【PTA活動】PTAクリスマス礼拝・祝会

2022.12.20

Soshin Jogakko

サッカーのワールドカップで日本代表が強豪スペインに見事な逆転勝ちを収めた12月2日。行き交う人々はどことなく軽やかな足取りのように見え、街のイルミネーションも後押しし、日本中が華やかさを増していたこの日に、捜真ではPTAクリスマス礼拝·祝会が開催されました。
一般的にクリスマスと言えば家族や恋人など大切な人と過ごす日をイメージします。新約聖書ではメシアの預言に従ってイエスがベツレヘムで誕生した「イエスの降誕」をお祝いする物語です。イエス·キリストが人々の罪を償うためにお生まれになったことを祝い、私たちに与えられた命は尊いと感謝する日です。

捜真生もクリスマスシーズンには礼拝でお話を聞き、皆で讃美歌を歌い、一年の恵みを感謝する心が養われています。
捜真のキリスト教教育は豊かな「ことば」体験によって育まれているのです。
毎日行われる礼拝は、まさにそれを体験できる貴重な時間。先生や先輩、後輩、友達から聞く日常体験記に心を揺さぶられたり、共感したり、あるいは違和感を覚えても、そのすべてに意味があり自分自身を見つめ直す時間となっている事でしょう。
その集大成となるのが、一年最後に行われるクリスマス礼拝ではないでしょうか。

保護者も生徒たちと同じ体験ができる今回のPTAクリスマス礼拝では、横山理事長、中島学院長、中山校長、藤本先生から心温まるお話を聞かせていただきました。またコーロリディアの方々の美しい讃美を聴き、一緒にキャロリングをしてクリスマスをお祝いしました。

横山理事長の捜真における三つの宝のお話。中島学院長は子育ての先輩としてご自身の失敗談を含む母親としての心構えについて。中山校長のコロナ禍を振り返る一年の総括。藤本先生のキリスト教に基づく人間の心理のお話。
どれも捜真生一人ひとりの笑顔や声を思い浮かべながらお話ししてくださっていることが伝わり、一同が会したチャペルは厳かな雰囲気に包まれ感動的な時間を過ごすことができました。
そして愛する我が子を捜真に通わせて良かったと再確認できた時間でした。

会の後にはミニバザーが開催され、ジェルキャンドルをはじめ、布リースやミニポーチ、アクリルたわしにバックチャームや鍋つかみ、スマホスタンドなど、バザー委員の皆様が一つずつ手作りされた作品を、参加者の皆様は手に取ってじっくり選ばれ、楽しそうにお買い物をされていました。保護者に混ざって中島学院長も並ばれていたのが印象的でした。
(バザーの作品については、2022.11.12掲載の「PTA活動 バザー委員会」をご覧ください)

せっかくご縁があって結ばれた捜真女学校です。保護者の皆様にはお子様が在学中にぜひ一度はこのPTAクリスマス礼拝に参列して、心洗われるひと時を過ごしていただきたいと強く思いました。
先生方のお話の内容はあまりにも尊くありがたく、限りある文章でお伝えするのには無理があるため割愛させていただきました。ご興味のある方は、来年ぜひご参列ください。

今年も残りわずかとなりました。
皆様に神様の豊かな恵みがありますように。

『いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。』

ルカによる福音書2章14節
〜クリスマス礼拝式次第より〜

(広報委員 高二)

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