図書館から本の紹介 1月16日

2021.1.16

Soshin Jogakko

新しい年を迎えました。
今年も気になる本の紹介をしていきます。
冬休み中、図書館からたくさんの本を借りて家で読みました。その中で88歳の父も読んで、涙が
止まらなかったという本を紹介します。
みなさんもよくご存じの本です。

『あらしのよるに』きむらゆういち 小学館

アニメや映画、教科書にも載っている有名なお話です。絵本の第一作『あらしのよるに』は1994年、今から25年ほど前に出版されました。一時は書店にずらりと並びテレビを通してお茶の間でも話題になりました。今回は絵本ではなく、単行本をおすすめします。
今年のお正月に父が読んで、びっくりするほどのめり込み、一気に読んだと聞いてこのお話の魅力を再確認しました。
喰うか喰われるかの宿命を持つ「オオカミ」と「ヤギ」。しかしその関係を乗り越えて「友達」となり、一緒に暮らすことのできる「緑の森」を目指す。
結末は本を読んでいただきたいのですが(単行本には結末が書いてあります)、このお話がどの世代の人にも、どの時代にも必要だということをみなさんにお伝えしたいです。
命と心を震わせて生きていく人生に出会ってほしいな。

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