戦後80年を覚えて
2025.5.31
Soshin Primary School
5月29日は横浜大空襲の日。捜真小では毎年当時のことを知る方をお招きしてお話を伺い、全学年で平和学習を行なっています。戦後80年となる今年は、川崎折鶴の会会長、森政忠雄さんをお招きして、お話を伺いました。川崎市折鶴の会は市内在住の原爆被爆者団体として被爆者の生活向上、核兵器廃絶に寄与することを目的に、1965年に設立されました。森政さんは被爆者のお一人として、ご自身の体験を伝える語り部としても活動されています。
なぜアメリカとの戦争になったのか、なぜ原爆がおとされたのか、何が起きたかも分からず呆然と立ち尽くす人々の姿、、、一つ一つのお話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
「水がほしいと言っていた人たちに、せめて一杯の水をのませてあげるべきだったのではないかと、今でも思うことがあります」
「戦争のない世界平和を実現するために、知識と、冷静な判断力、そして互いに理解し合う思いやりの精神を身につけてください」
「過ちは繰り返しませんから。この言葉を絶対に忘れないでください」
私たちに託された思いを次の世代へと繋げ、平和が実現されるように、学び、祈り続けます。