3学期はお箏の季節です
2018.2.7
Soshin Jogakko
3学期になると捜真女学校の中学1年生はお箏(こと)の実習を行います。
お箏の簡単な歴史や部位の名前、楽譜の読み方や演奏の仕方等を事前学習で学んだうえで、2週に渡って実習を行います。3人で1面ずつのお箏を前にして交替で実際に演奏し、全員が「さくらさくら」を演奏出来るようになります。授業には1年間、選択授業でお箏のクラスを履修した高三の先輩たちも手伝いに来てくれました。日本に古くから伝わるお箏で「さくらさくら」を演奏することで、「礼に始まり礼に終わる」お作法と精神を感じ取る感性が刺激されたでしょうか。
また、捜真小学校の4年生もお箏の体験をしに女学校の音楽室を訪れ、更にオーストラリアから短期留学のプログラムで捜真を訪れていた6人の研修生たちもお箏を体験し、お箏の音が絶えない日本らしい数週間となりました。(芸術科)