【PTA活動】キリ研聖書研究会 ~子育てと聖書~
2022.11.29
Soshin Jogakko
のどかで秋麗なこの日、第3回目の聖書研究会が開催されました。
はじめに讃美歌5番「ガリラヤの風かおる丘で」を歌いました。この讃美歌は、3年ぶりに実施された自然教室で中学3年生が歌った讃美歌ということです。現在の中学3年生は、中学入学後初めての自然教室で歌った嬉しさからか、バスの中で小さな声で歌い、ハーモニーを奏でる程というエピソードを教えていただき、心が温かくなる思いでした。
今回の聖書箇所はマタイによる福音書から「イエス様が教えられた祈り」でした。この主の祈りは小学生から高校生までお祈りのときには必ず触れる祈りです。
中島学院長からお祈りは誰のために祈るのか、という問いかけがありました。この「主の祈り」の主語が『わたしたち、我ら』というところから、自分のことだけではなく皆のことを祈っているということ、そして捜真生は繰り返し繰り返し、この祈りを捧げていることから、他者を思いやる心が身にしみているということをあらためて感じました。
また、全校修養会の様子もお話いただきました。学年ごと講師としてお招きした牧師先生方によりお話をしていただいたそうです。
一人ひとりの価値、一人ひとりの命は尊いものであるので、人から否定されたり自分で自分を否定したくなったりするときがあっても私たちが気にしないといけないのは神様の目である、という共通したメッセージを教えていただけたそうです。
そして、コロナの影響でなんだか不安だったり、人間関係の構築がうまくいかなかったり、子どもが何らか課題を抱えている場合の子育てのアドバイスもいただきました。
10代の目標は家族以外の人との良好な関係を築くことであり、親は先回りして対応したり、注意したり、なぜできないのか、何があったのか聞き出すのではなく、傾聴·共感し、子どもが不安そうだったら、手をつないだり、ぎゅっとしたりすることが大切ということです。
これは、修養会での牧師先生のお話の内容とあわせ、子育てを振り返る大切なお言葉となりました。
(広報委員 中1)
主の祈り
(マタイによる福音書6章8節〜13節、ルカによる福音書11章2~4節参照)
天にまします我らの父よ、
ねがわくは み名をあがめさせたまえ。
み国を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らがゆるすがごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。
国とちからと栄えとは、限りなく汝のものなればなり。アーメン。
聖書研究会では、より理解を深めたい方へ以下写真のとおり書籍の貸出もしています。