【PTA活動】バザー委員会活動紹介・横山理事長インタビュー

2022.9.15

Soshin Jogakko

夏休み明けすぐの火曜日、バザー委員会の活動は、捜真祭に向け仕上げの段階に入っていました。捜真祭で販売される作品はほぼできあがっていて、この日は、最後のラッピングや作品のポップ作りが行われ、準備万端整った様子でした。

一つひとつ、丁寧に大切につくられた品々です。委員会の皆様が、愛おしそうに扱っていて、想いいれが伝わってきました。写真を撮らせていただいたり、お話を聞かせていただいたりする時には、忙しい手を止めて対応してくださり、そんな皆様の優しいお人柄があふれる品々です。

その中の一つに、代々製作されてきた『捜真人形』があります。門外不出の秘伝のレシピで作られる、かわいらしい捜真生の制服姿のお人形です。細かい型紙と難解な作り方のため、捜真バザー委員経験者の「ばあやの会」の皆様の強力なサポートのもと、一体ずつ慎重に組み立てられていきます。お手製の櫛で丁寧に髪をとかし、捜真祭への出発準備は静かに整えられていました。「大事な娘をお嫁に出す時のような気持ちです。」との言葉に、胸が熱くなりました。

そして、横山理事長が、毎年この『捜真人形』を自らお買い上げくださり、理事長室には歴代の捜真人形が飾られているとお聞きしました。今回、横山理事長へのインタビューが叶い、お話を伺うことができました

普段は棚の中に飾られているそうですが、この日はテーブルの上に並べてくださいました。「同じ型紙から作られているのに、一つひとつみんな表情や雰囲気がそれぞれ違い、本当にどれもかわいらしく、生徒と同じように大事にしています。この2年間は、コロナの影響で、捜真祭は例年通りには開催されなかったため、お人形の販売もなく、特別に製作された一体ずつのみなのですよ。マスクをしたお人形の姿に、今は一番思い入れがあります。10年後にこのお人形を見たら、大変な時代があったなぁときっと今の様子を思い出します…。今日は、ひとつずつお顔を見ながら楽しみながら、また棚にしまいますね。」とおっしゃる横山理事長のお言葉に、生徒への温かい想いを感じ、ありがたく思いました。

捜真人形も着ている正制服は、「戦後の物資不足の中で少ない生地でできる制服、そのような時代にどのような場面でも恥ずかしくないきちんとした品位を保てる制服、という想いが込められているのですよ。」とも伺いました。この制服は、脈々とつないできたこの想いを纏う本当に大切なものなのだと感じました。

捜真祭は、9/22(木)·23(金)に開催されます。ぜひ、バザー委員会の皆様の作品や捜真人形に会いに来てください。

※ 生徒·保護者等以外の方の、捜真祭への来場は、事前予約制となっております。
(広報委員 中3)

 

PTAではバザー品、捜真グッズ等の販売で捜真祭に参加いたします。
◆201教室 バザー委員 手作り手芸品、バザー提供品 販売
◆中1C教室 広報委員会 校章入りどら焼き·お饅頭、校章入りタオル、クリアファイル、デリバッグ 販売
◆ピロティ キリ研委員会 ペットボトル飲料、デリバッグ 販売

素敵な手作り品、捜真グッズなどを取り揃えて、お待ちしております。
今年度、新しく販売しているデリバッグも見に来てください。使いやすいと評判です。
ぜひ、お立ち寄りください。※ エコバッグ、小銭をご用意ください

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