高1 音楽 パイプオルガン見学

2020.2.27

Soshin Jogakko

高1の音楽の授業では、チャペルのパイプオルガンの見学をします。

一般的にホールに設置してあるパイプオルガンは、鍵盤の周辺に集まって間近で見るのがオルガン見学会ですが、捜真のパイプオルガンは、製作者の許可を得て、オルガンの裏側に入って見学できます。

パイプオルガンは、設置するホールの大きさやそこで歌う人の数などを計算して造られる「オーダーメイド」。全てが手作りで、鍵盤からパイプにつながるところも手作業で調整してあること、フランスには大切にされてきたおかげで500年前に造られたパイプオルガンが、今もなお現役であることなどの説明を受けると、それまで興奮気味だった生徒の顔が引き締まっていきます。

パイプオルガンの裏側は、人が一人ようやく通れるくらいの幅です。生徒が裏側に行くと、音が鳴る時の様子が分かるようにと、音楽の先生がオルガンを弾き始めました。企業秘密なので、絶対にSNSにアップしないことを条件に写真や動画の撮影も許されています。音が鳴る時と鳴らない時の違いを動画に収める生徒も多くいました。

こうして、オルガンへの特別な思いが育っていきます。「捜真生」になる瞬間です。

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