5月1日(金)礼拝メッセージ

2020.5.1

Soshin Jogakko

こんな時だからこそ

こちらで讃美歌7番をきくことができます

中2担任 千葉 眞智子

【聖書】フィリピの信徒への手紙4章6節7節

どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト·イエスによって守るでしょう。

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今日の聖書個所「あらゆる人知を超える神の平和」は今年度の学院聖句です。

上級生はご存じの通り、チャペルの正面にはその年の学院聖句が掲げられています。毎年、温かみのある書体で書かれた聖句を眺めながら、そこに込められた意味を考えるのが、4月の私の楽しみの一つです。

 

新型コロナウィルスの感染拡大が騒がれる中、この聖句は私たちになげかけています。人間の人知を超えた未知のウィルスとの戦い。「本当に終息するのだろうか?」「この先どうなるのだろうか···」思い煩いは尽きません。

でもこの聖句は教えてくれます。

思い煩うことをやめて、どんなことでも神様に感謝して祈るようにと···そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えを守ると···。

実は、学院聖句は前年度の2学期末には決められます。昨年度の2学期末といえば、まだ新型コロナウィルスの存在すら知らなかった頃です。

その時点で今年度の聖句としてこの箇所が与えられていたのです。なんということでしょう。神さまの愛、守られていることを強く感じずにはいられません。

先日、久しぶりにチャペルに入りました。パイプオルガンは皆さんと一緒に讃美できず、寂しそうにみえました。皆さんと一緒に礼拝できる日を心待ちにしているように感じました。

中学1年生の皆さん、捜真のチャペルでの礼拝は素晴らしい時間です。どうぞ、チャペルで礼拝を受ける時を楽しみに待っていてください。

上級生の皆さん、チャペルが、パイプオルガンが静かに皆さんを待ってましたよ。また一緒に礼拝を守りましょう。

こんな時だからこそ、思い煩うことなく、感謝を込めて祈りと願いをささげて、神さまを信頼して今日も元気に過ごしてください。

 

 

 

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