ごあいさつ

ごあいさつ

愛の心の教育 〜優しく、たくましく〜

捜真学院は、「自己の能力を最善に伸ばし、自分を愛するように隣人を愛し、感謝をもって奉仕できる人格を育成する」というキリスト教に基づく教育方針にしたがって、1886(明治19)年の創立以来、聖書を土台とする「愛の心の教育」を続けてまいりました。

教育は児童·生徒の将来、社会の未来を見据えて行われるものであります。特に、今21世紀の教育に求められているのは「優しく、たくましい人」の育成であると考えています。それは「社会の中で、世界の中で、だれに対してもキリストの教えられた愛の行いができる優しい人、社会が変化しても、どのような環境におかれても、世界のどこに行っても、聖書の言葉を胸に、神様の導きを信じてひるまず前に進むことができるたくましい人」という意味です。

そのために捜真学院では、神様からお預かりした児童·生徒一人ひとりが充実した人生を送るのに必要な知識、学力、そして「愛の心」を育むよう指導しております。礼拝や修養会はもとより、各教科の学習、クラブ活動、ボランティア活動、行事、研修などを通して、児童·生徒が知識を深め視野を広げ、生きる目的と学ぶ意味をしっかりと考えることのできる学校でありたいと願っています。また、将来さまざまな場所で、優しくたくましい善き働き人となるよう祈りつつ、心を込めて日々の教育にあたっております。

学院長中島 昭子

「成長させてくださるのは神です」

わたしは植え、アポロは水を注いだ。
しかし成長させてくださったのは神です

〜コリントの信徒への手紙Ⅰ 3:6〜

1886年、初代校長のアメリカ人、シャーロット·ブラウン先生が、横浜山手の地に女子教育の為の私塾を開きました。それが本校の130年を超える歩みの始まりです。その後生徒数は年々増加し、1910年に現在の中丸に学校を移転しましたが、戦争中には、学校存亡の危機に見舞われた時もありました。しかし、当時の捜真に関わる全ての方たちの懸命な努力と祈りに支えられ、本校はその困難を乗り越えて大きく成長し、今日に至っています。

ブラウン先生により蒔かれた一粒の種に、私たちは先人と共に水を注いできましたが、何より大きく成長させてくださったのは神様です。それは捜真は「神様の愛の学校」だからです。この「神様の真の愛の教え」は、捜真にある教職員の心の中はもとより、授業·礼拝·クラブ活動·学校行事などすべての学校生活の中にあります。ですからこの教えは在籍する児童·生徒達だけでなく、保護者の皆様にも伝わって、「捜真」という温かく思いやりに満ちた大きなファミリーが形成されているのです。その中で穏やかに守られ時間を過ごした児童·生徒たちは、一人一人が高い知性と教養を身につけ、神様から与えられた各自の使命を果たす為に、卒業後も更なる努力を積んでいくのです。それが、本校が横浜の伝統ある名門校として高く評価されているゆえんです。

いま、学校教育を取り巻く環境は、規制緩和と競争原理という名のもとに、大変厳しい状況にあります。しかし、私たちは決してうろたえることなく、本校教育の原点である建学の精神に立ち返り、「成長させてくださる神様」と共に、未来に向かって更なる歩みを進めて参りたいと思っています。

理事長横山 茂