チャペル ステンドグラス「神の心あらわれて」

2021.1.9

Soshin Jogakko

皆様、明けましておめでとうございます。

さて、高等学部3年生の卒業記念品としてチャペルにステンドグラスの設置を計画していることは、すでに『学院報』などでお知らせいたしました。第71回卒業生(2018年度)から始まり、第72回生(2019年度)も加わってくださり、今後も長くかかる予定です。この両学年の卒業生の皆様にはすでにお話し申し上げました通り、学年ごとに1枚というのではなく、いずれ完成する11枚全体をその間の卒業生からご寄贈いただくという考え方で進めております。

テーマは校歌「神の心」です。2019年は山手34番で校歌が誕生して110年目、2020年は山手からこの中丸の丘に移転して110年目になるのを記念したいと考え、始まった計画です。全体のタイトルは「神の心あらわれて」とし、1枚ずつそれぞれに校歌の歌詞から題をつけることにいたしました。

その最初の2枚の設置が昨年末に行われました。後ろ扉から入って正面の十字架の作品を「神のやどりのしるしなるらん」、その隣を「富士の高嶺のかどべにま白く」といたしました。後者には富士山と110年前に山手から中丸に移植した藤棚が入っています。

実はいつかチャペルにステンドグラスをという話を私が最初に伺ったのは、数十年前、当時の理事長千葉勇先生と校長日野綾子先生からでした。それが今若い卒業生たちの卒業記念品として実現に着手できたのは嬉しい限りです。誠にありがとうございます。心から御礼を申し上げます。いずれコロナ禍が収束いたしましたら、皆様にぜひご覧いただきたいと存じます。

最後になりましたが、新しい年も皆様のご健康が守られ、神様の祝福が豊かに注がれますよう、お祈りいたします。

学院長 中島 昭子

神のやどりのしるしなるらん

富士の高嶺のかどべにま白く

 

 

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