのときには必ず触れる祈りです。
中島学院長からお祈りは誰のために祈るのか、という問いかけがありました。この「主の祈り」の主語が『わたしたち、我ら』というところから、自分のことだけではなく皆のことを祈っているということ、そして捜真生は繰り返し繰り返し、この祈りを捧げていることから、他者を思いやる心が身にしみているということをあらためて感じました。

また、全校修養会の様子もお話いただきました。学年ごと講師としてお招きした牧師先生方によりお話をしていただいたそうです。
一人ひとりの価値、一人ひとりの命は尊いものであるので、人から否定されたり自分で自分を否定したくなったりするときがあっても私たちが気にしないといけないのは神様の目である、という共通したメッセージを教えていただけたそうです。

そして、コロナの影響でなんだか不安だったり、人間関係の構築がうまくいかなかったり、子どもが何らか課題を抱えている場合の子育てのアドバイスもいただきました。
10代の目標は家族以外の人との良好な関係を築くことであり、親は先回りして対応したり、注意したり、なぜできないのか、何があったのか聞き出すのではなく、傾聴·共感し、子どもが不安そうだったら、手をつないだり、ぎゅっとしたりすることが大切ということです。
これは、修養会での牧師先生のお話の内容とあわせ、子育てを振り返る大切なお言葉となりました。
(広報委員 中1)

主の祈り
(マタイによる福音書6章8節〜13節、ルカによる福音書11章2~4節参照)
天にまします我らの父よ、
ねがわくは み名をあがめさせたまえ。
み国を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らがゆるすがごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。
国とちからと栄えとは、限りなく汝のものなればなり。アーメン。

聖書研究会では、より理解を深めたい方へ以下写真のとおり書籍の貸出もしています。