礼拝メッセージ 8月24日
2020.8.20
Soshin Jogakko
先週8月18日から学校生活が再開され、1学期の期末試験が行われました。
毎日行われている礼拝のメッセージをご紹介していきます。今日は先日の中1、中2放送礼拝のメッセージです。
「いのちのみことば」 中2担任 小澤淑恵
こちらから讃美歌501番「いのちのみことば」を聞くことができます
【聖書】ヨハネによる福音書 第1章1節~3節
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。 3万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。
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英語科中2担当の小澤です。中1の皆さん、初めまして。中1と中2の英語のテストが昨日ありましたが、いかがでしたか。これからどう勉強していけばいいのかが分かったのではないでしょうか。とにかく聞いて聞いて聞いて、音読して、暗唱して、正しい英語を体に覚えさせましょう。
私たちが日本語を話せるようになったのも、何度も何度も日本語を聞いて、真似をするうちに、いつの間にかできるようになったのです。英語でも同じです。ただし、英語をあえて使わなくても生活できる環境にいるので、英語を覚えるためには、意識してたくさん聞かなければいけません。
ずいぶん前に、ラジオのインタビューで、ある大物実力派歌手が話していたエピソードが大変印象に残っています。その方は著名な作曲家の先生に弟子入りして歌を学んだのですが、手本となる音源(レコードの1曲)を100回聞きなさい、という指示を受けたそうです。途中で歌ってはいけない、聞き流してはいけない、注意して100回聞いた後で、初めて自分で歌う、という教えだったそうです。その結果、息づかいから発声、リズム等、歌の全てにおいて、大きな学びとなったそうです。
初めて捜真で中1を担任したとき、「捜真生はいつから捜真生らしくなるのだろう」と、興味を持って観察したことがあります。それぞれ別々の小学校から入学してきた新入生たちですが、5月の半ば過ぎてくらいから捜真の雰囲気が出てきました。どうしてだろう、とずっと考えているのですが、きっと、100回まではいかなくとも、それくらい多く、毎日の礼拝や授業やホームルームで、聖書の御言葉を聞き続けていたからではないか、と思いました。
人は言葉でできています。あなたの言葉があなたの考え方をつくります。正しい英語をたくさん聞きましょう。美しい日本語を使いましょう。新しい言葉をたくさん学びましょう。そして何よりも、聖書の「いのちのみことば」を毎日心に入れましょう。