高等学部ソフトボール部、東日本大会出場決定!!
2018.11.14
Soshin Jogakko
11月3日から2週にわたって開催された神奈川県高等学校女子ソフトボール新人大会で、捜真高等学部ソフトボール部がベスト4に入り、来年3月末に開催される第49回東日本高等学校女子ソフトボール大会への出場権を獲得しました。捜真女学校高等学部ソフトボール部の東日本大会への出場は、1980年の第10回大会以来、実に39年ぶり2回目という快挙達成です。
9月に行われた県強化指定校研修会でシード権を獲得して臨んだ今大会でしたが、抽選の結果、捜真にとっては初戦から侮れない相手が続く厳しい組み合わせとなりました。また、今大会は優勝チームには全国選抜大会の出場権が与えられる他、東日本大会が神奈川県開催で上位6校にまで東日本大会出場権が与えられることになっていたため、県内強豪校のモチベーションも高く、最後まで熾烈な戦いが続くことが予想されました。
11月4日、初戦となった2回戦で横浜地区のライバル白鵬女子高を9対2のコールドで退けた捜真は、3回戦では県私学大会新人戦で苦杯を喫した名門湘南学院と対戦しました。湘南学院のバッテリー·内野守備陣と上位打線はすばらしく、小雨の降る中始まった試合では、初回にあっという間に4点を奪われる厳しい展開となりました。しかし、3回に一年生4番打者の2点適時打で追い上げると、5回には集中打と相手の失策も重なり一挙5点を奪って逆転し、7対4で勝利を収めました。
11月10日、勝利した方が東日本大会の出場を決定する試合となった準々決勝では、同じ第4シードの大和高校と対戦しました。両チームの投手が好投し、息詰まる投手戦となったこの試合、5回に9番打者の二塁打をきっかけに捜真が先制点をあげ、さらに7回表に5番打者の2点適時打でダメ押し、最終回の大和高の反撃を1点に抑えて逃げ切り、ベスト4進出を決めました。続いて行われた準決勝では、優勝候補の光明相模原高校に0対2で惜敗し、また3位決定戦でも向上高校に敗れましたが、堂々の県大会4位入賞を果たし、神奈川県代表として東日本大会に出場することになりました。
捜真は、中高一貫の女子校で練習時間も限られている中、このような成績を上げた選手たちの頑張りは本当に見事でした。また、保護者、学校関係者、OGの御協力と応援、そして練習試合などを通じて切磋琢磨してきた神奈川県内のチームの支えがあっての東日本大会出場権獲得だと、チーム関係者一同感謝しています。東日本大会は来年3月27日から小田原市を会場にして開催されます。是非とも応援よろしくお願い致します。
(顧問 内山)
【神奈川県高等学校新人大会 捜真戦績】
2回戦 捜 真 9-2 白鵬女子
3回戦 捜 真 7-4 湘南学院
準々決勝 捜 真 3-1 大 和
準決勝 捜 真 0-2 光明相模原
三位決定戦 捜 真 0―3 向 上