高二 聖書 「パウロの言葉からLGBTQについて考える」
2020.2.13
Soshin Jogakko
パウロは教会に宛てた手紙の中で同性愛を否定していますが、現代の私達は彼の言葉をそのまま理解して良いのでしょうか。これはアメリカ社会を二分するテーマでもあります。
もしトランスジェンダーの生徒が捜真への入学を希望したら、あなたならどうするか。学校経営者になったつもりで対応を検討しなさい、というのがこの授業の課題です。
戸籍性が男性、自認性が女性の入学について、さまざまな角度から考え、賛成というグループも、反対というグループもありました。結論として出された意見をいくつかご紹介します。
·キリスト教教育の捜真だからこそ、マイノリティを理解、受容できると思う。
·抵抗なく意見が一致できていればよいが、在校生に一人でも反対者がいるのであれば慎重であるべき。なぜなら、「女子校」という看板の下に入学してきた生徒が在学しているのだから。
·その子が選んだ道を支えていくのが、私達の道。
·時代は受容するのが当たり前。身近にいればこそ理解が深まる。
·設備などのハード面を分けること自体、相手を同性と認めていないことになるのではないか。