【PTA活動】お別れ会

2023.3.14

Soshin Jogakko

3月3日、穏やかな春の日に、PTAキリスト教教育研究会(以後キリ研)によります、三月例会·高三保護者の皆さまとの「お別れ会」が開催されました。

 

開会の前にキリ研委員長、副委員長にお話を伺いました。「キリ研では昨年末からこの日のために準備を進めてきました。保護者の皆さまは捜真での6年間で、横だけでなく縦の繋がりも、部活動やPTA活動を通じて育まれてきたかと思います。ですので、お世話になった高三保護者の皆さまの卒業は寂しくもあるのですが、感謝とお祝いの気持ちを伝えたい。また、これからも縦の繋がりを大切にしていけるよう、いろいろな学年の保護者の皆さまの交流の場にしてもらいたい。」とのことでした。

中島学院長、横山理事長からは「親の子どもへの愛」のお話がありました。中島学院長が「私たちは聖書の言葉に励まされて、大きな波を乗り越えていきます。いつか残していかなければならない子どもが、どうやって生きて行くのか。神様が私たちの愛する子どもを守ってくださると感じられれば、私たちは安堵できる。」とお話ししてくださったことは、特に心に深く感じました。横山理事長がご紹介くださいました『ナゲキバト』という本は近いうちに必ず読んでみようと思います。

みんなで斉唱した校歌や讃美歌は千葉ホールに響き、高三保護者の皆さまからは卒業に際してのお気持ちや捜真でのエピソードをたくさんお聞きしました。会の終了後、「今日は捜真女学校での生活を振り返り様々なことを思い出しました。このような会を開いてくださったことに感謝いたします。」、「中島学院長、中山校長から直接手渡しで記念品をいただいた瞬間は、思いがぐっと胸に込み上げてきました。」との感想をいただきました。皆さまから感じる共通のイメージは『あたたかい捜真』でした。

卒業生保護者は、「ベタニア会」という卒業生保護者の会に入会することで、キリ研の聖書研究会や、ベタニア会のクリスマス祝会に参加できるとのことです。卒業後も捜真を訪れて、先生方の愛あふれるお話をお聞きできるのはとても素敵なことだと思いました。

キリ研の行事はとても敷居の高いところというイメージがあり、PTAから案内をいただいてもなかなか参加する勇気が出なかったのですが、クラス委員をした今年度は数回行事に参加して、そのイメージはすっかり変わりました。先生方のトークに感動し、時にクスッと笑い、日々の生活の支えになるお話を伺えます。お祈りの言葉を聞いていると不思議なほど敬虔な気持ちになります。子どもたちは毎日、この礼拝を守り、優しく逞しく成長していくのですね。

(広報委員 中3)

〈コリントの信徒への手紙ニ 4章8節〜9節〉
わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てず、打ち倒されても滅ぼされない。

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