創立135年記念事業 スタインウェイ社グランドピアノ オーバーホール
2021.11.9
Soshin Jogakko
今年度は創立135周年記念事業として、チャペル周りの整備を行っていますが、その中の一環として夏休みにグランドピアノのオーバーホールが行われました。
捜真のチャペルにあるグランドピアノは創立100周年記念の際パイプオルガンと共に購入されたスタインウェイ社製フルコンサートD型と呼ばれるもので、大きなコンサートホールに設置されるような種類のグランドピアノです。
式典や芸術鑑賞会、チャペルコンサートなどの時にはその美しい音色をチャペルに響かせて私達の耳を楽しませてくれていますが、35年という年月の中で外観には大きな傷がついたりしていました。
今回のオーバーホールでは鍵盤を全部取り外し、弦やハンマーをすべて取り換えて調整をし、外観の傷を治して磨き上げる事で、まるで新しいピアノの様に生まれ変わりました。
これから先30年、40年とチャペルの空間や響きと共にその音色を深めていくために、とても大切なメンテナンスを行う事が許されたことを神様と日ごろお支え下さっている皆様に感謝いたします。